【結月ゆかり】幸福の少女(元:幸福の王子)①

町の上に高く柱がそびえ、その上に幸福の少女の像が立っていました。 少女の像は胴体を薄いバスタオルで覆われ、 もみあげには二つの輝くサファイア(メタルマカロン)が、 少女の頭の髪飾りには大きな赤いルビーが光っていました。

少女は皆の自慢でした。 「この少女は石黒千尋の声と同じくらいに美しい」と、 芸術的なセンスがあるという評判を得たがっている一人の市会議員が言いました。 「もっとも実際に喋りを聞くと結構印象違うがね」と付け加えて言いました。 これは過激派のゆか廃達に、声優とVOICEROIDの声の違いも分からないにわかだと思われないように、と心配したからです。 実際には彼はにわかなんかじゃなかったのですが。

「どうしてあの幸福の少女みたいにちゃんとできないの」 チョコミントアイスが欲しいと泣いている幼い妹に、賢明な姉が聞きました。 「幸福の少女は決して何かを欲しがって泣いたりしないのよ」

「この世界の中にも、本当に幸福な人がいる、というのはうれしいことだ」 結月ゆかり 希月 片口・ぐい呑みセットが購入前に売り切れ失望した男が、からもるのお酒のホームページを見つめてつぶやきました。

「大人の女性の情感があふれるようだね」と、 明るい赤のマントときれいな白い袖なしドレスを着た養育院の子供たち…とは対称的な職なしの一日中パジャマを着た大きな子供たちが聖堂から出てきて言いました。

「どうしてそのようなことがわかるのかね」 と数学教師がいいました。 「ここ数年、家族以外の女性となどまともに話したことがないのに」

「ああ、でも恋人になったことはありますよ。画面の中で」 と子供たちは答えました。 すると教師は眉をひそめてとても厳しい顔つきをしました。 というのは彼は子供たちが夢を見ることはよろしくないと考えていたからです。

元ネタ
・結月ゆかり
・幸福の王子
・結月ゆかり 希月グッズ発売 からもるのお酒


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?