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【再配信】『戯曲を味わう 〜大石Dの勉強会〜』vol.19(オンライン版トライアウト)

暖色バージョン

こんにちは!
『戯曲を味わう』の講師を務めています、大石です。

2018年10月より開催している『戯曲を味わう』、これまでは参加者みんなで同じ場所に集まってワイワイ話し合う、というスタイルで行ってきましたが、2020年6月より、オンライン上での実施をしてみることにしました。

これまでの勉強会では、基本的には1テーマにつき一度のみの実施でしたが、そのため、勉強会を経て新たに疑問に浮かんだ事などを共有する場所がありませんでした。僕だけでなく、これまで参加してくださった方も、同じように疑問に思った事を持ち帰って調べたという方もいらっしゃると思います。そこで、さらなるフィードバックの場として、再配信をやることにしました。
もちろん、「1回目の開催の時に予定が合わなかった」という方も大歓迎です。あくまで大枠の構成は変えずに実施する予定です。

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※vol.7.5の配信の様子。ソーシャルディスタンスを意識しています。

味わうのはもちろん前回と同じく、祇園祭の時期にちなんで、『古事記』と、古事記に纏わる戯曲として、ごまのはえさん作の『ピラカタ・ノート』です。

『古事記』は、712年に編纂された、日本最古の歴史書とされており、世界のはじまりから神様の出現、皇位の継承について描かれています。KAIKAは、岩戸山の鉾町にあります。岩戸山は、「国生み」「天岩戸」二つの神話をモチーフにした山鉾です。そこで今回は、『天岩戸』を味わおうと思います。

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『ピラカタ・ノート』は大阪府枚方市出身の劇作家、ごまのはえさんによって書かれた戯曲で、2011年に自身の所属する劇団、ニットキャップシアターの本公演として上演されました。『古事記』をモチーフとし、高度経済成長時代に生まれた架空の街「ピラカタ」の歴史が描かれています。神話を現代演劇に昇華した作品の一例として味わえればと思います。

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※vol.7.5の様子。テーマにちなんだニックネームをつけて楽しんでいます。

この勉強会を実施する7月17日(金)は、山鉾巡行が行われる予定日でした。
しかし、今年の祇園祭は、残念ながら新型コロナの影響で山鉾巡行などの行事が中止になるなど、規模を縮小して開催することが決定しています。だからこそ、古事記やそれに纏わる戯曲を味わうことで、千年以上に渡って続いてきた祇園祭や、関わる方々に思いを馳せたいな、、と思っています。

今までは会場が遠くて参加できなかったという方も、ぜひぜひこの機会にご参加ください!

これまで勉強会に参加したことのない方にも、どんな雰囲気でやっているのかを知っていただきたく、つまみぐい版として、vol.16.5の一部を特別公開しています。
https://www.youtube.com/watch?v=jui1TtJtGUM&t
こちらをご覧になってご興味を持っていただけましたら、ぜひ本編もご参加ください。

講師 大石達起(IN SITU)
日程 7月17日(金)19:00~20:30
会場 zoomミーティングルーム(URLは下記掲載)
金額 300円
定員 20名
主催 IN SITU
 一般社団法人フリンジシアターアソシエーション
お問い合わせ 075-344-8970

この活動は「京都市文化芸術活動緊急奨励金」の補助を受けて実施します。


以下に、zoomミーティングルームのURLとパスワードを記載しています。
当日は、そちらのURLからご入場ください。

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