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輝き




私は、アイドルという生き物が好きだ。


アイドルという生き物はとても儚い。ふと目を離したらどこかへ消えてしまうのではないか。もしかして本当は存在すらしていないのかもしれない。手が届きそうで届かないような、そんな所にいる気がする。
そんなアイドルという生き物が、私は大好きだ。

今回、このnoteを見てくれた皆さん。
どうか、数分でいい。数分でいいから、このnoteを読んで、そして私の好きな「古瀬直輝」くんが一体どういうアイドルなのか知って欲しい。


はじめに

前述した通り、古瀬くんのダンス・ボーカル・表情管理の素晴らしさは文字では到底表せない。
しなやかなダンスと美しい高音、常にカメラに抜かれているという高い意識が生み出す彼のエンターテイメントをぜひ、1度でいいのでご覧下さい。まずは推しカメラをどうぞ。

断言します。絶対損はさせません。

なので、ここのnoteでは主に古瀬くんの人柄や性格について書いていきたいと思う。

注:一部サラッとですが、四話のネタバレを含む部分があります。



■古瀬直輝くんって、誰?

古瀬直輝くんを詳しく知らない人に、少しだけ彼のことを紹介しておきたい。

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古瀬直輝くんは98line生まれの22歳。
元EXPG生(S1では佐藤来良くん、大平祥生くんが通っていたダンススクール)で、ダンス歴は11年の大ベテラン。ダンスの実力は折り紙付きで、YouTubeにもいくつか当時の彼のダンスの映像が残されている。彼は実に人生の半分をダンスをして過ごしてきた。

また、ボーカルの実力も申し分ない。
クラス分けで披露した「DOMINO」の高音を聞いていない方はぜひ聞いて欲しい。気持ちのいい音とはこういうことか、と妙に納得する。

古瀬くんのダンスや歌は文字で書くより見てもらった方が100倍魅力が伝わるので、前述したリンクより、パフォーマンスをまずは見て欲しい。最高のエンターテイメント体験が待っていること間違いなしだ。



■日プ2随一の人格者

古瀬くんのキャッチコピーを私がつけるなら、「日プ2随一の人格者」だ。

それを特に強く感じたのは、第2話の藤牧くんとの場面。

日プという場所がいかに過酷なのか、ここまで放送を見てきた皆さんはもちろん、S1を見てきた方々は既に知っているはずだ。グループバトルならまだしも、再評価は個人のスキルが評価される。
要は、他の人に構っていては自分の練習を疎かにしてしまう可能性がある。それでは本末転倒になってしまう。

だが、古瀬くんは一人背を向けて練習する藤牧くんに「一緒に練習しよう」と声をかけた。

正直こんなことを言ってしまえば元も子もないが、誰かにダンスを教えて自分の得になるだろうか。間違いなく自分の練習に時間を費やした方がいいに決まっている。個人の評価なのだから、藤牧くんが上手くなっても古瀬くんのパフォーマンスの評価には繋がらない。
それでも古瀬くんは、藤牧くんに声をかけた。

古瀬くんは、自分のメリットデメリット以前に誰かを思いやれる人なのだ。こういう人格者とも呼べるような彼はやはりアイドル、なのではないだろうか。

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(個人的にこの写真、今見ると初期Bクラスの絆を感じて泣けてくる…)


■あえて「アイドル」と呼びたい

私は古瀬くんのことを「アイドル」だと思っている。

彼がまだデビューするかどうかも分からないこの瞬間、既にそう思っている。
ちなみにこの言葉に違和感覚えなかったそこの貴方、既にあなたは古瀬プです。ようこそ古瀬くんの沼へ。

さて、私がどうして古瀬くんを「アイドル」と呼びたいのか。理由は様々だが、今回はその中でも私が特に強くそう思ったきっかけの話をしたい。

皆さんは古瀬くんの国プの呼び名をご存知だろうか。「古瀬プ」である。語呂がとてもいい。
古瀬プという呼び名は割と日プ2の中でも浸透している方であり、古瀬プ自身もかなり積極的に使っているファンダム名だ。分かりやすいし古瀬という名前を覚えてもらう、という点でもこのファンダム名はかなり理にかなっている気がする。

そして、そんな古瀬プにある事件が起きた。

『古瀬プの皆様』事件だ。

そう、なんと古瀬くんは自分のファンダム名が「古瀬プ」であることを知っていたのだ。そして、「歩数計ダンスバトル」の動画でそれを呼んでくれた。
これには古瀬プ一同狂喜乱舞し、その日はお祭り騒ぎになっておかげで夜しか眠れなくなってしまったのは言うまでもない。古瀬くんが自分たちの存在をきちんと認識してくれているのが判明したのだから無理もないだろう。

この『古瀬プの皆様』事件(事変?)で、私は感動した。普通に泣いてしまった。

プデュにおいて、練習生とファンとの間で何かメッセージをやり取り出来るコンテンツというのはとても少ない。強いて言うなら見ているか分からないマイスタのコメントくらいのようなものだ。
そのようなものでしかオタクと練習生は繋がることが出来ない。私達国プは日々練習生のために頑張りながらも、「これって本当に推しに届いてるのだろうか…」と不安でいっぱいになってしまう。

そんな不安を、古瀬くんは私たちを「古瀬プ」と呼ぶことで払拭してくれたのだ。
これがいかに凄いことか分かるだろうか。簡単に言えばファンレター書いてお返事が来たようなものだ。あなたの応援、ちゃんと届いてるよ!ありがとう!という言葉を彼は「古瀬プ」という3文字に込めてくれたのではないだろうか。
そんなことが出来るアイドル、他にいるだろうか。その小さなたった3文字でどれだけ救われたか。自己満じゃなく、きちんと古瀬くんに届いてるんだと実感できたことか。

そう、ここでもまた彼の「人格者」としての片鱗が見え隠れするわけだ。

※古瀬プ呼びが聞けるのはこちらの動画!



■「実力者」とプデュ

このnoteを見ている皆さんは、古瀬くんのことを少なくとも「Aクラスの子」ぐらいには認識してくださっているはずだ。そうであって欲しい。

Aクラスに在籍していることからもわかる通り、古瀬くんは相当な実力者だ。冒頭に述べた通りダンススクールにも通い、ダンス歴は11年。
特に表現力の面においては青山テルマ先生もつい「綺麗………」と漏らしてしまうほどだ。あの時はマーテルに心の中で100億回いいねをした。わかるよ、その気持ち。

だが、その「実力者」という部分はプデュで必ずしもメリットになるとは限らない。

プデュというのは等身大の青少年が成長していく姿が魅力のコンテンツといってもいい。そんな中で「実力者」と呼ばれる面々はどうしてもそういった番組の趣旨と一致しない部分が出る時がある。すでに実力がありすぎて、他の子に比べて成長を見せるのが難しくなるのだ。

※以下、#4のネタバレを少し含みます。

既に4話をご覧になった皆さんは、無限大2班のドラマをご存知のはずだ。無限大2組のメンバーがそれぞれ悩み、苦しみ、葛藤するシーンがとても印象的だったのではないだろうか。

その中で菅井トレーナーの練習後、田島将吾くんと小林大悟くんの提案で話し合いをするシーンが特に印象に残った方も多いはずだ。
話し合いが上手くまとまり、最後にみんなでもう一度気合いを入れ直す(?)シーンの冒頭。

今までほとんど泣いてこなかった古瀬くんが涙を流すシーン。「悔しかったよ、」と素直に気持ちを伝える古瀬くん。そして、それを受け止めてくれる2班のメンバー。

プデュにおいて「実力者」というのは相当なプレッシャーを背負うことが時たまある。自分の弱みを見せられない、そういった悩みが出てくることも多い。
ただその中で、古瀬くんは自分の弱さ、辛さをさらけ出すことが出来た。そして小堀くんの本音をきちんと聞くこともできた。これは古瀬くん、そしてグループのメンバーが非常にいい環境を作ってくれたのがとても大きいなと感じた。

実力者としてグループを引っ張っていかなければいけない、というプレッシャーと戦っていたであろう古瀬くん。

そんな彼の心の面での成長を、私は4話から感じ取った。

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あと、私はこんなに儚い涙を流す人を知らない。


■最後のチャンス

「最後のチャンスなのかなとも思い、それくらいの覚悟で挑んではいますね」
(#2ークラス分け前の古瀬直輝くんの言葉)


結局、何が言いたいのか。


どうか、どうかこの才能を見逃さないで欲しい。


古瀬くんには才能がある。それは「努力の才能」だと私は思う。
周りの友達はきっと就職し始める頃に違いない。そろそろ将来のビジョンを見据えていないといけない年齢に、古瀬くんは差し掛かっている。

それでも古瀬くんは、このオーディションに挑戦してくれた。S1で書類審査で落ちても、それでも諦めずにもう一度挑戦してくれた。それは本当に有難いことであると同時に、中々できない事だと思う。

そして、このオーディションが古瀬くんにとって「最後のチャンス」なのだ。

もしこの機会を逃せば、古瀬くんと出会うことはもう二度とないかもしれない。この才能はどこにも出ることがなく、永遠に思い出の中に閉じ込められてしまうかもしれない。あの綺麗なダンスも、歌も、柔らかい声も、優しい笑顔も、これが最後になってしまうかもしれない。
そうして古瀬くんは一般人に戻っていってしまうのだろうか。そんな勿体ない話があるだろうか。

私は、このオーディションが古瀬くんにとって「ゴール」ではなく「スタート」になって欲しい。11年、1人のアーティストとして頑張ってきた彼のリスタートの場所であって欲しい。

オタクというのは、とても無力だ。
私にはこんな長ったらしいnoteを書いて古瀬くんをよろしくお願いします、と言うことしかできない。だからこれを読んでふーん……くらいに思った人はまずは推しカメラを見て欲しい。このnoteなんかより何倍もの衝撃があなたに届くはずだ。

どうか、古瀬くんの最後のチャンスの、夢を叶えるお手伝いをしてくれないでしょうか。



最後に、古瀬直輝くんへ。

6/13、ファイナルのステージであなたが流す涙が嬉し涙であることを願っています。




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