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汕頭旅行記8 -博物館が見たいし乗り物も乗りたい②-

2日目。ボーゲンさんは朝の散歩を終え、前日に行こうと言ってた腸粉屋へは、電動シェアチャリが無いと行けないことを受け入れていた。どんまい

深圳で貰ったマスク ひとりだと恥ずかしいけど人といるとつけられる
アタシ緑のこれー

エリアによって微妙に型が違うんだけど、多分最新型のこれは、走っている時速が出る。渋滞だりなんだりで、大体20km/hくらいが基本かと。25km/hが最大で、スピード出し過ぎだよと警告おじさんボイスが鳴る。

着いた

いいかんじだね

麺入りだよ

腸粉、麺入りもできるんです。しっかり食べたい気分の時はこっちですね。
あっ、この店美味しい! 前日、ボーゲンさんは「同僚が汕頭腸粉が絶品だって言ってたから食べたい」と言っていて、私は「どこも大差無いすよ」と答えてたけど…。タレもしょっぱ過ぎず、皮もいいぞ。私も至高の腸粉屋探してみようかな。

高速バスに乗る

今日は潮州へ。折角だから、私の知りうる限りの乗りモンどんどん乗りましょう。
路線バスではなく、都市移動の高速バスターミナルへDIDIへ。
車内で、ボーゲンさんは「汕頭が好きになっちゃう。烏丸さんがいなかったら汕頭に来ることは無かったと思う。」ということを言ってくれて、なんと嬉しい…とジンワリ。汕頭在住日本人のTwitter、私だけだからね…。私がPRする前は、誰もいなかったんです。

バスターミナルの入り口は、PCRはいらないけど健康証明のチェックが必要で。中国に住む日本人はみんな知ってるけど、これは外人対応がされてないクソシステムがあります。国内に中国人しかいないと思ってる。
それがしばしばめんどくさいことになるんだけど、入り口の係のおじさんが「QRスキャンしろ(外国人は登録できない)」だの、「身分証をスキャナーに置け(中国国籍の人しか持ってないやつ)」だの。
ボーゲンさんが「外国人だからできない」と言ってもおじさんはスキャンしろと繰り返し、両人とも繰り返してヒートアップしていって、ほぼ怒号に近く…。マスクの意味とは…の勢い…。

こういう時私の場合は、
こういう人らって言っても理解できないので、目の前でスキャンします。
②んで、「な? できないだろ?」と、画面を見せます。
あれーあれー?ってなってるとこで、
その画面の選択肢に「外国人」が無いことを一緒に確認し、
健康QRでいいだろ?と見せます。

大体はこうすれば、完全理解はせずとも通してくれる。けど、
勿論スッゲーめんどくさいし、物わかりの悪さに私もキレる。
パスポートの存在すらわかってねーやつが係員になるな。

折角汕頭に好印象を持ってもらった直後でのこれ…。なんで海外に華僑たくさん排出してる都市がこのザマなのか。

高鉄みたいなバス乗り場

目の前に座ってたおばちゃん、またガン開きでパンツ丸見えだった。汕頭、もうちょい頑張ってほしい。

触覚ついてるみたいなバス
2時間に1本か

今回たまたま10時半くらいにバスターミナルついて ラッキーだったな
ガタガタな道もあるとこを1時間くらい走ったかな。
観光地から2kmくらい? 比較的近いバスターミナルで降りられます。

潮州市だっ

で。
バス降りて、すぐそこの屋外トイレに入ったボーゲンさんから電話。
「閉じ込められた!!!」 は??
見ると、ドアノブが無い。鍵穴のとこに丸い穴空いてる。扉の窓に『カギ故障中だから使わないでください』の張り紙があることに気づいた。あああ(理解)
よりによって、中国語話せない方がなんとかしないといけない。とりあえず、出口にいた受付のおばさんに声をかける。
私「スミマセン トイレ アカナイ…あうあう」
おば「あ?? トイレはそこだよ」
私「チガウ チガウ キテ キテ」
なんとかおばちゃんを呼んで、「ココ」と鍵を指差し、「カレ ナカニ イル」と伝え。
おばちゃん理解。外から開けようとしても開かない。おばちゃん、携帯で誰かに電話してる。あっ、「できない」って潮汕话で言ってるのがわかる。潮州市もやっぱ潮汕话なんだな…しみじみ
今度はおじちゃんが来た。やっぱダメで、工具らしきものを持ってきて回して、やっと開いた!!!
そこのトイレ、戸が空いてて張り紙が見えにくくなってる状態で。普通に開けてちゃダメだよね…。
ボーゲンさんが出れた後、人が間違って入らないようにバケツ置いてた。それ、最初からやろうな。前もってトラブル防止というのが本当にできない、この国の人達…。

浮き舟に乗る

トラブルも解決し、DIDIでまずは潮州で一番シンボリックな広済橋へ。河の途中までが回廊みたいで、真ん中が浮き舟の橋。

JRの自動改札みたいなのにチケット当てて入る
汕頭旅行記1でも来てます
浮き舟が繋いである
ながいよ

逆サイドの出口を出てから気付く。チケット、一回出ると無効。
そうだ、そういや前回はそれに気づいて折り返して戻ってた。中国は河がでかいので、違うルートで元のところに戻ろうとすると結構大変。みなさんお気をつけください。
しゃーねーから近くの寺?行くか

ざんねんでしたー

改修中っぽい。おしまい。

渡れない橋を遠くから見つめる かなしい

開元寺

汕頭旅行記1では、確かこっちの方が時間無いだかで来れなかった。
私は一度ひとりで来たことがあります。よそのお坊さんも来るお寺で、由緒あるとこなんでしょう。

商店街そばにある
境内にいくつか建物がある

やっぱ屋根の上は廟と同じく装飾的。

迫力

寄附した人の名前がズラーッと並んでいて、日本人もいる。
「星野宥清」で調べると、宗教法人云々と、密教云々が。ただ寄附したお金持ちな人なわけではなく、宗教上の功績者みたい。

他に日本人は見当たらず
神様メンテ中だった
千手観音さまにおそなえ
かっこいい…
手いくつ
4方向にいたから四千手観音
ここの装飾は褪せてて歴史を感じる

開元寺、入ってここだけかーって思うと隣見逃すから気をつけてね。
左っかわにもう一個寺あるから。

商店街

お寺を出て商店街の方へ。ボーゲンさんの興味の有無分かれ具合ハッキリしててすごい。全然商店街見ない。汕頭、廟あって良かったな…。安堵。

長い商店街があります
この日も尼さんが

広済門

ここも橋につぐ潮汕スポット。城壁の上、土手になっててやぐらみたいなのも点在してて、歩けますよ!って私は言うんだけど、今まで歩いた人いない。お散歩だのに…。

橋のすぐ向かいにあります

城壁に上がると…あ、ここって入れるんだ!

終了

月曜閉館は博物館だけじゃなかった。月曜の観光は避けた方がいいことがよくわかった。
おなかすいた。

あの道はいつか来た道
どこかでみたような
卵が強い オムレツっぽい

汕頭の蚝烙とほぼ同じ。確か厦門行った時も似て非なるものがあった。これはこれで美味しいけど、やっぱ普段のが美味しく感じちゃうな。

炒め粿条 焼きうどんみたい

乗り合いタクシーに乗る

ごはん食べた後、潮汕駅へ。ボーゲンさんとはここでお別れ。達者で!
広州からは、本当は汕頭駅より潮汕駅の方が便数あって使いやすいです。豆ね。ただ、駅のまわりは汕頭以上に何もないです。

この時、ドバーッとスコール。駅南口にDIDIは着いたんだけど、いつもの乗合タクシー乗り場は駅北口。屋内で通り抜けはできないようで、外を迂回しないといけない。うーん…雨待つのか…。おっ!

バスステーションの表示 ほれー

地下駐車場の入り口を見つけ、案の定広くて色んな出口がある。勝った…。と思ったけど、このバスステーションに出たらまだ南口だった。お釈迦さまの手のひらみたい。
ウロウロしてたら、ちょっと奥まったとこに乗合タクシー乗り場を見つけ。私の行き先の看板があったので受付の人に声をかけたら、ちょうど車が駐車場を主発するところで。走って止めに行ってくれた。待ち時間無いのめちゃくちゃラッキー。
この乗り合いシステムは4人集まらないと発車しなくて、これが毎度1時間くらい待つ。でも安い。そもそもあんまり行く人いないエリアだからバスが無いわけで…。どっちを取るかですね。
行き先訊かれても、地図ではわかるけど中国語で言えないので、隣のお客さんに「ココ シャベッテ!」と読み上げてもらう。自分でも逞しく生きていると思う。たまに中国人の方が、(何コイツ…。)とヒいてる時ある。

そんなかんじで今回の汕頭旅行は終了。まだまだ紹介してない場所ありますからね。お待ちしてます!

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