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【体験レポート】「ミーツ・ザ・福祉オープンミーティング」に参加して〜普段福祉に関わりのない、ある会社員の体験レポート〜

こんにちは!
ミーツ・ザ・福祉、広報チームの小坂(おさか)です。

今回の記事は、
私がつい先日参加してきた、
「ミーツ・ザ・福祉 オープンミーティング」
について、参加して感じたことを
まとめた体験レポートになります。

今年で7年目の開催となる、ミーツ・ザ・福祉。

そもそも、ミーツ・ザ・福祉って、どんなイベント?
オープンミーティングっていったい何?など

初めてミーツ・ザ・福祉を知った方は
いろいろ気になる点もあるかと思います。

そこで、最近ミーツ・ザ・福祉に
関わり始めた私の目線から、
オープンミーティング当日の様子などを
まとめてお話ししていきます!

ミーツ・ザ・福祉とは

はじめに、ミーツ・ザ・福祉の
ご紹介をしたいと思います。

ミーツ・ザ・福祉とは、
「障がいのある人もない人も一緒になって
楽しめる場をつくろう」との思いをもとに、
さまざまな人びとが関わりあいながら
進めているフェス企画です。

フェスの内容を企画する段階から
障害のあるなしに関わらず
たくさんの市民の方々が参加して、
毎年一緒にイベントを作り上げています。

そのプロセスの中でも、
たくさんの「出会い=ミーツ」が生まれ、
地域や人との結びつきが生まれているそうです!

普段会社員をしている私は、
ミーツ・ザ・福祉は知りませんでしたが、
実は福祉に関わっている方にとっては
かなり有名なイベントなんですね。

毎年たくさんの方が来場されており、
去年も1日で3000人を超える方々が訪れたそうです。

オープンミーティングとは

ミーツ・ザ・福祉の企画段階における、
大きなイベントのひとつが、
今回私が参加したオープンミーティングです。

オープンミーティングとは、
ミーツ・ザ・福祉をより盛り上げるために、
ひとりひとりがアイデアを出し合う場です。

市民の人たちはどなたでも自由に参加OKで、
多様な人々と交流しながら話を進めていきます。

オープンミーティングは、
ミーツ・ザ・福祉当日までに数回行われるのですが、
その中から、当日の企画のアイデアや
人とのつながりも生まれてきたそうです。

最初ミーティングと聞いたときに、
私が思い浮かんだのは会社でのミーティング。

難しい顔をした人たちが座っていて、
何か発言すると、上司から否定されたり、
一言も発言しないと、
それはそれで気まずかったりする。

そんなミーティングだったら嫌だなぁ・・

そう思いましたが、
どうやらオープンミーティングは
そんな会議ではなく、楽しそうな雰囲気ですね!

なんだか、ワクワクしてきました!

オープンミーティングに潜入

今回私が参加したのは、
当日に向けた今年最後のオープンミーティングでした。

私がオープンミーティングに
参加してみようと思ったきっかけは、
ミーツ・ザ・福祉の運営メンバーからのお誘いでした。

「楽しいイベントだから、おいでよ〜。」と言われて、

「よくわからないけど、一回行ってみようか〜。」
くらいの気持ちで、行ってみることに。

オープンミーティングの会場は、
JR立花駅から徒歩10分程度の
尼崎市身体障害者福祉センターでした。

私自身、参加は初めてでしたし、
何をするのかもよくわかっていなかったので、
会場に入るときにはちょっと勇気がいりましたね。

ですが、会場の入り口で
優しく声をかけてくれた方がいて、
少し気持ちがホッとしました。

会場には、すでに20人くらいの方が。

私は4人がけのテーブルに案内されて、
初めましての方と軽くあいさつをしました。

会場を見渡すと、
学生さんやお年寄りの方、
小さな子ども連れのママさんや
車椅子にのっている方もちらほらいました。

普段は関わっていない
多様な人たちがひとつの空間の中にいる。

そんな雰囲気を感じました。

そのうち時間になり、
ミーティングが始まりました。

司会は、車椅子ユーザーの鈴東さん。

オープンミーティングの説明に始まり、
去年のミーツの様子なども話してくれました。

ユーモアも交えながら、
笑いもおきつつミーティングは進んでいきました。

自己紹介〜企画を考える〜グループで発表

まずは同じ席になった3人の方と
お互いに自己紹介をしました。

ミーツ・ザ・福祉の運営に関わっている方もいれば
毎年楽しみにしているよ、という方もいました。

自己紹介をしている間も、
みなさんが話を聞いてくれたり、
リアクションをしてくれたりしたので、
すっと打ち解けられたような感じがしましたね。

続いて、いくつかのグループに分かれ、
企画についてアイデアを出し合いました。

私は、当日の企画である、
「できます屋さん」のグループに参加。

できます屋さんは、
自分たちのできること・知っていることなどを発表し、
それをみんなに聞いてもらう企画です。

できることは、どんなことでも大丈夫。

自分にちょっぴり自信を持てるようになる場を
作れたらいいなというものです。

とても素敵な企画だな〜と思いましたが、
いくつかまだ具体的に決まっていないことや、
不安なことがあるようでした。

例えば、
・当日どのように発表してもらえばいいのか?
・自分のできることがわからない方は、
不安になるのでは?
などです。

来てくれる方のことをイメージしながら、
どうすれば不安なくみんなに楽しんでもらえるかを
考えていきました。

最後は、グループで話し合ったことを
全体にシェアする時間。

他のグループでも、
当日の企画について話が進んだようで、
発表を聞いているとワクワクしました!

また、発表の中には、
アクセシビリティの向上について
話し合いをしていたグループも。

アクセシビリティとは、
利用のしやすさのことです。

障害のある人もない人も一緒に、
ミーツ・ザ・福祉を楽しめるようにするには
どんな工夫をすればいいのか、
どのように環境を整えればいいのか、
ということについて話し合っていたんですね。

例えば、視覚障害がある方のためには、
会場内に音声案内をつけたり、
ガイドさんをつけたりする工夫がされています。

私は普段、アクセシビリティという言葉は
使わなかったのですが、
オープンミーティングへの参加をきっかけに
ちょっと意識してみようと思いました。

オープンミーティングに参加して感じたこと

今回、私は初めて
ミーツ・ザ・福祉のオープンミーティングに
参加してきました!

参加する前は、
「何をするんだろう・・?」
「どんな人が来るんだろう・・?」
と不安な気持ちもありました。

ですが、実際に参加してみると、
自然と話が盛り上がり、
時間があっという間に過ぎていました。

ミーツ・ザ・福祉のオープンミーティングは、
同じ地域で暮らしているけれど
話すきっかけのなかった人たちがつながる場にも
なっているんですね。

なんだか少しだけ、
自分の世界が広がったようにも感じました。

今回一緒に話をした人とも、
もっともっと話してみたいです!

また、ミーツ・ザ・福祉当日は、
どんな方でも楽しめるように
アクセシビリティなどの配慮がされています。

オープンミーティングだけではなく、
ミーツ・ザ・福祉当日にも参加すれば、
きっといろんな人とのミーツ(出会い)が
生まれることでしょう。

私もミーツ・ザ・福祉当日が
ますます楽しみになりました!

それでは、ミーツ・ザ・福祉の会場でお会いしましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

※2023年のミーツ・ザ・福祉は、
11月18日(土) 10:00〜16:00で開催されます。
場所は、橘公園野球場(JR立花駅から徒歩10分)です。

ミーツ・ザ・福祉の公式HPFacebookInstagramもぜひチェックしてみてください!

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