【リアル・パートナーズ】「おひとりさま」最優先の塾
┏━━━◆◇リアル・パートナーズ メールマガジンvol.434◇◆━━━━━━┓
『目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾』 毎週水曜日発行
~2020.02.19~
当メルマガでは、あなたの塾が、
「地域ナンバーワン個別指導塾」になるヒントを毎週お届けします。
私たちの考える「地域ナンバーワン」とは、
ズバリ「生徒数が一番多い塾」「生徒が辞めない塾」です。
そして、そんな良い塾が増えること、あなたの塾がそうなることが私たちの願い。
机上論ではない、現場主義の実践的な情報をどんどんお届けしていきますので、
あなたの塾経営にぜひお役立てください。
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【目次】
◇お知らせ
◇まえがき 『新高2・3生、定員になりました』
◇今回のテーマ 『「おひとりさま」最優先の塾』
◇あとがき 『久しぶりに泣きました』
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◆まえがき <新高2・3生、定員になりました>
こんにちは、リアル・パートナーズの安多です。
おかげさまで弊塾は、来年度の新高2生が定員に達しました。
また新高3生は、内部生ですでに定員に達していたので、
新規募集自体を行なっていません。
ありがたいことに、そのほかの学年もあと数名ずつで定員となります。
新しい出会いが特に多い春の季節。
今年はどういった生徒さんや保護者さまたちと出会えるか楽しみです!
そんな出会いを増やすべく、
私たちにできることは常に自身と塾のレベルアップあるのみですよね。
何歳になっても、どんな立場になっても、
謙虚に日々努力する気持ちを忘れずにいたいです。
個人塾なのでハコには限界がありますが、
そのハコに入ってくれている生徒さんには全力投球で向き合って、
できるサポートを行っていきたいと思います!
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◆今回のテーマ<「おひとりさま」最優先の塾>
今回は、友達と一緒ではなく、一人で通塾する生徒さんに対して
私たちが行うことについてシェアしたいと思います。
まず、弊塾のことを少しだけ説明させてください。
教室が隣り合わせで2つあり(各15坪)、
一つが授業スペースや中学生の自習室、
もう一方が高校生専用のスペースになっています。
高校生専用のスペースには、その名の通り高校生しか入ることができません。
また高3生には、専用の自習机とiPadを提供しており、
1年間同じ机(自分専用スペース)で勉強し続けることができます。
もちろん問題集やノートの置き勉も可能です。
3月からは現高2生(新高3生)も、週3回・17:45~22:00まで、
必ず自習室を利用するといったルールのもと、
1年じっくり時間をかけて大学入試へ臨みます。
3・4月は週3回ですが、5・6月は週4回、7月以降は週5回に増えていきます。
そうなると、高3生の教室滞在時間が必然的にかなり増えるわけですが、
そこで毎年悩んでいる問題の一つが
「休憩時間中のおしゃべりを可とするか、不可とするか」なんです。
弊塾では、高3生の自習時間も通常授業の時間割と同じ区切りになっていて、
「75分自習・10分休憩・75分自習・10分休憩」というサイクルです。
するとまあ、1休憩時に友達同士が自習室の空間でおしゃべりしますよね。
確かに休憩時ですから、それも無理のないことです。
声が大きかったり、笑い声が過ぎたりすると注意していましたが、
この判断も感覚的なものですし、ある程度は大目にも見ていました。
社員がずっと自習室にいるわけでもないので、
見過ごしていたこともあるはずです。
そんな中、教室長と話し合って来期の方針を固めました。
「休憩中も私語や不要な立ち歩きは禁止する」というものです。
厳しいと思われるでしょうか?
生徒さんからしたら、きっと「なんでそこまで……」と不満に思うことでしょう。
それでもあえて禁止に踏み切ったのは、
「一人で真面目に勉強している生徒さんを最優先したいから」です。
友達同士で休憩中に盛り上がっている横で、
休憩中にも関わらず一人で黙々と勉強している生徒さんがいる──
そういう生徒さんをより応援したいという思いを優先したいという判断でした。
また、先日、無事志望校に合格した高3生が
合格アンケートに書いてくれていた内容に
「自習中に寝ている人が目につくと気になった」
というコメントもありました。
休憩中くらいおしゃべりしたい気持ちは分かるけど、
その時間さえも頑張っている子にこんな無駄な気を使わせてはいけない、
頑張っている子のほうが不利益を被るようなことがあってはいけない、
と考えたんです。
塾内に友達がたくさんいる生徒さんたちは、
確かに休憩中のおしゃべりで気分転換やでストレス発散になるでしょう。
しかし、一人で来ている生徒さんからすると、
横でたむろしてベラベラと喋られたら不快なものです。
教室内に友達がたくさんいる生徒さんたちでも、もし逆の立場になったら
「こいつら、うるさいねん(怒)!!」って絶対に思うはずなのです。
一応、自習中は禁止のぶん、
授業終了後の22時からはおしゃべりOKということにしました。
一人で来ている子は、授業や自習が終わればさっさと帰るので、
迷惑を被ることもありませんので。
そもそも受験は自分自身との戦いでもあります。
本来はおしゃべりする必要なんてないですからね。
しゃべりたかったら、帰り道にたくさん喋ればいいのです。
教室内外でメリハリをつけてほしいと思います。
ただ、例外なく言えるのは、
真面目にコツコツやった人間が報われやすいのが大学入試であるということ。
それをふまえた上で、来年度は
「高校生ルームは私語や不要な立歩きは一切禁止」
という方針で1年間進めていきたいと思います。
おそらく、「休憩中ぐらいしゃべらせてほしい」「自由がない」
とクレームを申し立ててくる生徒さんは出てくるはずです。
そこは理由をきちんと伝えますし、
もちろん3月に入る前に伝えた上で自習机を使ってもらうようにします。
大切なのは「自分たちが決めたことはブレずにやり続けること」だと思います。
途中で、うまくいかないことやトラブルも出てくるかもしれませんが、
それでも、自分で決めたことは1年間やり通す信念が大切だと考えています。
「勇気ある撤退」の価値は分かりますが、何より良くないのは、
ちょっとしたことで途中で方針転換したり、弱気になって妥協したりと、
あれこれブレてしまうことです。
やめるにしても、1年間やってみた後で振り返りを行って、
次年度にどうしていくか、また教室長と話し合っていきたいと思います。
たとえ失敗に終わったとしても、やり通したからこそ気づけることがあり、
いろいろなことが見えてくるのだと私は信じています。
もちろん「休憩中こそザワザワして、メリハリをつける」という
方針の塾さんもいらっしゃると思います。
それはそれでメリットのあることですし、大いにアリだと思いますよ。
結局は「自塾がどうでありたいか」ということですものね。
「他塾がこうだから~」というのは、あくまで参考であって、
マネをするばかりでは生徒さんや保護者さんに自塾の信念が伝わりません。
やっぱり真面目にコツコツと頑張る生徒さんを一番応援したくなるのが、
私たち(弊塾)にとっての当たり前なのです。
とんがっているのであれば、とんがり続けることが大切で、
続けた先に個性やオリジナリティがあると私は思っています。
互いに学ぶべきところは学びながらも、「こんな塾でありたい」という
根本の信念は大事にし続けたいですね!
【今回のまとめ】
・何を最優先にするか、軸をしっかり決める
・軸を決めたら、ブレないように徹底する
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◆あとがき <久しぶりに泣きました>
弊塾高3生で、第一志望の関西大学を受験した生徒さんがいます。
推薦入試ですでに別大学の合格は得ていたものの、
あくまで第一志望は関西大学。
ところが、関西大学の合格発表の数日前に
難易度的には関西大より若干易しいと言われる近畿大学・甲南大学から、
連続して不合格の通知が……
もう本当に、見ていられないほどの落ち込みようでした。
関西大学の合格発表日は2月16日(日)。発表時刻は11時です。
しかし、12時になっても13時になっても14時になっても
本人から連絡はありません。
ようやく15時ごろ、ふらっと教室に現れました。
しかし、その表情はいつにも増しても暗い顔です。
直観的に「ああ、ダメだったのか……」と思った瞬間、
ボソッとひとこと「先生、関大受かってましたわ」。
思わず私も「え……? ご、合格!? うぉーーー!!」と叫んでしまいました。
嬉しさのあまり「なんでそんな連絡遅くて、そんな暗い顔して報告すんねん!」と
笑いが止まらないまま3発ほどパンチをかましてしまいました(笑)。
実はこの日、ずっとこの生徒さんのことを考えていたので、
自然と涙が出てきました。
もう本当に久しぶりに、勝手に涙が流れたんです。
急ぎ教室長にも連絡したら、スーパーのレジ前に並んでいたらしく、
彼女もそこで号泣(レジの人もびっくりしたと思います・笑)。
弊塾の手前味噌な話で恐縮ですが、行きたい大学に行けて本当に良かった。
この生徒さんも、メインテーマで触れた
「1人で1年間黙々と勉強し続けた」うちの一人です。
こういった生徒さんを来期も増やしていきたいと思います!
それにしてもこの時期は心臓に悪いですね……(笑)
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