情報リテラシー論02

お久しぶりです。
レポートを書くためにnoteにログインすると前回の投稿に「スキ」の通知が来ていて驚きました。
拙い文章が恥ずかしいのでタグをつけずにひっそり投稿したのですが、自分の文章を目に通してくれて少しでもいいと思ってくれた方がいたのは素直にうれしかったです。

さて、今回からは情報リテラシー論の講義の振り返りと考察を記録していきます。
第2回のテーマは「インターネット概論と歴史」でした。


はじめに見たのがこの動画です。
インターネットが急速に普及したことが数値とともにわかりやすく示されている内容でした。
Did you know?
という問いかけが刺さりました。答えはほとんどが"No."でした。
インターネットが欠かせない時代。これから生きていく上でインターネットについての知識は最低限身につけておくべきだと思いました。



□インターネットのこれまで~地震との関係?~

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横田先生のスライドからお借りしたインターネットの年表です。
興味深いのはインターネットの歴史におけるターニングポイントとなる年には地震が発生しているということです。
まずは「インターネット元年」と呼ばれる1995年。Windows95が発売され、多くの人がインターネットにアクセスできるようになりました。しかし阪神淡路大震災が発生したのはその前の1月のことでした。このときインターネットの重要性が注目され始めました。
次に東日本大震災が発生した2011年。日本ではLINEのサービスが開始され、SNSが大ブレイクした年となりました。ちなみにこの年の流行語は「スマホ」でした。大震災をきっかけに多くの人がスマホを使って情報をやり取りし始めたということがわかります。


□URLを知らない若者がいる!?

世界初のウェブサイト、World Wide Web(WWW)は1993年に公開されました。wwwは今はすっかりネットスラングとして定着していますが、別の意味としてインターネットの歴史上で重要なワードだったのですね。このサイトはテキストとハイパーリンクのみのシンプルな作りでした。
驚くことに見出しにもある通り、最近はURLの概念がなくなってきているようです。要因はスマホの普及してアプリを使うことが多くなったことです。例えば最近はSNSで繋がるときにQRコードを使ったりしますよね。


□インターネットのこれから~5Gの登場で何が変わる?~

インターネットの読み込みに時間がかかるときに「回線が遅い」と口にしたことが一度はあるのではないでしょうか。
みなさんは自分が使っている端末の回線速度を知っていますか?
FAST.com
知らない方は上記のサイトで簡単に調べることができます。
有線と無線の回線速度には大きな差があります。例として横田先生の端末の場合、無線のスマートフォンよりも有線のパソコンの方が約25倍も速いという結果になっていました。

しかし、これからの時代は無線が有線を追い越すと言われています。
そのカギとなるのが5Gです。
5GのGは日本語で「世代」という意味の”generation”の頭文字です。
5Gになると通信速度は約100倍送信できるデータ容量は約1000倍にも増えるそうです。さらに回線の混雑がなくなったり、遅延が10分の1になったり……。
画期的な進化ですね。

では、5Gの登場によって世の中でどんなことが起こるのでしょうか?
3つのいいことをまとめていきます。

①データが使い放題に
月末にスマホなどを使うと通信制限に苦しめられるということがよくあるのではないでしょうか。通信制限がある理由は、回線の混雑によってサーバーがダウンする恐れがあるからです。ところが5Gによってその恐れがなくなるということで、私たちが無制限でデータを使うことができる未来が近いというわけです。

②動画が見放題、高画質でも!?
今では音楽のサブスクリプションは私たちの身近にあります。私もLINEミュージックの聴き放題を利用したことがあります。それが動画でも実現するかもしれないのです。しかも4Kや8Kなどの高画質で。今までにそのようなプランがなかったのは通信制限で動画が止まってクルクル……というようなことが頻発するからです。動画見放題はとても待ち遠しいです。

③どんな端末でも快適に操作できる
ゲームをしていると端末が熱くなるという経験はありますか?ある人もない人もいるかもしれません。これは端末の性能によって依存しています。それはなぜかというと、サーバーから送られたデータを端末側でデータを処理しているからです。しかしこれからは通信速度が速くなることによってサーバー側でデータを処理してから端末に送ることが可能になります。スマホは送られてきたデータを反映するだけのディスプレイになるのです。
デザインを学ぶ私たちにとってのメリットは、画質の制限がなくなるということです。


□世界で人気のSNSといえば?

今、世界では何人の人がインターネットを利用しているのか、1日に何通のメールが送られているのか……考えたことがありますか?
http://www.internetlivestats.com
このサイトで世界のインターネットに関するあらゆる数字をリアルタイムで知ることができます。

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これが執筆時点の数字です。ぼーっと眺めているだけでも面白いのですが、驚きの事実が発覚しました。黄色い枠に注目してください。それは世界的にみるとFacebookのユーザーの方がTwitterよりも圧倒的に多いということです。みなさんの中ではTwitterの方が人気なイメージのある人が多いのではないでしょうか。

ではここで、なぜ日本ではTwitterの方がFacebookよりも人気なのか興味があったので調べてみようと思います。
調べる前に簡単に予想をします。私の予想は「Facebookの本名登録が日本人の性格に合わない」です。日本人は他の国の人に比べて恥ずかしがり屋なイメージがあります。よって日本人はニックネームで登録できるTwitterの匿名性を好んでいるのではないかと考えました。
実際に調べてみました。
https://www.spinno.com/blog/archives/4769
文章に起こすと長くなってしまうので割愛します。検索で一番上に出てきたサイトのリンクを載せておくので興味のある方は見てみてください。
私の予想は当たっていました。他にも様々な要因があるようです。このサイトでは日本のオタク文化との関連性に着目していたのが興味深かったです。


□テレビvsネット

スマホが普及する前、人々はマスメディアでしか情報を受け取ることができませんでした。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌が4大マスメディアと呼ばれていますが、
テレビとラジオは総務省の免許制で情報が画一化されていました。新聞と雑誌は情報の鮮度に欠けました。
スマホが登場すると誰でもリアルタイムで情報を受け取るだけでなく、発信までもができるようになりました。当時は総合的にみてテレビが優れているとされていたのですが、それを超えるスマホが登場したことによってテレビの勢いが失われていきました。さらに、テレビは19時から21時がゴールデンタイムとされていますがネットが盛り上がる時間と被ってしまっており、テレビはネットを敵視していました。しかしここ数年ではテレビは方針を変え、ネットを利用してコンテンツを配信するようになりました。


□たくさんの情報を得る≠賢くなる

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ここまでのまとめでインターネットは急速な進化をとげ、これからも進化し続けていくことがわかりました。上の資料を見ると、それに伴って情報量もどんどん増えていくのですが情報の消費が全く間に合っていないことが読み取れます。今の世の中は情報に溢れているのです。江戸時代の人が一生かけて得る情報を今の人は1日で得ているそうです。しかしそれは人間が賢くなったというわけではありません。情報を得る手段が発達したというだけなのです。現代を生きる私たちにとって情報リテラシーがいかに重要か改めて実感させられるお話でした。


□インターネットブラウザの歴史

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インターネットブラウザの歴史の年表です。AppleとMicrosoftが提携したことがあるという面白い事実を知ることができました。
https://www.youtube.com/watch?v=Zc9Oy_zdEwc
この動画ではインターネットブラウザの勢力の変遷が視覚化されているので非常にわかりやすいです。是非見てみてください。


□ヒトとヒト、モノとモノ

今やSNSを使って多くの人どうしが繋がっています。次はモノとモノが繋がる時代がやってきます。その1つの例が無線充電です。充電コードが不必要になるほか、充電が足りなくなった時に他の端末から充電を送ってもらうことができるようになったりするそうです。
また、通信はアンテナから衛星に変わっていきます。空からの通信することで海でも山でも圏外にならずに通信することが可能になります。


かなり長くなってしまいましたが今回のレポートはこれで終了となります。
せっかく公開式のブログという形で書いているので、いろんな人に読んでもらうことを意識して読者を飽きさせないような試行錯誤をしていきたいと思います。
次回もよろしくお願いします。

講師・横田秀珠(よこたしゅうりん)先生のHPはこちらから↓


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