替え芯の悩み

お気に入りのボールペンをいつまでも使い続けたいのです。

例えばPURE MALTと書かれた、おそらくウィスキーの樽の再利用の木製の持ち手のペン。
去年は替え芯をヨドバシドットコムで購入。
今回は見当たらず。
Amazonにはあったけれど替え芯10本セット。
いくつかのサイトに、品番の最後のNがEになったものはあって後継機種のようだけれど、
このペンに合致するとは限らない。
昔の文房具屋さんの店長なら「この機種ならEでも使えるよ」とか教えてくれて、安心して買えたものだが。昭和は遠くなりにけり。

あるいは、献血ルームでもらったボールペン。
金属の軸で重みがあって、滑らかなのに軽すぎないすばらしい書き心地。
気に入っていたのだが、替え芯が300円。
未だに替え芯を買う勇気がない。

ちょっと高級な水性ペンの替え芯300円は何度も買って、ずっと使い続けている。
しかし表面がツルツルのハガキには滲んでしまったり、複写の書類には書けなかったりで
これ1本だけでは力不足。

世の中なんでもすぐ手に入る(それどころか家まで届けてくれる)ことになっている。
けれどそれは
“事足りる”
ということであって、
“欲しい物が手に入る”
訳ではない。

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