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4.ついにJC入会!GM→所属会務系委員会決定へ(2016年11月)

ついに東京JCに正式入会へ

2016年当時は、東京JCに入会するには、入会ポイントを貯めたのち、入会審査を経て、GM(ガイダンスメンバー)セミナーという研修を受けることで完了となるシステムでした。(現在は少し変わっているようです)

入会ポイントを最短ルートで取得した僕は、入会審査を済ませ、いよいよGMセミナー(以下GM)に参加することになりました。

GMは、永田町にあるJC会館のフロアで行われました。

新会員は、5,6名づつテーブルに分かれ、JCの歴史を紹介するムービーを見たり、グループに分かれて、JCの組織やしなければならないルールの共有、JC活動を行う上で必要な事を、それぞれのテーブルについた先輩から教えてもらったり、JCとは何ぞや?というテーマでディスカッションしたりしました。
このあたりの設えも、必ずこのGMを受けなければ正式入会にならないという建てつけにすることで、会員全員が同じビジョンを共有するという意味で、しっかりしているなと思いました。

この時、各テーブルにつく先輩が誰になるかで、その後どのようなルートを歩むのかに多少影響があると思います。

僕のところについた先輩は、2017年に財務運営会議という東京JCにおける協賛企業を集める部署の委員長をつとめる人だったようで、控えめながらも入らないかアピールをされました。

この委員長(D委員長といいます)とは、その後さっそく一緒に仕事をすることになるのですが、この時点では、委員会が自分にとってどんな意味を持つのか、入ったばかりの自分にはわからないので、適当に相槌をうっていました。

そしてGMが終わり、僕は晴れて正式にJCメンバーとなったのでした。

GM後の懇親会で同期会結成!コミット力の高い同期のノリにビビる

GM後、すぐ近くのオサレ目な飲み屋で懇親会が始まりました。

GMで同じテーブルに座ったメンバーでとりあえず席について話し始めたのですが、気が付くと店の一角で同期会結成が叫ばれ、幹事の募集が始まり、え?え?となっているうちに数人が名乗りを上げ、茫然としている間にその中からリーダーが決まっていました(笑)。

そしてみんな同期だぜイエーイ!
みたいな、あらかじめこの流れを知らされていたかのようなみんなのノリと動きに、僕は完全に置いてけぼりになっていました。
(今思えば、みなさんおそらく先輩からGM後の流れについて聞いていたのだと思いますが、現役メンバーに知り合いのいない僕には初見殺しの連続でした(笑))

しかし、そこは37歳の、入会と同時にすでにJC卒業が視野に入っているおじさん。
「ああ~、若いっていいねえ~」と感心しつつ、こういうノリが必要な場面は彼らに任せようと決めました。
(その後、この時決まった同期会リーダーが僕より年上だったことを知り愕然としました(笑))

「わしのところで金を稼いでみんか(by フィリッポス2世)」

同期会の話で盛り上がった後、僕のテーブルでは来年何やる?的な話をしていました。

11月は、すでに多くの委員会でスタッフが決まっているのですが、まだ全員が決まっていない委員会もあり、僕は結果的に、2017年度は「財務運営会議」という会務系委員会(※)の副議長をさせていただくことになりました。

(※)ちなみに、JCには委員会が大きく分けて3種類あり、①地区委員会と呼ばれる地域に根差した運動をする委員会、②政策系委員会とよばれる、政治行政、経済政策などの社会課題を扱う委員会、③会務系委員会とよばれる総務・渉外・財務などのバックオフィス系の業務を担当する委員会があります。

その経緯は、このGM後の懇親会で同じテーブルになったS君が、自分は財務運営会議(以下財運)に入るつもりだと言ったことがきっかけでした。

財運とはどんな部署なのかと聞くと、
ズバリ「お金を稼ぐところらしいよ」
というではありませんか!

具体的に財運の役割は、東京JCの理念に共感し、その活動をサポートしていただける協賛企業を募り、協賛契約をしていく部署です。

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僕は、自社での仕事はバックオフィス系だったため、営業をした経験がありません。
なので、もし財運に入れたら、JCので名刺で大企業(この手のCSR的なものにお金を出せるのは大企業に違いない!と推測)の担当者と直接知り合えるのではないか!?
しかも本業ではないので、失敗してもいい!
これは願ったりかなったりじゃないか!!

ということで、ビビッと来た僕は、その場で2017年度の財運への出向を決意したのでした。

ついでに、東京JCの上部団体である日本青年会議所(以下に本JC)にも同じく財運があると知り、これもその場で出向を決意します。

JC卒業まで早くも3年しか残されていない僕は、1年も無駄にすることができません。3段飛びくらいでどんどん必要な事を経験しようと思っていました。

そして、次の年には、日本JCの恐ろしさを経験することになるのです。


つづきます


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