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週間Steam通信#200(2020年8月8日~8月14日)

・Epic GamesがAppleを提訴

2020年8月13日に新たな支払方式「EPICディレクトペイメント」を実装しました。ゲーム内アイテム購入時、これまではiOSならApp Store、AndroidならGoogle Playでの支払いとなり、Epic Gamesは売り上げの30%を手数料として徴収されてきましたが、EPICディレクトペイメントは手数料徴収がないため、その分、最大20%をユーザーに還元するという仕組み。
しかし、AppleではApp Storeを経由しないアプリ内課金を認めない方針のため、規約違反であるとしてApp Storeから「フォートナイト」を削除。

・セガ、ネガティブイメージ払しょくなるか

「今後新作を最初からSteam版でも販売することは考えているか」とした質疑応答に対する回答で、同作の売上が想定を大幅に超えたとコメント。「今後も、過去に発売したタイトルのSteamや新しいプラットフォームへの移植は積極的に進めたい」としました。

・Control Ultimate Edition27日Steamに登場

本作は,2019年にリリースされたRemedy Entertainmentのアクションアドベンチャーゲーム「CONTROL」に,8月27日に配信を予定している最新DLC「AWE」を含むすべての追加要素を収録した“完全版”にあたる作品

・ホライゾン ゼロ ドーン巻き返しなるか

Steamのユーザーレビュー評価は「賛否両論」。これはゲーム内容の評価以前に、インストール中や最適化中・プレイ中に頻繁にクラッシュする、進行が巻き戻されるという一部プレーヤーの報告や、フレームレートが謎の理由で落ちる、不安定になる、要件を余裕で満たすGPUでも、他のマルチ作品ではPS4 Proに圧勝する性能のGPUでもなぜかパフォーマンスが同等以下になるといった不具合から低い評価をされている

それに対し運営は?

「一部のプレーヤーが経験しているクラッシュやその他の技術的問題」については認識している、自社の最優先課題として調査し対応すると答えています。

・次世代の匂いを十分に感じるゲームたち

『Atomic Heart』

『Atomic Heart』は、パラレルワールドのソ連を舞台とした一人称視点アクションRPG。戦闘中に主人公が発動している特殊能力。手のひらから触手のように伸びるコードはプレイヤーの生命線となっているようで、カプセルをつなげて回復する様子がうかがえる。また壊れた掃除用ロボットを遠隔ハッキングし、戦闘に利用するシーンも。PS5/Xbox Series Xへの対応について開発元は、次世代機に搭載されるSSDによってロード時間はなくなり、また理想的なビジュアルを実現できるだろうと発言。次世代機のパワーをフルに活かした作品となることにも期待がかかる。

Second Extinction

全世界のプレイヤーの活躍を反映し、戦況が変化する「War Effort」システムの概要も紹介。敵となる突然変異した恐竜の脅威度が地域ごとに「-1」から「3」でモニタリング/評価されており、毎週変動。脅威度「1」ならばソロでクリア可能なものの、「3」ともなれば熟練した3人が推奨され、追加の弾薬や蘇生措置が必要になることが語られています。

▼今週配信された主なゲーム

6日:UnderMine

『UnderMine』はアクションRPGとローグライトを組み合わせた探索アドベンチャーだ。危険なダンジョンに潜って金を採掘し、強力なレリックを見つけることで主人公の農民をパワーアップさせていこう。遺跡にはトゲの出る床や火矢の飛び交うフロアなど、危険が数多く潜んでいる。ジャンプや武器のツルハシを駆使し、奥へ進む道を切り拓いていこう。

7日:Warriors of the Nile ~太陽の勇士~

本作は,3人の戦士を率いて邪悪な神に立ち向かう,古代エジプトを舞台にしたローグライクなストラテジーゲーム。ステージクリア時に入手できる石板を使ってキャラクターを強化しつつ,ランダムに変化するステージでバトルを繰り広げる,ローグライク要素とストラテジーゲームを融合させたゲーム。

8日:The Henry Stickmin Collection

10日:ノンビリア(Nonvilia)

11日:正式版「Risk of Rain 2」

自動生成される未知の惑星で、湧き出る敵の大群を相手に生き延びるのだ。アイテムを入手してキャラクター強化を重ね、次のステージへ向かうことが目的となる。時間経過とともに難易度が上昇していくため、迅速な行動が鍵となる。

12日:正式版「Godhood」

ゲームは基本的にはターン制で、プレイヤーが神様になると最初の信者である原始的なNPCが小さな村を作り始めます。システムは箱庭シムとだいたい同じですが、経済規模や人口ではなく、「宗教」を主軸に何もかもが動くのが本作の特徴。レベルアップすると影響力のある「宣教師チーム」を結成するため、信者それぞれのクラスやアビリティを決め、レベルを割り振ることができるようになります。

12日:Metamorphosis

本作の「ある朝グレゴールが夢から覚めたら虫に変身していた」という設定はフランツ・カフカの名作小説「変身」をモチーフにしています。小説では巨大な虫となり悲しく不自由な生活を強いられていたグレゴールですが、本作では小さな虫くらいのサイズに変身。理由もわからずに逮捕された友人ジョセフを助け出すため、謎の「塔」へと向かう冒険が描かれます。

13日:正式版「Double Kick Heroes」

横スクロール型のシューティングゲームとリズムゲームを合わせたゲーム。ゾンビ、サメ、恐竜、怪物その他がはびこる終末世界で、メタルバンド「ダブルキックヒーローズ」を乗せた車ガンデラックが爆走。生き残るため、激しいサウンドを奏でながら、追いかけてくる敵を撃退する。
正式リリースとともに楽曲が増え、収録楽曲は50曲以上となった。

13日:ダンジョンクラッシャー きりたん

本作は東北三姉妹「東北きりたん」が、ステージ上にあるものはほとんどすべて壊せる世界でステージクリアを目指すボクセルゲーム。砦や砂漠などさまざまなステージには収集アイテムやシークレットなども隠されており、単純に壊しまわるだけでないやりこみ要素も用意

13日:正式版「Parkasaurus」

『Parkasaurus』は、恐竜テーマパークを運営するシミュレーションゲームだ。プレイヤーは、ポータルなどから入手した化石を発掘し、恐竜の卵を生成。恐竜の卵を孵化させれば、肉食恐竜や草食恐竜が誕生。その恐竜の特性にあわせたバイオームを構築し、テーマパークの目玉として展示する。入場料を稼ぎ、経営を進めていく。改善が続けられてきたキャンペーンモードが完成。新たな恐竜、新たなモード、さらなる装飾品など、多彩なコンテンツが追加される。

14日:正式版「Factorio」

2012年10月24日の発表から始まり、2013年1月31日のindiegogoキャンペーン開始、2016年2月26日のSteam早期アクセス開始。Steamでのユーザーレビューでは98%が好評とする「圧倒的に好評」を獲得し、非常に高い評価を得てきた。開発元Wube Softwareによると、プレイヤーからはこれまでに1万8855件のバグ報告が寄せられ、5603種類のMODが制作されているそうで、そうしたサポートに感謝の言葉を述べている。

14日:Kill It With Fire

本作はさまざまな部屋を探索し、物陰に隠れたクモを殲滅する害虫駆除アクションだ。多彩な武器を駆使して、あらゆる手段で敵を抹殺しよう。

14日:ブーメランヒュー

「ブーメランヒュー」は、最大6人で対戦プレイを楽しめるパーティーゲーム。ブーメランを持った食べ物たちが、縦横無尽にハチャメチャバトルを繰り広げる。

14日:ANAREA Battle Royale


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