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【スイングトレード】来週の戦略と注目銘柄 9/7(土)

朝晩はすっかり秋らしくなりました。
体調管理と、誤発注にはご注意ください😥ショート目線のトレーダーが増えいるためですかね🤦‍♂️

NEWS


オフ会ぐりバル
全会場の申し込みを開始しており、申込も増えています!

@静岡(9/21(土)18:00) 
2週間後となり、お店確定!!残り2席です。

完全個室居酒屋 串焼き Moga_Ru 静岡駅前店 (モガル)
『鮮魚と串焼きコース』お刺身3種や定番串焼き等〆には石焼親子丼! 2H飲み放題付き🍻  会費@4,000円


@長野(10/5(土)18:00)
JR松本駅近くのお店を予約します。

@沖縄(11/3(日) 12:30)
6名に急騰!昼からちょっとディープコースで。情報交換会も検討中。

@広島(11/23(土)18:00) 
JR広島駅近くのお店を予約します。

@名古屋(12/7(土) 11:30)
名古屋メシランチからスタート!情報交換会も検討中。

※参加希望の方は、私のLINE(@373dxtom)へ開催地とアカウント名をご連絡下さい🙇オフ会はメンバーシップ特典です。


▶メンバーシップ(約700人)へご参加いただいた方は、無料チャットのDiscordにもご参加ください。ぐりーんのトレード&相場観を毎日リアルタイムで公開しており無料勉強会もございます。既存Discordアカウント名を変えたくない方も、他のサーバーと使い分ける設定が可能です♪

※Discordはメンバーシップ特典です。

振り返り


今週も良かった点と、悪かった点を書き出してみてください。これを書き出すことで、自分の弱点を知ることができます。それを克服すれば、時間も勉強代も無駄になりません。

(良かった点)
・日経225チャートと米指標から相場の流れを捉えてトレードできた
・プラン通り金曜日に手仕舞えた

(悪かった点)
・特に無し

※Discordをご覧になられていない方に、後付けと思われると辛いので(汗)今週の発信を一部添付しながら話を進めます。その方が分かりやすいと思いますので。

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相場観

日経225チャート(日足|週足)をご覧ください。
今週は黄色塗りのレンジを月曜日に1本上抜けしてから下落しました。右の週足は前週の陽線を大陰線で包み、目線が下に切り替わりました。来週は更に下を試しに行くと予想します。

日足 | 週足

まずはテクニカルから考察します。
月曜日の陰線からご覧ください。レンジを上抜けした日にロングエントリーする方法も悪くはありませんが、私は一旦「ダマし」を疑うことを推奨しています。このときはレンジを上抜けした直後に、レンジに戻されるだけではなく、その反対方向への強い流れを生むことが多いです。

デイトレーダーはこのメカニズムを知っているかも知れませんが、大口が大量の売り注文を出すために、レンジの上にある大量の損切り(買い)注文が必要になることで起こるのですが、私はこのようにダマしが起こり、レンジに戻されたときに「大口は下方向のポジションを持っている」と考えてトレードをします。少し難しいかも知れないので、詳細は拙著Vol5で書きます。

ちなみにDiscordチャットでは9/2(月)12:17に、ダマしへの警戒を含めて発信させていただき、私自身は翌日9/3(火)に九電工(1959)のロングポジションを利確しています。

直近の日足チャート

後半の「今週の売買」に詳細は書きますが、この火曜日時点で保有していた日本郵船(9101)ショートに加えて、KDDI(9433)のショートを打ち、それぞれ木曜日、金曜日に利確しました。

※ショートのポジションを大きくしたとき、そのヘッジとして建てたロート製薬(4527)ロングは翌日すぐ損切りしています。

ここまで書いたことに、自慢の意図はありません。どんなタイミングで何を警戒すると良いかを、今後の参考にして頂ければと思います(たまたま上手くいったのかも知れませんが)

このあと、ファンダ面をつらつら書きますが、テクニカルを用いれば「ダマしが起こってレンジを下抜けした」と一言で表現できます。ちなみにダウ平均は「Wトップで調整された」ナスダックは「高値切下げで調整された」と表現できます。ファンダトレーダーも、チャート(値動き)とファンダを同時にみることが大切です。


次に(マクロ)ファンダ面です。

今月はこちらの方が重要です。あくまでも私の見方ですが、無料でお読み頂く人のために、いつもより丁寧に書くので、ファンダは分かってる!いらない!という人は「来週のシナリオ」へ進んでください(笑)

結論から言います。
FOMCで米利下げが行われます。いきなりめっちゃ下げるのか、ソフトに下げるのかを市場が注目しています。今週の雇用指標(JOLTSやADP雇用統計)で特に債券トレーダーがビビって米長期金利が急落し、その流れで日経先物が下がったように見えました。金曜夜の米雇用統計発表を受けて米株、日経先物が下落した理由は、金利をめっちゃ下げるかソフトに下げるかの「決め手にならなかったから」と私は見ています。市場はこのタイミングで方向性が分かると見ていました。株は不透明になると下げます。何らかの材料がでるまで厳しい展開になりそうです。

ここから、ポイントを絞って詳細を書きます。

まず前述の通り、9/18(水) に米利下げが行われますが、利下げが50bp(0.5%)なのか、25bp(0.25%)なのかに注目が集まっています。ここで大切なのは、0.5%なら株が下落とかそういう見方はできないということです。

「市場の考えとズレが大きいと下がる」と考えて下さい。例えば、市場の景気後退懸念が低いときに大きく利下げしてしまうと「えっそんなにヤバかったの?」というギャップで株価が下がりますし、逆にここから懸念が増していった場合に、ソフトな利下げだと「えっそんなんじゃヤバいでしょ!」というギャップで株価が下がるからです。

ただ直近の傾向で考えると、日本株は0.5%になった場合の方が下げやすいとは思います。米国の金利が大きく下がると、日米金利差が広がり円高に進みやすいからです。円高株安の流れはしばらく続くと思っています。

さて、利下げ幅の織り込みの確認には、FedWatchデータが利用されています。債券市場の予測で、左が50bp / 右が25bpです。雇用統計発表直後は50bpが50%強まで急騰しましたが、いまは逆転しています。コロコロ変わるので、注視しておくべきでしょう。

FedWatch


次に、昨夜の米雇用統計で株が暴落した要因の考察です。

<米雇用統計結果>
8月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数の伸びが市場予想を下回り、6、7月分も下方修正されました。

引用:みんなのFX

<所感>
マイルドな結果だと思います。数字は「まちまち」で景気後退とは言えません。労働市場は減速したものの、なお健全であることが数字で確認できました。ただ今後更に減速する可能性はあり注視が必要です。(イエレンさんも同じ見方です)

<昨夜の値動き>
左は昨夜の日経先物15分足、右は米長期金利15分足です。

日経先物15分足 | 米長期金利15分足

①雇用統計発表直後は、先物も米長期金利も上昇
②米市場開始後まもない22:45から、米長期金利が急落し日経先物も連動
③ウォラー理事の講演開始0:00とともに下げ止まる

Xではウォラー理事が講演で「大幅利下げの可能性にオープンマインド」と語ったことが暴落に繋がったというポストが散見されますが時間的に違うと思います。そうではなく講演までの約2時間に判断材料がない中で金利が急落し株が暴落しています。

ちなみにウォラー理事の発言は以下の通りです。

「インフレは沈静化の軌道に乗り、今月、利下げを開始する事は重要だ。経済がリセッションに向かっているとは思わないが、新たなデータが25bpより大きな利下げの必要性を示唆するのであれば、それを支持するし、迅速に行動する用意がある」


<暴落要因>
私の見方は以下の通りです。

①利下げ幅の「決め手にならなかった」ことで不透明感が増した
②逆イールドカーブの解消が起こり売りが発動(AI)した

②を補足します。

逆イールドとは長短金利差逆転のことです。今回は米2年債利回りと、米10年債利回りです。通常期間が長い方が金利が高くなりますよね。米国では2020年10月に逆イールドが起こり、約2年もの間2年債利回りが10年債利回りよりも高い状態が続きました。逆イールドの解消は「正常化」を意味するのですが、それが起こるタイミングは過去の例から「景気後退が始まる直前」であり、株価暴落要因と言われています。AIでロジック化されていてもおかしくないと考えます。ちなみに、昨夜2年債は3.63%、10年債は3.7%付近まで急落しました。めでたく逆転(正常化)しています。


以上が、今週起こった事と、私の見方です。ところで来週以降の相場ですが、極端に悲観する必要はないと思っています。

以上の流れを把握できていれば、今後何をみて、どのタイミングでどうなる可能性があり、どう動けばいいか分かってきますね。後半では、来週のシナリオ、注目銘柄などを書かせていただきます。

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