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ログライン独り言メモ「落ちぶれた秀才を天才が救済する話」

Q1.ログラインに皮肉は入っているか?



生まれ持った才能ではなく、
後天的に努力から得た才能を持っていたが
それさえも失いかけて焦り更に追い討ちをかけるようにアルコールでボロボロになる。
しかもそんな自分を救ってくれたのは、
生まれ持った天才だったという皮肉。
そんな状況の主人公に共感し、
気持ちが揺すぶられる。

Q2.イメージの広がりはあるか?

ブラインド・デートのログライン
「彼女は完璧な美女ーーお酒を呑むまでは……。」
をアレンジして、
「彼女は秀才ーーお酒を呑むまでは……。」

「お酒を呑むまでは完璧な元秀才を
天才が救済する話」
皮肉とイメージが広がる。

「酒に溺れた元秀才を天才が救済する話」
こっちの方がさっぱりしてるな。
元秀才側の葛藤があること、
でも最終的には救いがあるってことで、
読んでみても良いかな……となる。

秀才と天才の両極端な性格の
2人が引き起こすストーリーを想像させる。

努力家で、都会の
ファッションアトリエで将来を期待されていた
ファッションデザイナーのリサが、
山奥で一人で過ごしてきたハリーに出会い、
その生活の違いに驚きながらも生活していく。
そのシーンを予測できるようなログラインにしないと。

「酒に溺れる元秀才(人気デザイナー)が、
天才と山奥暮らしをする羽目になる話」

さっきよりはイメージの広がりが出来たかな。
でももっと想像力を掻き立てられ、
自分が読みたくなるログラインにしたい。

観客と制作費は?


狙う客層は20代、

都市部背景と、山奥のハリーのお屋敷の
対比をしっかりと効かせる。


パンチの効いたタイトルか?

「リサとハリー」というタイトルで
行こうとしていたけど、パンチはない。
というか、とりあえず決めたタイトルだもの。

まずタイトルに皮肉が無いんだ。
ハリーの髪の毛は、10代後半、20代前半の
上手くやろうとしてもできないって精神の
ハリネズミのジレンマを象徴する
為に描いたんだけど、これを何とか使いたい。

「ハリーネズミのジレンマ」……ダサい。
「ジレンマ」
「針ネズミのジレンマ」
「天才のジレンマ」
とりあえずまだ考え中だな。

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