情報リテラシー論07

こんばんは。
今回も情報リテラシー論で学んだことを記録していきたいと思います。

第7回のテーマは「多様な連絡手段のインフラ化」でした。
今回はスマホなどの使い方について見直すべき点が多く紹介されているので是非注目してもらいたい内容です。


□メアド漏洩の危険をチェック!

迷惑メールが届くのは、メールアドレスの扱いに問題があるかもしれません。

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まずはHPにメールの問い合わせ先を表示している場合です。
この画像を使ってチェックしてみましょう。
メールを送ってくる業者は、ロボットを使ってメールアドレスを収集しています。
ロボットはHTMLというコンピュータ言語を読み取っています。
そのため、テキスト以外でメールアドレスを表示したとしてもHTMLにメールアドレスが載っているだけで簡単に収集されてしまうのです。

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こちらもチェックしてみましょう。
一つは当てはまる人もいるのではないかと思います。
私は配信停止メールを送ってしまった記憶があります。
迷惑メールに対してアクションをしてしまうと、そのメールアドレスが使われている証拠になってしまいます。迷惑メールは使われているかに関係なく無差別に送られているのです。
また、基本的にメールアドレスを入力するということは、収集・売却のリスクがあるということを意識しておく必要があります。
メールアドレスの入力は慎重に、必要最低限にしておきたいですね。



□簡単!迷惑メール対策

巧妙な手段で送られてくる迷惑メールですが、その対策を3つ紹介します。
①無料のメールフォームを利用
これを使えばメールアドレスを公開しなくてもWEB上から問い合わせを受け取ることができます。
ロボットをブロックしているので入力内容が漏洩するリスクも少ないです。
初めての方はformrunやGoogle フォームがおすすめです。
Contact Form 7は自分のHPにフォームを設置することができるのですが、サーバーの設定を自分でする仏用があります。

②拒否の表示をする
これはメールアドレスをHPに掲載している場合の対策です。
この表示を無視して迷惑メールを送信することは法律違反になります。

拒否の表示の例
このメールアドレスへの情報提供以外の特定電子メールの送信を拒否致します。
(特定電子メール=迷惑メール)

③行政に情報提供

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詳しい方法は画像をご覧ください。
重要なのは迷惑メールに対して自分でアクションしないということです。



□送り手側になるときは?

何らかの宣伝でメールを送信したい時には、法律で定められた以下の表示義務を守る必要があります。

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画像にもありますが、宣伝メールは送信前に相手の許可が必要です。
つまり、突然送られてくる迷惑メールは実は全て違法なのです。


□迷惑メールに強いGmail

Gmailには迷惑メール報告機能があります。
報告が多いメールアドレスから送信されたメールは迷惑メールフォルダに振り分けられます。
これはGmailも振り分けられるので公平性が高く、信用もできますね。
しかし、自分が迷惑だと思っていないメールでも、他のユーザーからの報告が多ければ迷惑メールに振り分けられてしまうというデメリットもあります。

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迷惑メールに強いGmailですが、こんな便利な機能もあります。
わかりやすく言うと、メールアドレスに@gmail.comがついていないものを転送したり、送信に使ったりすることができるということです。

Gmailの対策が功を奏してか、迷惑メールの数は2009年には9割だったのが2015年には5割に激減しています。



□住所が漏洩!?連絡先をチェック!

今回の講義の中で一番驚いた内容です。
Googleマップはとても便利なアプリですが、危険な一面があるようです。

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実は、Googleマップでは住所や建物名だけではなく個人名でも検索をかけることができます。
そうすると、その人が連絡先に登録している住所が表示されてしまうのです。

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これは特にiPhoneユーザーが注意した方がいいそうです。
思わぬところで住所が漏洩しないように自分の連絡先に住所が登録されていないか確認しておきましょう。


□社会人の基本!メールのマナー

最近はアドレスがないLINEなどが普及しているため、メールのマナーを知らない若者がたくさんいるそうです。
社会人の連絡方法はメールが基本ということで正しい使い方をしっかり覚えておきたいですね。

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メールには3つの送信方法があります。
その違いは画像を参考にしてください。
聞き馴染みのないCCとBCCについて、わかりやすい図があったので引用します。
送りたい人の関係性に合わせて、プライバシーに配慮した使い分けが必要ですね。

画像9

引用元↓

メールを送る際には、添付ファイルにも注意が必要です。
基本的には添付ファイルはしない方がいいのだそうです。
その理由は、ファイルサイズによって相手のサーバーに負荷がかかる恐れとウイルスの危険です。
それでも添付ファイルをする必要がある時のポイントは以下の通りです。

・無制限のオンラインストレージサービスを使う
・zipファイルもできるだけ避ける→解凍した瞬間にウイルス感染の危険
・PDF形式で送ると◎→MacとWindows独自の拡張子に注意
・古い形式で送る→最新版だと古いソフトで開けない恐れあり
(一部スライドとは違う箇所があります)

社会人はメールを使うと冒頭に書きましたが、最近はHPにメールではなくSNSの問い合わせ先を掲載している企業も増えてきているそうです。
社会人の連絡もSNSが主流になる時代が来るかもしれませんね。



□Twitterはなぜ140字?

実は、Twitterは最初は字数制限がありませんでした。
ドイツの研究者によって絵葉書は160字で十分との研究結果をもとにショートメールが160字になりました。
それに倣い、Twitterはアカウント名分の20字を引いた140字になりました。
しかし、英語では140字で伝えたいことを書くのには足りないそうで、英語圏では280字にする実験が行われています。
日本人は漢字や略語があるので140字でかなりの長文が書けますよね。
これも日本でTwitterが流行った一因かもしれません。



□キャリアを越えたやり取りは画期的だった

実は、ショートメッセージは最初はキャリアを越えて送信することができませんでした。
今ではそれが可能なのですが一通あたり2~3円ほどかかります。
それを考えるとキャリアを越えて無料でメッセージをやり取りすることができるLINEがいかに画期的だったのかがよくわかります。

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LINEといえば既読機能が特徴ですが、それよりも前にも配信確認や開封確認という似たような機能があったそうです。

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今の時代の連絡手段はメールではなくLINEがすっかり主流となっています。
実は、携帯3社はそれに対抗して+メッセージというメッセージアプリを提供しています。
しかしLINEが普及している今、+メッセージは苦戦しているようです。
やはりLINEは画期的だったのですね。

最後にLINEについての話題をもうひとつ。
LINEは端末につき1つのアカウントしか持つことができませんが、LINE公式アカウントというアプリをインストールすれば複数のアカウントを持つことができます。
公式アカウントはメッセージを一斉送信することもできます。
気になる方は是非使ってみてください。


□オンライン○○、なぜzoom?

新型コロナウイルスの流行によって、仕事や授業、飲み会などがオンラインで行われるようになりました。
そんな中よく使われるようになったのがzoomです。
しかし、テレビ電話ならSkypeやLINEなど既存のアプリでも可能です。
それなのになぜzoomが使われるのか、その理由をまとめます。

まずはテレビ電話の歴史について。
Skypeはアプリが入っている人同士であれば無料でテレビ電話をすることができるサービスです。
これは国際電話しかなかった当時、画期的なものでした。
この後メールや通話が無料で使えるLINEも登場し、人気になります。
しかし、これらのサービスはビジネスとしては成功していません。
無料を押し出した結果、利益を得られず買収や経営統合されてしまいます。
そんな中、ビジネスとして成功したのがzoomです。
zoomは40分以上のビデオ通話を有料にして利益を得たのです。
しかし、ユーザーからしたら無料のサービスの方が使いたくなるはずでよね。

それでもzoomが使われたのは機能面の強みがあったからです。
録画や画面共有、バーチャル背景などです。
実はzoomの機能は企業向けに作られています。
確かに、LINEなどを使って友達とビデオ通話する時にはこれらの機能はあまり必要ありませんよね。
また、SkypeやLINEとのもうひとつの大きな違いは、事前に連絡先を交換しなくても部屋を作って相手を待機できることです。
個人にとっては少し高い金額でも企業なら経費として支払うことができます。

個人をターゲットにしたSkypeやLINEと企業をターゲットにしたzoomで明暗が分かれたようですね。


□連絡手段の使い分け

この記事のタイトルから分かる通り、堀江貴文さんは電話を批判しています。
電話の他にもリモート会議など、互いが同じ時間を共有しなければならない同期連絡は時間の無駄だと述べています。

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それぞれの連絡手段の長所と短所です。
相手が合わせられるというのが非同期連絡の特徴です。
これらを踏まえて状況に適した連絡手段を選びたいですね。

実は、AmazonにもAmazon Alexaチャットというメッセージ機能があります。
この特徴は、音声でメッセージを送信するとその音声と自動で文字起こしされた文章が相手に表示されるという機能です。
音声入力は送り手にとって、テキストメッセージは受け手にとって楽なウィンウィンの機能なのです。
(みんなが使えばLINEも真似して実装するかも...?)

その他にも特色豊かなメッセージアプリがあります。

Telegram...スパイも使うほど強いセキュリティ
Snapchat...24時間で消えるチャット機能
sute.jp...24時間で消えるメールアドレス(占いなどに!)

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最後に、社会人になったら使いたいビジネスチャットも参考にしてください。



□家族LINEだけで大丈夫?

家族でグループLINEを作っている方は多いと思います。
しかし、スマホが壊れた時やLINEのサーバーがダウンした時、その他に連絡方法はありますか?
最近は家族のメールアドレスや電話番号を覚えていない方も多いかもしれません。
そこで保険として紹介されたのがTwitterの非公開アカウントの共有です。
それぞれのアカウントではなく同一のアカウントを使用することによってパスワードを忘れてログインできなくなるということが回避できるというメリットがあります。
是非試してみてはいかがでしょうか。

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また、電話が使えない時にはTwitterで救助要請をすることができるそうです。
警察や消防がTwitterで検索をかけるという文化ができているというお話もあり、初耳だったので驚きました。


今回の講義まとめはこれで終わりです。
いつかの投稿で私が受講している講義では「情報リテラシー論」の検索結果で最終的に上位20サイトにランクインすると単位が確定するということをお伝えしたのですが、なんと私のページが今のところ1位で表示されているようです。
テキスト情報で攻めているからでしょうか、私にもよくわかりません。
他にランクインしている方のは漫画の方もいたのでGoogleにはもっと細かい評価基準があるのでしょうね。
正直ランクインは難しいと思い、試験で点数を取るルートで単位取得を目指していたので、本当にびっくりしています。
この講義も折り返しですが、最後までGoogleに評価してもらえるように頑張りたいと思います。
次回もよろしくお願いします。

講師・横田秀珠(よこたしゅうりん)先生のHPはこちらから↓


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