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監督の意図を汲みながら撮影のプロとして全面サポート! 累計再生回数8万回超『とける』のEden Project.のみなさんをご紹介

『Mothers マザーズ』は5人の脚本家が集まり、それぞれが「母」をテーマとした20分の短編映画をつづるオムニバス映画です。脚本家・高橋郁子さんもこの映画に参加し、『夜想』と題した作品を制作しています。

『Mothers マザーズ』と『夜想』についての詳細は以下の記事をご覧ください。

今回は撮影にご協力いただいたEDEN Project.のみなさんをご紹介します。

EDEN Project.とは「プロの遊び場」をテーマに映像製作会社BLAZE LEGIONが運営する自主映画制作チーム。「エモいを形にする」やわらかでエッジの効いた映像ディティールを得意としています。
代表作『とける』はYouTubeの累計再生回数が8万回を超えました。

そんなEDEN Project.から、まずは黒沢秋さんをご紹介。『夜想』では、テクニカルディレクターとして撮影の技術的な部分の相談から撮影まで全面的にサポートしていただきました。

黒沢秋さん

黒沢さんのTwitter(現・X)を見ていただくとわかるのですが、撮影をしなくなったら呼吸ができなくなってしまう身体なのだろうか……と思ってしまうほど多数のプロジェクトを動かしていらっしゃいます。
その場数で培われたのであろう即・対応力と監督である郁子さんのイメージを正確に映像に起こす表現力に『夜想』の撮影現場は支えられました。

「映像であればこう表現したほうが意図が伝わります」「その演技を撮影するなら、こういうカメラのカットも撮影しておいたほうがいいですよね」――撮影現場では黒沢さんに何度もアドバイスがありました。小道具や照明、俳優の演技が映像として記録されることの意味や理屈を一緒に考えてくれる姿勢がとても頼もしかったです。

『とける』のパンフレットには黒沢さんの撮影のこだわりについて書かれています。

「カメラに映った情報の意味をしっかり考える」
「現場になくても、ないと理屈がおかしくなるものはすぐ用意する」

『夜想』の撮影現場で私が見た黒沢さんの姿そのもので、普段からこうした部分を大事にしているのだと実感しました。

撮影には、大盤振る舞いで機材もいいものを使っていただきました。シネマカメラの専門メーカーであるRED DIGITAL CINEMAのものだそうです。黒沢さん、本当にありがとうございました!

Eden Project.からは他にも最上友里絵さん、太田祥介さんが参加しています。

最上友里絵さんは『とける』で黒沢さんと同じく監督・撮影・録音・編集に携わっていた方です。
『夜想』では主に録音周りを担当しています。idenshi195側が慣れない撮影で映像にばかり気を取られがちになるなか、正しいアクセントにも配慮いただきながら録音作業を行っていただき、たいへん心強かったです。

そして、録音周りではもう一人、太田祥介さんにもご担当いただきました。
太田さんのホームページを拝見したところ、まだ大学生とのこと。「お若い……」と思ってはいたのですが、まさかそこまでとは……!
2023年12月28日からYouTubeで『飼ってたクモが死んだ』という短編映画も公開されていますので、こちらにもご注目ください。

Eden Project.のみなさんが手掛ける映像、どうぞ期待してお待ちください!
(正直、私が一番楽しみにしているのかもしれない……)

撮影準備中の一コマ


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