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〖 ウ☉の花 〗

菅麻世の、梅もさきたる、彌生こち、
あたう心の、笑のしろさよ。


学でやるなと、

あれほどもうしてあるのに、

まだ懲りんのか、

学もなくてはならんが、

やればやるほど、ミタマ痩せるぞ、

学とは、

ア流ということからしか、

在るともうせんものぞ、

今の科学の

行きつく答えが、それではないか、

エトリ、

いくら溜め込んでも、

それは、智を恵て血を吸われる

ようなものであるぞ、

餓鬼乞食の、

餌にしかならんのぞ、

この世は、

我と我が見ている幻想だ、

などと申すのが、学の九トリぞ、

自分に自分が、騙されぬようせねば、

苦しむバカリぢゃぞ、

我が苦心して得たもの、

いくら配ってもスコタンぞ、

アイエオウは、痩せるばかりぞ、

アオウエイは、ミタマ太るぞ、

与えよ与えよ、

と申してあろうがな、

自分与えて、

ミタマ養うのであるぞ、

生稀れ赤子であるぞ、

アをエるのではなく、

アとイに抱かれて、

赤子は育つのぞ、

道端の、
花の白キに、イのる人あり。

三カツ三日ヤヨイの☉


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