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年子は本当に大変かというはなし

これも育児界隈の話では永遠に答えのでない問題として有名だと思いますが、「年子と双子どちらが大変なのか」。

以前とあるブログで、双子がいるお母さんが、年子のほうが大変だから双子で良かったねと言われてぶちぎれたという記事を読みました。
その方はことあるごとに、双子の方が絶対に大変と言っていました。

私個人の意見としては、これは、すべて子供の性格一つで決まると思います。
私の子供は二人いて、上が男の子、下が女の子。二人とも日付は違いますがちょうど一年違いの同じ月生まれです。
第一子を出産した後、こどものいる友達や先輩、自分の親義理の母親からも、夜泣きは本当に大変だから覚悟しておいた方が良いと聞いていました。
特に自分の母からは、私自身が夜泣きがひどく、4歳手前までほぼ一晩とおしで寝てくれたことがなかったと言われました。抱っこをしていないと泣く、布団に置くと泣く、なぜかずっと泣く、とHSPらしい赤ちゃんだったようです。

まず、長男(母乳ミルク混合)ですが、生後一か月までは3時間おきにきっかりと起き、母乳とミルクを飲んだ後は特に寝かしつけもなくすやすや寝てくれました。一か月検診後は、夜8時くらいに最後のミルクを飲み、その後朝6時~7時までは一切起きませんでした。それは、小学生になった今も変わりません。一度寝たら絶対に起きないのです。
次に長女ですが、長女は完全ミルクで育てました。長女に母乳をあげようとすると息子が泣いて自分も欲しい素振りを見せ、ミルクも強奪することもありました。なので、完全にミルクで、隔離させた長男の手の届かないベビーベッドの上で、タオルを顔と首のところに置き、哺乳瓶を良い感じで固定して基本セルフで飲んでもらってました。もちろん私からは必ず見えるようにしていましたが、長女も飲み終わった後はそのまま寝てくれて、長男と同じように生後一か月後からは、夜飲み終わった後は朝まで全く起きません。これも今も同じです。育児経験のある方に話すと、奇跡だと言われます。
でも特に夜泣き対策や、寝かしつけ、気を付けたことなどは本当に何もありません。二人目の時は、一人目もまだ一歳になったばかりで、そんなことまで気を回す余裕もありませんでした。

二人は基本的に穏やかでいつでも機嫌は良い性格だと思っています。
それは赤ちゃんの頃からで、お互い個性はありますが、今も変わらずすくすくと育ってくれています。
おむつが外れたのも、二人とも三歳ちょうど、その日から一切夜もおむつせずおねしょも皆無でした。
言葉をしゃべりはじめたり、歩き始めには二人とも差はありましたが、今振り返れば何の問題もなくスムーズに育ってくれていました。
当時はインターネットなどで、発語が少ないなどと調べては発達障害などの文字を目にして、鬱状態に陥っていましたが、子供はそんな私の影響を受けることなく成長しています。

赤ちゃんの頃は、散歩しているとおばさんなんかに、年子は大変でしょ、や双子じゃなくてよかったわね。双子の方が大変よ。などということはよく言われていました。
私はそれについては不思議と何も感じず、むしろ双子より楽なのか、ラッキーくらいにしか思っていませんでした。
こんなに余裕のある年子育児が出来ているのは全て、二人のおかげだと思っています。

年子も双子も、うちのように比較的穏やかなところもあれば、本当に大変なお母さんもいらっしゃいます。
どちらが大変かは、誰かが決めることではなく、永遠に答えは出ないのではないでしょうか。



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