見出し画像

スクー講座 ギモンの法則#1 情報収集テク 牛窪恵先生

リサーチのプロがやっている「情報収集テク」まとめ

Why(何のために)、How(どうやって)、情報収集するか

1.情報収集する際は「何のために」を常に頭に置いて定量調査・定性調査を実施
2.仮説を構築しきれいない段階では、まず「探索的調査」を行う必要がある
3.探索的調査には、インタビューやエスノ(行動観察調査)、そしてSNS等を使った調査

①相手のことを知る
②さらに深く知る
③行動を分析する
④仮説や予測との違いを修正する

これを繰り返す。

定量調査…インターネットやアンケートで数を集める。数や割合を重視
定性調査…感情や理由を知る。言語的/質重視

このふたつは相互補完。組み合わせ。

何のためにこの定量・定性調査をするのか。

・ユーザーニーズに関する仮説の検証
・新たな潜在ニーズの発見

今はインタビューや行動観察をしてからなんとなく「こうなのでは?」と考えて質問項目を考える。個人情報保護や多様化のせいで、最近は定性調査➡定量調査の順になってきた。

インタビューで重要なのは潜在的な欲望を探ること。
サラッと聞いただけでは自覚していない欲望。実は潜在的な欲望が隠れている場合がある。ポテンシャルという。

情報収集のテクノロジーは進化している。ビックデータやニューロマーケティング。GPSを使ったスポーツのデータ解析も一例。
SNS解析も潮流。センチメント分析は、キーワードから「感情」を知る。AIが自動的に調べる


What(何を情報収集するのか)

1.「何を」の検討段階では、自身の「Capabillity」が重要=SWOT分析
2.STP分析や4C分析を通して、真のターゲットやユーザーメリットを知る
3.顧客とのコミュニケーション設計では三位一体の「共創型」をイメージ

SWOT分析
Strength強み
Weakness弱み
Opportunity機会 要するに時代背景
Threat脅威 要するに競合、ライバル

1.まずは、自分の強みを知ることが大事
2.そして、立ち位置。自分がどのポジションにいるのかということ
3.ユーザーのメリットが何なのか知る
4.ユーザーとの関係構築は「共創型」が拡がっている
5.いわゆるCRMのツールとしての役割。関係構築ツールとしての役割


セグメンテーションとターゲティング

セグメンテーション…市場の細分化。顧客をニーズで分類する。
ポジショニング…分類したグループの中からどの顧客を相手とするのか絞る



現代は、4P企業目線から4C顧客目線へ

・顧客ソリューション
・顧客コスト
・利便性
・コミュニケーション


共創型コミュニケーション 主流は「三位一体」?

・ストック型
YouTubu、Blog,Note,コーポレートサイト
・フロー型
Facebook、Twitter、Instagram、

この間に入っていくのが、
・メールやLINE


以上、メモ。


以下、学びポイント

●リサーチは、「何のために」情報収集するのかを念頭に取り組む
●インタビューや行動観察といった定性調査で仮説を立てて、アンケートなどの定量調査の質問項目を考えるの順
●デジタルコミュニケーションの主流は三位一体。ストック型+メールやLINE+フロー型。入り口は複数設けておく


最後に、つぶやき。

今回のファンクラブ限定オンラインライブとか、まさにそうだよね。最新のクローズドな情報(案内)は個人メールに来る。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?