2024/05/18㈯ 奈良旅行➀
友と奈良に旅行いってきた!
私が張っていたバスターミナルと全然違うバス停に友のバスは停車したので、うろたえながら友を探す時間が少しあった。
“少し”とあるように、すぐに友を発見。
染めたと聞いていた髪は色落ちしてうぐいす色になっていた。
加えて、友はクッパの腕輪みたいなゴツい厚底を履いていた。
「来る途中で片方のチェーンが外れちゃったんよな」と言っていたが、 外れたとてゴツかった。
ホテルに荷物を預かってもらい、奈良公園へ。
私にとっては見知った奈良市内に遠方の友が存在しているので、ありえない気持ちだった。
ミスマッチ、バグ、タピオカドリンクといった言葉も浮かんだ。(ティーの中に黒い丸いものが入っているのはありえないため)
鹿せんべい売りのおじさんが周りのシカを追い払った後であるにも関わらず、友が鹿せんべいを買うとぞろぞろとシカが集まって友が包囲されてしまった。
友はカバンや服をハミハミされながらせんべいを配り、「助けて~!」とかも言っていた。
奈良のシカはおじぎするけども、人間の世界におじぎの文化があるという前提を除けば、シカが角振って近づいてくるのは怖い。
大抵のシカは握りやすい杖みたいな丸い先端の角をしていたが、たまにピンピンの立派な角を生やしたシカもいた。
そういったシカが子供の近くを通ると、私は容易に怯えることができた。
一つ目小僧とかは奈良公園に来ないほうがいい。
あるシカの群れはせんべいに見向きもせずに香箱座りして観光客に写真を撮られまくっていた。
観光客が2匹のうち1匹にせんべいをあげ、もらえなかった1匹は本当に「エーン…」と鳴いていた。
せんべいを持った観光客を追いかけながらうんこするという要領の良いシカもいた。
それから進行の流れで萬葉植物園へ行った。
万葉集に登場する植物が栽培展示されているという万葉集のスピンオフ園である。
植物の横に詠まれた歌と植物の説明が書かれた看板があり、現代翻訳も記されているので現代っ子の私達は あれもこれもTwitterすぎる と盛り上がった。
『巨勢山の つらつら椿 つらつらに 見つつ思はな 巨勢の春野を』
という歌を見たときは二人して「「つらつら椿⁉️つらつらに⁉️」」と食いついた。
あと"あぶらちゃん"という植物は本当にある。
園内の鯉に餌をやったり、絵馬が外国語ばっかりすぎで読めんと爆笑したりしてお腹が空いたのでカナカナへ行った。
道中、柵のある歩道に入るタイミングを逃して道路脇をチョボチョボ歩く時間があった。
公園を見つけて、ブランコを6(む)漕ぎしたり、逆上がりできんくて無様を晒したりした。
私はカナカナへ行くのは2回目だけど、こういった言葉が出るくらいこのお店が好きだ。他の人も好きらしく、人気でいつも人が並んでいる。
食べながら、友は同い年だがすでに就職しているので「仕事はどうだ?楽しいか?」と加齢臭のする質問をした。
職場に面白い人がいて良いには良いけど、会社は法定労働時間が怪しいらしく、 みんなでやめる?😁 など話しているらしい。
社員全員で肩組んで拒否オロジー歌え とアドバイスした。
それからならまちをぶらぶら歩き、大仏プリンの店でジュースを飲んでいた頃、ホテルのチェックイン時間を過ぎていることに気が付いて、商店街を突っ切ってホテルへ戻った。
商店街を見る楽しみは残しておきたかったので、目つぶって商店街を走り抜ける案もあった。
無事チェックインし、部屋で一眠りして夜食べに行った。
このオアシスというお店は、通りのおしゃれなテナントからおしゃれな廊下を通っておしゃれなドア越しからおしゃれな店内が見えている。
サラダにみかんとかキウイも入ってた。おしゃれすぎ!
そして食後に私の気になっていたお店へ行った。
このお店はレビューが「アイスが小さい!客がうるさい!最悪!」と散々だったが、食後の私達には丁度いいサイズだった。
また、出来てから数年立っているので客足も少なかった。
アイスをモグモグ食い終わり、ゲーセンで1000円近く払ってアームを上下させて楽しみ、ホテルへ戻った。
このホテルは湯上がりのアイスが無料でいただける!
素晴らしいこと!
↓他にも無料サービスがある 良いお宿
明日朝のビッヒェに心躍らせながら寝た。
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