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毎日コツコツできないのでコツコツ新しいことをやる

最近iPhoneのジャーナルという日記アプリを使っているのだが、ふと思った事などを咄嗟にメモするみたいに書けて具合がいい。日記というと一日の終わりにしっかり書くものみたいなイメージがあるけど、ジャーナルは壁打ちのタイムラインのようで気楽である。私は毎日コツコツやるみたいな事が本当にできないので、こういうやつでちょうどよいのだ。

毎日コツコツがだめすぎて、昔から夏休みの宿題は8月末にどうにか終わらせる(終わらない)感じだったし、ラジオ体操なんて行けた日がレアすぎて思い出になっているくらいだ。よくよく考えれば、生命維持と社会生活上必須の行動以外で毎日やっていることがないのではないか?数ヶ月〜数年続いて習慣化したように見えても、ある日突然ぱっとやめてしまう。飽きちゃうというか、続けている事自体がストレスになってやめちゃうのだ。これが困ったことに好きな事ならできるでしょという話でもなく、毎日一枚絵を描こう!とか毎日ゲームにログインしよう!みたいなのもアカンのである。飽き性なだけでなく天邪鬼なせいで、何日も続けた達成感より「こんなに続けたことをやめてやるぜ(ワイルドだろ?)」みたいな気持ちになってしまう事もあり頭を抱えるばかりだ。

ならば「毎日なにか一つ新しい(やったことがない)ことをする」というのを習慣にしたらいいんじゃないか?!これなら毎日新しいこともできて習慣も継続できる一石二鳥。素晴らしいライフハック!と思いついたのが先日のことです。天才的なひらめきかと思われたが、実践しようとするとこれが意外と難しい。いざ意識してみると、基本的に生活というものは今までやったことあるできごとの繰り返しなのだ。口では「毎日同じことの繰り返しで生きている気がしない」などと偉そうなこと言いつつこの有り様である。いかに私がぼんやり生きているのかが明示され暗澹たる思い。これでは突然死んだりした際に後悔しきりで地縛霊になってしまうこと請け合いだ。万が一地縛霊にはならずとも輪廻から出られないこと必至。解脱したい。死ぬまでにやりたいこと全部やる!ではないが、死ぬまで毎日新しいことやってたら地縛霊化の確率も少なくなるしワンチャン解脱できるのではないか。

そんな訳で充実した日々(最終的には輪廻からの解脱)を目指して、今月からジャーナルに「今日やった新しいこと」も記録していくことにしたのでした。頑張ったらたぶん天邪鬼発動してやめちゃうから難しいところだぜ。まあ、ひとえに新しいことと言っても「行ったことのない国に旅行する」みたいなレベルから「コンビニの新商品買ってみる」までピンキリなわけだし…疲れない程度にほどほどにやります。