本を読むという事
おはようございます、こんちには、こんばんは。まおうです。
本記事は「本を読む」ということに対して書いていこうかなと思います。
個人的主観に基づくもので記していくものなのですが、
何か一つでも
「本を読む」ということに対して伝えられたらなと思います。
本との出会い
出会う前までの本への認識
私が真正面から本と出合ったのは、小学生の確か低学年くらいだと思います。もちろんそれまで幼児学習や学校等で絵本や教科書に触れてきているので本というか書籍というものは認識していました。しかし、学校などでしか扱わないものである、という認識が大きかったと思います。
初めての出会いは漫画ドラゴンボール
たまたま寄った親戚の家でドラゴンボールの単行本を見つけたことが始まりでした。その当時はゴールデンタイムに多数のアニメが放映されており、その中でもドラゴンボールは毎日再放送があり、週一回最新話が放映されるというようなモンスターアニメでした。私もそんなモンスターアニメに心奪われ食い入るようにのめりこんでいった一人でした。そんな小学校低学年の男の子がドラゴンボールの単行本を見たら興奮しないわけがなく、親戚に許可をもらい読んでみたことが始まりでした。
読み方がわからない
本の読み方がわからなくて読むことを諦める人もいたりしますよね。
見出し通り、私も本の読み方がわからなかったのです。
ただ目の前にあるのはそう、あのモンスターアニメでもあるドラゴンボールが描かれている漫画本。私はあきらめきれずに、周りの大人へこれはどういうようにすれば内容がわかるのかということを教えを請い、手順を把握し、漫画を読み始めます。
正直、これが私の興味のあるものでなければ、本との出会いはもっと後になっていたかもしれません。
本に感動をする
初めての本(漫画)を読み終わった後の感動は今でも覚えています。
30年以上前のことですが、今でもこうして当時ああだこうだと言えるくらいに覚えています。
一番鮮明に残っている記憶は、
「この中に自分の知らない別の世界がある」 ということです。
読んだ単行本の内容がアニメで放映されていない先の話だったからこそ、余計にそう感じたのかもしれません。しかし、大げさではなく本当にそう思いました。そしてそれは今でもそう思っています。
本の世界にのめりこむ
本との出会いの後はひたすらに本を読み漁りました。当時は漫画ばかりですが、そこから始まり成長とともに活字の本なども読んでいく様になります。
当時は書店や古本屋さんが多く立ち並んでいましたので、お年玉や少ないお小遣いを握りしめて自分の気になる本を片っ端から買いに行っていた覚えがあります。
余談ですが、当時の週刊少年ジャンプは何もなければ1冊180円~190円で買えてました。なので200円握りしめて本屋さんに買いに行ったときに、合併号とかで210円だったりすると泣きながら家に帰った覚えがあります…。
本を読んでほしい
ガラッと話が変わりますが、できる事ならばいろんな方に本を読んでほしいと思います。近年は情報を発信する方法も増え、さらにハードルも下がり簡略化されています。このnoteもその恩恵の一つです。
YouTubeなど映像で発信されているものも数多くあり、そこからいろんな情報や別の世界を感じることもできると思います。ただ、それも本を読むことで情報への理解力や情景を感じる共感能力を伸ばすことでより良く情報を享受できるようになるのではと考えています。
本を読むことで得られること
個人的解釈が多くなりますが、ざっと上げてみたいと思います
読解力を身に付けることができる
行間を読む力を身に付けることができる
語彙力を身に付けることができる
論理的思考を身に付けることの手助けとなる
情景を想像する力を身に付ける手助けとなる
心の動きを想像する力を身に付ける手助けとなる
集中力を付けることができる
知識を身に付けることができる
思いつく限りを上げてみました。
本を読むことで読み解く力を得られ、情報から知識を身に付けることはできると思います。そしてロジカルな思考とイマジネーションを育む手助けをしてくれるものだと思います。
本に上位も下位もない
分厚い辞典が偉い、頭の固い大人たちに怒られるギャグ漫画は良くない、
なんて事は無いです。
本にあるのはカテゴリーだけ、と個人的に思っています。
(有害図書に指定されるようなものもありますがそれはまた別の時に…)
「漫画なんかでロジカルな思考が育める!?」
「知識なんて参考書とかビジネス書読まないと無理でしょ??」
「情景を想像する力なんて技術書とかじゃ厳しいんじゃない?」
そんなことはないです。
漫画でも知識を得られます。漢字なんてその最たるものですよね。
漫画のセリフにでてくる難読漢字にはルビを振って読めるようにしています。そのおかげで難しい漢字を読めたりした人も少なくないんじゃないでしょうか?最近ではDr.STONEの影響で「唆る(そそる)」なんて読める小学生もいたりと見聞きします。
あと漫画って結構ロジカルです。じゃないと話が成立しない。起承転結が必ずありますよね?起承転結って究極のロジカルの一つだと思います。
参考書やビジネス書など知識系の書籍でも情景や心の動きを感じることができます。その知識や技術をアウトプットするに至った背景を感じることができると思います。むしろ背景を描き書き上げてくれているものもあります。どういった心の動きがある、なんていうのはむしろビジネス書などには多く書かれていたりしますよね。
どういった本が良いだとか悪いとかはなく、ただそこにはカテゴライズされた内容があり、それを享受することによって自己の糧となるという事なのだと思います。
本の中の世界を堪能してほしい
漫画や小説には単純にその中の世界観を思い浮かべ、参考書やビジネス書などの知識系書籍などはそれを知識だけでなく、そこに至った世界を感じ、また自身がそれを身に付けた世界を想像してみてほしいと思います。ドキドキしませんか?ワクワクしませんか?次の一歩が待ち遠しくなりませんか?
私はそのドキドキを何度も感じたいために、漫画小説ビジネス書参考書技術書いとわず同じ本を何度も読み返すことも少なくありません。同じ本を読んでいても新しい何かと出合うことが多くあります。
何度も何度も読み返すことで、内容が知識となり、その知識を以ってそれまで見つけることができなかった新たなことを見つけることができたりすることもあります。
なので一度読んで終わりにせず、時間を使うことが可能であれば、もう一度もう一度とその本と向き合ってみるのも私個人としてはおススメしたいと思います。
本を読むことで経験値アップ
「本を読むだけで経験値がアップするわけない。」とおっしゃる方もいて当然です。確かに本を読むだけでは経験値が上がることは少ないと思います。
ただ経験値の取得量が多くなると思います。それは何故か?
本を読むことで得た知識や、情報を読み解き自分の中に落とし込む力
インプット能力が鍛えられているからです。
(知識 + 読み解く力) × 経験 = 取得できる経験値量
知識 × 読み解く力 × 経験 = 取得できる経験値量
この方程式が成り立つと個人として考えています。
同じ経験でも持っている知識や読み解く力でそこから手に入れられる経験値量というのに大きな差が出てくると考えています。本を読むということで楽しみながらその部分を鍛えることができると考えています。
本の力が持つこと
いわゆる本と呼ばれるものにはいろんな種類があると思います。雑誌、漫画コミック、小説、参考書、技術書などなど・・・
ただどの本にも言えることは、
「作者・著者の魂がこめられている」
本の情報の向こう側には、必ずそれを0から作り上げ生み出した人がいて、
伝えたい知識や情報、描きたい心の動きや情景など様々な思いがそこに存在する。生み出された本のなかにはその人が作り上げた世界が広がり、その中の想像の世界や知識の世界を私たちは冒険できるのだと思います。
そのこと自体を生きていく糧にできたり、明日への活力になったり、仕事で活かせる、人とコミュニケーションをとるときに使える、いろんなことに繋がっていると考えています。
本には世界を豊かにする力があると思います。
読んだ人を豊かにする、豊かになった人がさらに周りを豊かにする。
そんな本だからこそ、私は魅了し続けられているのだと思います。
本離れ、本を読まない人が増えてきたりもしているなんてことも聞きます。もちろん私の周りにもそんな人がいます。
私個人としては自分の経験や思いを基に、無理強いしないように気を付けながら「本を読む」ということをおススメをしていきたいな、と思ったりしています。
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