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No.3 令和の花形!AI使いの未来

AI使いの未来1

AI使いの未来2

AI使いの未来3

AI使いの未来4

【漫画の解説】
 こんにちは、「ぶん」です。JASPICの20周年記念誌発行でスタートした4コマ漫画はついに3作目となり、今回は昭和、平成に続く令和のテイストで制作しました。
 平成から令和の時代、ネットワークの発展、通信の高速化、CPUの処理能力の飛躍的な向上があり、世界中の多くの人がスマートフォンを持つようになりました。クラウド上の新しいサービスが次々に生まれ、SNSには日々大量のデータが蓄積され、そのビッグデータをAI(人工知能)が学習して動向分析・判断・提案などを行えるようになってきました。
 そのような状況の中、「花形」データサイエンティストをテーマとして、その仕事の価値や内容がわからない人とのすれ違いを描きました。ここにはプロセス改善の現場にも通ずる「理解してもらうことの難しさ」、「道具の使いみち」、そして「道具との関係」という視点を入れています。


 まず、「新しいことを、知らない人にわかってもらうのは難しい」ということです。新しい概念や用語は、理解する以前に拒絶されることもあり、やっと聞いてもらえても認識のズレに苦労された方も多いと思います。相手がわかっていることにあてはめたり対比したりすることも、理解を得るためには必要だと思います。
 次はAIという「道具の使いみち」です。「金づちしか持たない人にはあらゆるものが釘に見える」という格言があります。一つ良い道具を手に入れると、何でもそれで解決しようとしてしまうことに注意を喚起しています。優れた開発手法やよくできた改善モデルなどに惚れ込んでしまうと、つい、万能薬と思い込みがちです。
 そして「道具との関係」ですが、AIを作る・育てる仕事なのに、AIにこき使われているように見られてしまったことを描きました。「魔法使い」のように便利な道具を使いこなすのか、「お使い」のように使われてしまうのか、「使い」という言葉に両極端の意味を込めました。


 SEPGとして上手に道具を使い、丁寧な説明で現場の理解を得て、現場と共に歩み進化し続ける未来であってほしいと思います。
2021年9月21日 ぶん
#ガンバレSEPG君  #JASPIC

JASPIC広報部
JASPIC(日本SPIコンソーシアム)の note です。