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チャート練習&検証の時短術

チャート練習と検証の時短術についてご紹介します。
時間短縮は効率化と捉えてください。

投資本を100冊読んでも、スイングトレードやデイトレで資金は増やせません。練習で技術を磨くしかありません。

有名な勝ち組の短期投資家の皆さんには共通点があります。
チャートおたくで毎日何時間も練習を続けられる変態という事です。

1万時間の法則という言葉もあり、一流になるまでの時間を言いますがこれはサラリーマンや主婦の方が今から目指しても無理ではないでしょうか。


なぜならこれはグローブ買ってもらった小学生がプロ野球選手になるまでの時間だからです。

私は1000時間で人より上手になれると思います。
更に言うと同じ1000時間でも効率を上げれば大きな差がつく事があります。

前置きが長くなりましたが、本題に入っていきます。

以下の3つが効率アップになるチャート練習&検証法です。

1 逆再生法
2 裸チャート
3 時短検証

名前は私がつけたので初めて聞かれると思います。


では逆再生法から説明していきます。
通常、チャート上のローソク足を右に時間を送りながら練習されると思います。そして自分が得意なエントリーポイントで売買を想像したり検証したりしますね。

このやり方には一つデメリットがあります。
相場はおよそ7割がレンジ局面であると言われており、その期間の値動きを追いかける時間は実はあまり効果がありません。


レンジ局面での値動きはランダムウォークと言って規則性がほとんどないからです。

スイングトレーダーがフォーカスすべきなのはトレンド転換とトレンド中の値動きです。


よって逆再生法は、チャートの結果を先にみて、最適なエントリーポイントを捉えてから、その前後のトレンド転換とトレンド中の値動きを集中的に練習・検証する方法です。

図をご覧ください。

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このようにチャートの結果を先に表示します。
次に黄色傍線のように最適なエントリーポイントに印をつけます。
これはエントリーの方法の章で説明したポイントです。

印をつけたら、ローソク足も表示してトレンドが転換する前後の移動平均線の並び、傾き、ローソク足の位置、大きさなど何度も繰り返しその変化を頭に入れていきます。

本番でトレンド転換を捉えてエントリーする為には、その値動きを身体で覚えてしまうのが効率的です。短期トレードは理屈だけではなく反射神経を鍛えないと勝てません。

チャートの左端から右端まで同じ時間をかけて淡々と練習していく方法と比べて時間を短縮しつつ効率的に練習ができます。



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