早く殺してください


このnoteはキャンペーン応募ついでに吐き出したレビューという名目の最低な感情の文章のため、お願いですから見かけても読まないでください。


盗作のアルバムに収録されている楽曲、盗作についてのみ話します。

これは私の曲です。
何を言っているか分からないと思うんですけど、これは私の歌なんです。(というかすべての創作者の方はこう思ったのではないでしょうか)

私は絵を描くことが好きで、絵を描いています。
きっかけはとても美しい絵をかかれる方がいたからです。私はその絵と同じものがかけたらどんなにいいだろうと思い、絵を描き始めました。その人の絵を見て、真似して、色も構図も細かい線も、全部真似して。だって美しいものが描きたかったんです。その人の絵を盗めば美しい絵が描けると思ったんです。
私の絵は盗作です。
評価されて、絵を褒めてもらえるようになってもこの想いが消えずにいました。そんなときにこの曲に出会いました。

だから、この曲は私の曲なんだと思いました。だけどそう感じた人はきっと私だけじゃないのだと思います。誰だって美しいものに憧れて、それを追って生きてると思います。私は特別な存在ではありません。

こんなことを書き殴っても何にもなれません。
本当は共感なんてしたくもないです。私はただ美しいものを美しいと思って、そういうものを沢山見つけて、そうやって生きていたかっただけなんです。
それなのにいつの間にか美しいものとはかけ離れた嫉妬、劣等感、そんな感情に苛まれています。唯一救われるのは美しいものを、好きな絵を、好きな曲を、好きなものを何も考えずに貪っているときです。

盗作のアルバムはそんな感情を全て見透かしてくるような一作です。聴いているうちにどうにかなってしまいそうです。もうなってるかもしれません。どうか助けてください。

私はこの曲を初めて聴いてからは部屋にCDプレイヤーひとつを床に置いて、盗作をひたすらに流しながら絵を描いています。

私達は一体どうやったら満たされるでしょうか。もういっそ殺して欲しいです。


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