私と音楽〜アーティストとファンの距離〜

どこかの記事に書いたかもしれませんが、私はとても古い考えなのかもしれません。


アーティストは、素敵な歌を作って、私達に聴かせてくれる。

ファンは、その歌が聴きたくて、CDを買ったり、出演するテレビを見たり、ライブに行く。

歌やMCが聴けてとても満足。


今は、SNSが出来て、アーティストが発信する情報のプライベート感が増して、ファンも気軽にメッセージなど送ることができて、距離が近くなった気がします。


今までよりもっといろいろな面が見れて嬉しい。

のですが、違和感もあります。


距離感がわかりません。


なら今までのように何もせずに見る聴くだけでいいと思うのですが、ファンからの行動が欲しいというアーティストもいます。


今は、ファンもスタッフのようなもの、一緒に考えながら作り上げる、というアーティストもいます。


これってとても危険ではないかと思うのです。

スタッフみたいに内部に入り込みすぎてしまったら、純粋に歌を好きな人がいなくなってしまうのではないかと思うのです。


コアなファンがいると、はじめましての人はなかなか入りづらい雰囲気が出てきます。

それがスタッフみたく関わっているとなったら、間口が一層狭まってしまうのではないかと思うのです。


ファンはスタッフにはなれない、と昔言っていたアーティストさんがおりました。

公私混同。

立場を考えた行動が必要ですよね。


今は、普通の友達のようにアーティストに話しかける人がいて、それに普通に答えるアーティストがいて。

もしかしたら、もともとライブハウスで活動しているミュージシャン達はこんな感じなのかもしれませんが。

それでも、限度があると思うのです。

適度な距離感が必要ではないかと思うのです。

昔の距離に慣れてしまっている私には、今は居心地があまりよくないなと…。


なんだか、うまくまとまらないですが。

好きなアーティストにうまく関われている人のことが羨ましい、ただの嫉妬の気持ちなのかもしれません(^^;




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