情報リテラシー論15

こんばんは。
ついにこの講義も最終回を迎えました。
今回も情報リテラシー論で学んだことを記録していきたいと思います。

第15回のテーマは「デマや詐欺と進化する技術」でした。

講義の前に見た動画は今までの総括的な内容でした。
ボリュームがあったので少し長めの要約になります。

メディアの敗北
マスメディアは護送船団方式
系列という縦の関係、芸能事務所や広告代理店という横の関係

ネットメディアという黒船によって崩壊

ラジオ、新聞...視聴者、購読者の激減
テレビ...リアルタイムが弱点(ネットは好きな時間に、繰り返し視聴可)
広告代理店...視聴者減→ゴールデンタイムの価値下
芸能事務所...仕事取れなくなる(芸能人がYouTube進出)

●コロナの影響
自宅勤務→「時間潰し」だった駅売新聞の売り上げ減
(そもそも購読はしていない)
外食産業は広告を出さなくなる
テレビを見る時間増?⇄リモコンにネットメディアのボタン→視聴者流出
CD売り上げ少→握手会などリアルイベントが目当て
ひな壇番組、営業ができない→若手芸能人の出番なし
コロナの過激報道→スポンサー離れ

●テレビ不振の要因
上層部の高齢化→定年が近いため将来性を考えない
新聞社に落ちた人がテレビ業界に
枠を制作会社に売る→制作に無干渉→利益少ない
人員削減→優秀な人材からネットメディアへ
ジャーナリストの減少→ニュースの質低下

⚠︎ネットでもメディアでも言論の自由がない!
 →自分の力で情報を見極める=情報リテラシーの重要性高


それでは、講義のまとめに入っていきます。

今回は情報リテラシーに関する最新のトピックスのまとめ回でした。
横田先生のサイトに掲載されている数あるトピックスの中からピックアップしてまとめていきます。


□情報リテラシーを学ぶ

まずは私が通う大学のある新潟県のサイバー犯罪対策課のHPです。
まだ全ての都道府県にこのようなインターネットに特化した組織があるわけではないようです。
新潟県には「サイバー空間の脅威に対する新潟県産学官民合同対策プロジェクト推進協議会」という組織があり、サイバー犯罪の対策が進んでいるようです。

情報セキュリティ10大脅威 2022」で今最も注意すべきサイバー犯罪を知り、対策をしましょう。
1位には「フィッシングによる個人情報等の詐取」がランクインしています。

京都府警のHPではネットの危険を漫画で解説しています。
気軽に読むことができるのでぜひ読んでみてください。

「高齢者のための」に限らず、どの年代の人にも非常に参考になるサイトです。
掲載されている事例がとても多く、かつ具体的です。
詐欺のパターンを知っておくことで騙されるリスクは格段に減るはずです。


□トラブルを知る、体験する

大分県のサイトではインターネットトラブルを体験することができるコンテンツを公開しています。
ワンクリック詐欺や出会い系サイト、ネットショッピングなど、様々な被害のパターンを体験しながら学ぶことができます。
この中にもありますが、最近は偽ブランドの詐欺が多発しています。
広告がSNSで流れてくることもあります。
有名ブランドの名前に騙されず、その販売店が正規なのかどうかをよく確認する必要があります。

このサイトではネットショッピングを模した画面を操作しながら商品の紹介や表示に隠れた罠を知ることができます。

消費者庁とHPでは様々な消費者トラブルが紹介されています。
イラストが多くて読みやすいのでおすすめです。

□著作権、肖像権について

大学柄、作品を制作、公開する方も多いでしょう。
作品を扱う際には著作権の知識が重要になります。
このほかにも様々な事例で法的にOKかNGかを解説しているわかりやすい画像があったのですが、リンクが一時的に貼り付けられない状態になっていたのでページ上にある横田先生のサイトのリンクから是非確認してみてください。


□過去のトピックス(2014~2020)

数年前のトピックスでも参考になるものがたくさんありました。
授業で話題になったものや個人的に気になったものを取り上げてみます。

まずは中傷記事を転載しただけでも名誉毀損として有罪になったというニュース。
安易なコピペはには注意したいですね。

このブログの筆者は「モザイクは条件が揃えば再現可能で個人情報を完全に隠すには不十分」と警告しています。
一見かっこ良くも見えるモザイク加工ですが、プライバシーを守るには塗りつぶすのが良さそうです。

モデルの平子理沙さんのコメント欄が炎上...しかしその大量の中傷コメントはたったの6人によって書き込まれていたという内容です。
インターネットの世界では目に見えるものが決して真実ではないこと、ごく一部のマイナスなコメントにはスルースキルを持ち、プラスなコメントに目を向けるようにすることの意識が必要そうです。

赤ちゃんの写真投稿問題です。
最近では芸能人も子供の名前や顔写真の公表を控えるケースが多いですね。

なりすまされない権利「アイデンティティー権」のニュース。
初めて聞いた権利の名前でした。
なりすましは悪ふざけとしてたまに耳にすることがあるので法整備が進んで知名度が上がることで被害が減ると良いなと思います。

SNSでの発言が無意識に攻撃的になっている可能性があります。
SNSの使い方を振り返る良いきっかけになる記事だと思いました。

18才以下の子どもは世界のインターネット人口の3分の1を占めており」という驚きの内容が書かれています。

横田先生のFacebookで「受信者がだまされるフィッシングメールの件名トップ10」がシェアされています。
フィッシングは2022年の10大脅威の1位にランクインしています。
どんなパターンがあるか知っておくことは大きな対策になるでしょう。

普通の人は1日80回スマホのロックを外す「SNSに人生の20%の時間を奪われている事に早く気づけ」」という題名だけでもインパクトがあります。
こちらもスマホ漬けの生活を見つめ直すきっかけになりそうです。

この記事でもSNSにあげてはいけない写真のパターンを複数紹介しています。
個人情報の流出だけでなく空き巣などの被害に遭うリスクもあります。


□最近のトピックス(2021)

パソコンのセキュリティに詳しくなかったので参考になりました。
どれも簡単なものばかりでした。

SNSの写真から位置情報を割り出す「特定代行屋
写真を投稿しないのが最善ですが、投稿するときには周囲のものの映り込みにより一層注意したいですね。


いかにも怪しい手口ですが、面白半分で読み取ってしまう人がいて驚きです。
QRコードはその先のサイトが安全かどうか確認することができず、読み取った瞬間に被害に遭う恐れがあるので注意が必要です。

デジタル庁がAmazonのサーバーを使うという衝撃のニュース。
つまり、日本の情報がアメリカの企業に筒抜けになるということです。
安全性と信頼性を天秤にかけた結果の判断なのでしょうか。

診断系アプリ」を利用する際のSNS連携の危険性についての話題です。
Twitterのトレンドでよく目にし、やりたくなってしまう方も多いでしょう。
前回の内容にもありましたが、特に個人情報の多いFacebookではアクセス権限をよく読んでから連携するべきです。

LINEがハッキングされ個人情報が流出したというニュース。
ハッキングに使われたのは「ペガサス」というスパイウェアで、国家が買うほど強力なもののようです。
自分も利用しているサービスから個人情報が流出するのはとても怖いです。

複雑な問題ですが、小学校時代に「名前いじり」がよくあったのもまた事実です。
名前はほとんどの人が一生付き合っていくものですから、細心の注意は払うべきなのかもしれません。

この記事は私も実際に読んで考えさせられました。
それも「SNSで候補者をスクリーニングする企業は70%」とかなり高い割合であることに驚きでした。
しかし、SNSの内容が好意的に捉えられ、採用される場合もあるようです。
SNSももうプラーベートの場ではなくなっているのですね。

Googleは膨大な量のデータをユーザーから収集しているようです。
筆者はなんとなくiPhoneでよかったと思ってしまいました。



今回の講義まとめはこれで終わりです。
全15回にわたって様々な知識を身につけてきましたが、まだまだ知らないことがたくさんありました。
情報社会を生きていくには気をつけなければいけないことばかりですね。
しかしマイナスな面だけでなく、便利なツールなどプラスになるような情報もたくさん知ることができました。
長いブログを継続して投稿するというのも新しい経験でした。
少しでも目を通してくださった方はありがとうございました。
あとは最終試験を残すのみです。
これまでの積み重ねを信じたいと思います...!
(筆者に時間の余裕があれば全15回のまとめ記事を投稿するかもしれません)
最後に、情報リテラシー論の講師である横田秀琳先生、半年の間でしたがありがとうございました!

講師・横田秀珠(よこたしゅうりん)先生のHPはこちらから↓


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