【石川VS青識】「これフェミ」の感想。
おはようございます。昨日新宿で行われた「これからのフェミニズムを考える白熱討論会」に参加してきたので、感想を本当に殴り書きにしていきたいと思います。
一言で言うと「議論はあまり交わらず平行線」という感じでした。そしてそれに対して、会場内では「石川さんの話が論理性がなくよくわからない」といった雰囲気でした。
ただ、私は石川さんが悪いとは思わない。
と言うのもフェミニストの方々と、所謂オタクを中心とした表現規制反対派の方々、これはそれぞれに体系化された論理があって、その二つが交わりにくかったのかなと思います。
これは私の実体験としてもすごくわかる話で、私はいつもTwitterで政治の話をしてますが、実はあまり政治には詳しくない。その代わり哲学や認知科学など、他の分野の知識から政治にアプローチしようと頑張っているわけです。
しかしやはり政治に詳しい方々とはなかなか噛み合わない場合が多い。いろいろ質問をいただいたり、「黒瀬が言いたいのはこうではないか」という解説をしてくれる方もいてありがたいのですが、やはり少し角度が違うなぁと思うわけです。
今回のイベントでも、まず青識さんだけでなく一般の参加者の方も「表現規制反対派」の方が多かったように思います。
そんな中で、石川さんとしては自分が持ってるフェミニズムの思想や知識を活かして、プレゼンや議論をしていた。一方で、その思想や知識とはまた角度が違うような反論や質問が多く、石川さんは慣れない対応に追われる事になったのではないかと思います。
「もっとフェミニストとして言いたい事はあるけど、どう言えば分かってもらえるかわからない」というモヤモヤしていた状態が続いていたのではないかなと。
まさに会場内でも少し指摘されていましたが、同じ「表現」というテーマで話していても、やはりフェミニズムの方々と表現規制反対派の方々では、それぞれに属するコミュニティが違いすぎてるんですね。だからお互いに独立して体系化された知識があって、それが離れすぎていて噛み合わなかったのかなと。
なのでイベント内でも最後は「もっと議論する場が必要」というまとめ方でしたが、まさにその通りだと思いました。こういう大きなイベントを開かなくても、ツイッターとかいろんな場所で小さな議論が多く起きるようになってほしいと私も思います。
はい、私の感想としてはこんなもんです。あれからあまり寝てなくてボヤけた頭で書いてるので、本当に殴り書きという感じですね。酷いレポです。
しかしもともと私は青識さんや司会の小保内さんのファンなのですが、実際にお会いするとテンション上がりますね。お互いに私のツイートも結構見てくれてるみたいで、なんか恥ずかしい限りです。
一般の参加者さんにも私を知ってくれてる方が結構いて、イベントの後に食事に行きました。すごい楽しかったですね。またこういう機会があればいいなぁと思います。
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