ダウ理論

✔市場には3種類のトレンドがある
大「メジャー・プライマリー」
中「インターメディエート」
小「マイナー」

✔メジャートレンドには3つの局面がある
「アキュミュレーション局面」
投資家が情報に基づいて買い集めをしている局面。もし直前のトレンドが下降トレンドであれば、市場がいわゆる悪材料を織り込んでいると認識している。


「パティシペーション局面」
トレンドフォローを支持するテクニカルアナリストの大半が市場に参加し始める。相場が急騰し、経済統計にも改善の兆しが見え始めている。

「ディストリビューション局面」
新聞記事がますます強気になり、経済統計などがさらに改善し、投機筋の売買と一般投資家の参加が増える。アキュミュレーション局面で買い集めていた投資家が、ほかの誰かが売り始めるよりも前に「売り抜け」始める時期。

✔2つの市場平均を確認する
「工業株」「鉄道株」
上昇相場の開始と継続を確認するには両方の指数が前の「インターメディエート」トレンドの高値を上回る必要がある。

✔出来高でトレンドを確認
「出来高はメジャートレンドの方向に沿って増加する。」
メジャーな上昇トレンドでは、価格が上昇した時に出来高が増加し、価格が下落した時に出来高は減少する。

✔トレンドは明確な反転シグナルが出るまで効力を持つと仮定
(上)フェイラースイング。価格はCで高値を付け、Aを上回る事に失敗し、Bの安値をブレイクしている。これは売りシグナルとなる。
(下)ノンフェイラースイング。CはAを上回り、その後Bを下回る。この場合、安値は切り下がったものの、高値は切り下がってないと言える。上昇して形成したEがCよりも下方で止まった事を確認したい。そしてDを下回る新安値を付けるかどうかに注目する。つまり、切り下がった2つの高値と安値を持つ、実際の売りシグナル。

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