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手仕舞いの手法

手仕舞いについても具体的な方法を説明しますが、投資スタイルや時間軸によって最適な方法は異なりますので一例として参考にしてください。

ちなみに筆者は日本の大型株の日足で1日~1週間程度で手仕舞うスイングトレードスタイルです。

手仕舞いはかなり難しいですね。ですので私は手法を可能な限り単純化しました。


手仕舞いには損切りと利確がありますが、まずは損切からです。

結論からいうとエントリーと同時に2%離れた位置に損切注文を入れます。以上です。
少ロットで打診エントリーした場合には2-3%離れた位置に入れます。

計算が面倒な方は前日のローソク足の下、あるいは前々日のローソク足の下に置くようにしてください。
(初心者の方はきちんと2-3%を計算することをお勧めします)

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これでおおよそ1%~3%離れた位置に損切注文が置かれたことになります。
言い換えれば1回のトレードで3%以上負けることが無くなります。

ストップ安になるとそれ以上の損をしますが、私はそうなりにくい銘柄から選定を行う事でリスクを下げています。

そもそもスイングトレードではそれらのリスクを完全に避ける事はできません。

具体的にはバイオ系やテーマ株には手を出さないようにしています。またスイングトレードには地味で出来高の大きい(最低30万株以上)銘柄が適していると言われています。

突発的なニュースの影響を受けにくく、テクニカル通りの値動きになることが多いからです。

次は損切貧乏についてです。


損切貧乏の防止策は2つあります。
1つ目はエントリーを適切に行うことです。これは練習で精度をあげることが可能です。

2つ目はエントリーとイグジットの時間軸を変えないことです。これをするとエントリー根拠が崩壊します。

どのような行為かというと日足でエントリーしたにもかかわらず、日中逆行してしまっているチャートを追いながら、5分足などをみて損切する行為です。

塩漬けよりはマシですがダメです。

これはスイングトレードでエントリーしたのにデイトレで損切りしていることになります。中級者でもやりがちですが、損切した直後に価格が戻ってしまうことが多いです。
(有名著書「デイトレード」で警告しています)

前述の通り損切ラインは投資スタイルを踏まえルール化する必要がありますが、基本的な考え方としては「思惑と逆に動いたら損切り」です。


次に利確です。

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