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中島日記①~周遊の旅編~(2022/12/30)

いざ中島へ

12月初め、『メタ中島』というNFT×地方創生プロジェクトのメンバー募集の投稿を発見しました。
私の出身地は松山市。私の母は中島の隣の島の出身。
NFT×地方創生の活動に参画したい!
ということで、強い縁を感じ、迷わず手を挙げ活動に参加することになりました。

年末、松山帰省の機に中島の魅力を探索したいと思い、中島訪問を決意!

中島は、実に小学生の時のキャンプ以来で、何とうん十年振り!

松山市の三津浜港からフェリーに乗り中島の神浦(こうのうら)港へ。50分程度ののんびりゆったりとした航行。

波は穏やかで、フェリーの客室で過ごす時間は快適そのもの。
甲板に出て、風にあたりながら海を眺めるのも良きです。(さすがに年末時期は寒い!外には出られませんでした)

お子様連れのご家族は、後方に床スペースがあり、それぞれの過ごし方ができます。

三津浜港のフェリー切符売り場 兼 待合室
このフェリーで中島へ!
フェリーの中はゆったりくつろぎの空間。後方に座敷スペース有。

神浦港に到着!

中島だ!青い海と空!
神浦港に到着!

神浦港に到着!迎えに来ていただいたのは中島ご出身のアロマアーティスト田村美来さん!

イベント等でアロマを使用して香りの演出をするお仕事をされているそうでして、メタ中島プロジェクトのキーマンです。

直接お会いするのは初めて。とてもフレンドリーで魅力的な女性です。人見知りが激しい私ですが、すぐに和やかに会話させていただきました。

田村未来さんのSNSはコチラ👇
 twitter: Petrichor-ペトリコール- (@aroma_petrichor) / Twitter
 Facebook:  Petrichor-ペトリコール- / 田村未来 | Facebook
 Instagram: https://www.instagram.com/petrichor_aroma_official


中島周遊の旅

 中島のViewスポット等を紹介していただけるとのことで、早速、田村さんの車に乗り込み中島一周スタート。
コチラ①~⑧👇に立ち寄りました!

①能磯城跡

 最初のスポットは『能磯城跡』。
こんもりした磯がそびえ立つ珍しく美しい風景。
撮影時は干潮でしたので、磯と島がつながっていましたが、満潮時には離れ小島になるそうです。

田村さん、小学生の時の遠足スポットだったそうです。
磯好きの方には垂涎のスポットですね😊

能磯城跡
能磯城跡 満潮時は離れ小島になります。

②周辺の島々を眺望できる絶景ポイント

ココのすばらしさは写真では伝えきれない!!
海の向こうに島が点々とある風景。
瀬戸内海の美しさはココにありっていう感じ!
道の脇にベンチが一つあり、のんびり風景を眺めながらぼーっとしていたいポイントです。

島の北側 超絶景ポイント

③島の北東 絶景ポイント ただ...

こちらも超絶景!海が鏡面!
ただこの湾の集落には人が住んでいません。島の中で人がいなくなってしまった唯一の場所だそうです。

住人はいませんが、みかん畑は山の斜面一杯に広がっています。一方で、お隣の斜面の畑は耕作放棄地に。

景色の美しさとは裏腹に、現実の問題がこの集落に表れています。

このスポット、ポテンシャル絶大!と思うのは私だけでしょうか?

島の北東部 超絶景ポイント
みかん畑が連なります
お隣の斜面は耕作放棄地

④廃校になった小学校跡地はヘリポートに!

中島は一時期15,000人もの人がいましたが、今現在、3,000人程度に減少。子供も減ってしまい、島の小学校は3校から1校に。

写真は、田村さんが通っていた小学校跡地。
ヘリポートとして活用されていて、救急搬送が必要な時に役立っています。

とても良い活用方法ですが、複雑な心境。

廃校になった小学校跡地。ヘリポートになってます。

⑤アロマ蒸留所とサウナの建設候補地

アロマ蒸留所とテントサウナの建設候補地に連れて行ってもらいました。

〇アロマ蒸留所の建設
市場に出荷できないみかんは一定量出てしまいます。そのみかんの皮を活用しアロマオイルを精製するために、アロマ蒸留所を建設する予定です。
みかんの活用に加えて、高齢になって山のみかん畑に出られなくなった方々等に、みかんの皮むきの作業を手伝ってもらう等の雇用創出にもつながります。

〇テントサウナの建設
アロマオイルの精製過程で生じる廃水は、ほんのりみかんの香りがします。
それをサウナのロウリュウに使おうという発想。

サウナに入りながらこの眺めを堪能!

この写真は、建設候補地からの眺め。ここも超絶景ポイント。
サウナに入りながらこの眺めは贅沢すぎる!
みかんの香りがするロウリュウ。
水風呂は今のところありません。海に直行でも良いよね!
サウナ+外気浴+海の水風呂
間違いなく、『整う』でしょう😊

建設候補地の山側を見ると、道を挟んだ先がみかん畑になっています。
みかん狩りも楽しめるかも。

夏は
海水浴 → みかんの香りがするサウナ

冬は
みかん狩り → みかんの香りがするサウナ  

とっても贅沢なひとときを過ごせそう!!

後方にはみかん畑。みかん狩りが楽しめたら最高!

⑥みかん農家さん宅に訪問(インタビュー&試食)

『はれひめ』を提供していただいたみかん農家のHさん宅に訪問。
『はれひめ』と『まどんな』を試食させていただきながら、色々なお話を聞くことができました。
Hさんの他、田村さんのご親戚と若手のホープDさんにもお話を聞くことができました。

詳細はコチラで👇
中島日記②~農家さんインタビュー編~(2022/12/30) | 記事編集 | note

はれひめとまどんなを試食用に切ってくれました😊
大きいのがまどんな。小さいのがはれひめ。
おいしそう!!!
『ナカジマはれひめNFT』ご購入者さんとGiveaway当選者さんへ。

⑦移住者さんの畑で新品種の愛媛48号を試作中!

『まどんな』と『甘平』を掛け合わせた新品種『愛媛48号』を試作中と、林さんからお聞きしましたので、栽培している場所を教えてもらい、様子を見に行きました。

新品種『愛媛48号』は、オレンジのようなさわやかな味とゼリーのような食感の『まどんな』と甘味の強い『甘平』の掛け合わせ。どんな味になるのでしょうか?楽しみです!

試作みかんは移住者さんが栽培中。みかん畑のすぐ隣では、にわとりの飼育もしていました。

まどんな+甘平 の 愛媛48号
愛媛県のHPによると名前は『紅プリンセス』とのこと。
ニワトリの主食はみかん😊


そして、ポップなアート作品を発見!
移住者クリエーターさんが製作したのだそうです。
中島の風景にピッタリ馴染んだ素敵な作品です!

ここにはポップなアートが!
移住者クリエーターさんの作品!

⑧古民家を改修したお洒落なパン屋さん

古民家を改修した風情あるとってもお洒落なパン屋さん。
アンティーク好きな私としては、古さの中に洗練されたセンス溢れる素敵な外観に見惚れてしまいました。
お店が閉まっていましたので、中に入れなかったのが残念でした。年末なので仕方ないっ。

店主さんは、定年退職されて中島に移住してきた方。
店は週2~3回、10時ころ開店だそうで、緩やかにゆったりと楽しみながら経営されているようです。

素敵な島で、悠々自適な定年後生活は『あこがれ』ですね。

古民家を改修したお洒落なパン屋さん『しまのぱんかふぇtetote』


最後に

中島の魅力は伝わりましたか?
行きたくなりましたよね!?
島から眺める瀬戸内海のおだやかな美しい風景は”癒し”そのもの。中島のポテンシャルの高さを感じざるを得ませんでした。

島へ移住してくる人は年々増えてきて、今では100名を超えたそうです。
移住者さん達は島に新鮮な息吹を吹き込んでいる!と感じました。

✓パン屋さんの経営
✓クリエイティブな活動(アートの製作)
✓新品種への取り組み
✓耕作放棄地をお茶畑へ(写真撮り忘れ) 等

ただ、人口減少・高齢化に伴って、中島でしか味わえない美味しい甘いみかんを作る農家の後継ぎがいない、という問題が顕在化しています。

『メタ中島コミュニティ』では、中島の豊かな地域資源を守り続けるために、島の魅力を多くの人に伝え、島でのアロマやサウナ等リアルな体験につなげ、関係人口を増やしていきます。
中島みかんを存続させたい!
と感じた貴重な1日になりました。

ここまで読まれた方は、中島に少しでも興味を持っていただけたと思います。ぜひ、コミュニティに参加お願いします。


◇メタ中島コミュニティ公式ウェブサイト
https://meta-iyokanjima.net/

◇Metagri研究所 中島みかんNFT プロジェクト概要
https://metagri-labo.com/rural-_development_nft/

◇Twitter:メタ中島コミュニティ【公式】 https://twitter.com/metanakajima
◇Discord:メタ中島コミュニティ https://discord.gg/bgUrmXGm6d

田村さんのワンちゃんが見送ってくれました😊


年末の忙しない(せわしない)時に、ご案内してくださった田村さん、色々なお話をしてくださった農家の皆様、本当にありがとうございました!


フェリー情報
<乗船した便>
✅行き: 西線フェリー(下り) 三津浜港9:10発 神浦港10:02着
早すぎず遅すぎない時間に到着。安くて速く着きますよ。この便おススメ!

✅帰り: 西線フェリー(上り) 神浦港15:39着 三津浜港16:25発
時間に余裕がある方は、16時台(神浦港発)、17時台(大浦港発)もアリ!

詳しくは時刻表をご確認ください。


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