ロールキャベツのジレンマ。
子供の頃、ロールキャベツってそんなに好きじゃなかったのだけれど、結婚してから作るようになって好きになった。
キャベツを丁寧に一枚づつめくって、茹でて、冷まして、柔らかくなったキャベツが切れてしまわないようにタネを包んで干瓢で大切な贈り物のように結って先っちょちょん切って、コンソメスープでじっくり煮る。という一連の過程は、時間に追われたときにはできないので、それなりのご馳走なのだということに気づいたのも、最近のこと。子供の頃は、好きか嫌いかだけで、手間暇もわからなかったし、わ