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【重要】知らないと損するスイングトレード理論

認定テクニカルアナリスト@ぐりーんです😊
いつもありがとうございます。

投資歴7年の私が感じるトレードで損をしない考え方です。
お役に立てれば幸いです。

投資分析ベストセラーの株・スイングトレードで月10万円稼ぐ技術も良かったら参考にしてください。

①利確

利確のタイミングって悩みますよね。
拙著では以下のように話をしています。

・ローソク足7~10本目
・価格の節目
・前回高値

もうひとつ鉄板があります。

・前日のローソク足の高値更新に失敗

この時には利確ではなくヘッジを入れる事を推奨していますが、
過去のチャートを見れば再現性を確認できると思います。

当たり前に聞こえますが、
短期トレンドが転換する前に、前日のローソク足の高値更新に失敗しています。

②期待値

期待値について。

トレーダーにとって最も重要な数字で、

1回あたりのトレードで稼げる額の平均値です。

期待値=(勝率)×(勝ちトレードの平均利益)ー(負率)×(負けトレーの平均損失)

あなたが期待値プラスのトレードをしていたら、

それに完全に従い、**繰り返す**ことでお金は増えます。


少し計算式が難しいので分かり易く補足します。

私が初心者のときに有名な投資家さんから

"スパイダー投資法"の話を聞いて腹落ちしたのを覚えています。


トレードでポジションを取る際には、

リスクリワードといって損切価格と利確価格を予め決めておくのですが、

その方が言っていたのは、

「勝つときに5%、負けるときに2%の固定ルールにして

トレードを繰り返せば、勝率が40%であっても勝てる」

という事でした。

<勝つとき>

0.4(勝率)×0.05(利益)= +0.02


<負けるとき>

0.6(負率)×0.02(損失)= -0.012


<勝率40%のやり方を繰り返すと>

期待値 = 0.02 - 0.012 = +0.008に近づく (期待値がプラス)


前述の通りあなたが期待値プラスのトレードをしていたら、

それに完全に従い、**繰り返す**ことでお金は増えます。

あなたの目標はポジションサイズを大きくしていくことです。

もしあなたのトレードがマイナスの期待値を持つ場合は、

長期的にはお金を失う事になるのでトレードを改善する必要があります。

あなたの目標は期待値をプラスにすることです。

多くのトレーダーが**勝率**に重きをおいていますが、

お金を増やすことが目的なら、期待値を重視する必要があります。


損切り%の固定ルールは初心者の方にお勧めしています。

**基本が身につき、正しく負ける事ができるからです。**

これで損切り貧乏になり始めたら、次のステップにいきます。

それは両建て、ヘッジ、資金管理の技術を学ぶことです。

私は自身の投資経験から、勝つためのステップがあると感じています。


③陰線でロング

陰線を確認してロングエントリー、陽線を確認してショートエントリー
する方法があります。

逆張りと感じるかも知れませんが、今まで通りトレンド方向に沿って
押し目でエントリーするので逆張りではありません。

一歩早くエントリーすることになりますので、
いつもよりは確信が薄いままにエントリーする事になります。

過去のチャートをみると分かりますが、
上昇トレンドにおいて押し目付近で陰線がでたあとは陽線が出やすいです。
通常はその陽線を確認してからエントリーしますが
一歩早くエントリーする事で利幅を多くとれるメリットがあります。

もう一つのメリットは損切りが近くなることです。
つまりリスクリワードの良いトレードができます。

損切りが近いので打診ではなくある程度のロットで
エントリーすることもできると思います。

ただ私の場合は、損切りを遠目において打診エントリーが基本なので、
このケースでは押し目にあたる移動平均線の直下ではなく
そこからローソク足1本分逆行してしまうことを想定してその下に置きます。

買ったら下がってしまうという方はエントリーが遅いので、陰線でロング、陽線でショートの手法も一度試してみて下さい。
ただし押し目限定です。

④ヒゲ


プライスアクションにおいてヒゲを重視しています。
大きな下ヒゲは、その時間内で下げたあとに大きな資金が入って買われたという形跡(事実)になります。

ヒゲがサポートやレジスタンスで見られた場合は、その逆方向に動くという根拠の1つにできます。

過去のチャートをみると、ヒゲの有効性が分かります。

⑤ファンダメンタルズ


ファンダメンタルズは重視しないのかという質問を多く頂きます。
私は全ての情報が織り込まれて今の「価格」があってチャートが作られると考えているので、個別株のスイングトレードでは9:1でテクニカルを重視しますが、この質問の答えはやはりチャートにあります。(検証するのが早いです)

例えばアメリカで重要な指数の発表があったからと言って、その翌日に日本の個別株のチャートが崩れる事はほぼありません。

逆に影響を与えるファンダメンタルズとしては決算発表があります。他には大統領選、総裁選、天災、〇〇ショック等です。

よく言っているのですが、決算が良かったとしても上に行く場合と、下に行く場合があります。プロが当てられない場面でわざわざ積極的にトレードをする必要はありません。

私は数日のスイングトレードであれば、上記のようなイベントの前日はエントリーを避けるようにしています。

長期間のスイングトレード中にこのようなイベントを跨いでしまうことはありますが、気になる場合はロットを調節するなどしてリスクをヘッジする方法もあります。

ファンダメンタルズによる個別株チャート(短期トレード)への影響が気になる方は過去チャートを検証をしてみましょう。大勢に影響はありません。

FXの場合は、もう少しファンダメンタルズも注視する必要があると思います。

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