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[基礎]特別なフィールドを確認する

はじめに

 フィールドは開発者が任意に作ることが出来ますが、あらかじめ性質が決まった「特別なフィールド」も存在します。これらを駆使すると、より高度なプログラムを開発できるかもしれません。また知識不足により想像しなかった事象に振り回される ... なんてことが減るかもしれませんね。

 今回は、どのような特別なフィールドがあるのか、ざっと確認する事を目的にします。フィールドの名前がドルマーク($)で始まるものはシステム用ですので、勝手に作らないほうがいいみたいです。

特別なフィールドの数々を確認する

$Anonymous:"1"は匿名のフォーム。

$Conflict:競合文書のとき存在する。値はブランクなので、確認は「@IsAvailable ($Conflict)」。

$ConflictAction:複製競合のマージをする場合は"1"。

$Name:プロフィール文書のキー。

$NoPurge:複製の設定で文書を切り捨てられないようにする。日付が入っていれば、そのときまで切り捨てないという意味。

$KeepPrivate:文書のコピー・切り取り・印刷・書き出しを禁止するには"1"。このフィールドを設置すると文書の内容を選択してコピーすることもできない。

$PublicAccess:パブリック文書のユーザに文書の参照を許可するには"1"。

$REF:子文書に存在する。親文書のUniversalIDが格納される。

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