なんていうか

大学の講義を受けるのは、今日が最後でした。

学舎(まなびや)というには、未使用の場所が多すぎだし、母校と呼ぶのは少々烏滸がましい。

ある教室のあの席が気に入っていて、家を出遅れ誰かに座られていたら嫌とか
週に一度しか会わない、それっきりの関係だけど居心地が良い友人とか
大学は朝も夜も「おはよう」って挨拶をするとか
学食は別に安くないとか
まだ暗くなってないのに、17時きっかりに灯る電灯が夜を呼んでるみたいだとか
こんなにたくさんの「とか」が私の大学生活にはありました。
やはり大学は出会いの場で、私という人間を私自身が知る機会だったと思っています。出会いは人に限らず、

「教授」って呼ばれるのは恥ずかしい「先生」も、犬を膝の上に乗せてリモート授業をする先生も、最後の授業で「花向けに。」って替え歌を熱唱する先生も。
変わった人ばかりだけど、皆自由で優しくて、芯がある。

私は何千人の学生のうちの一人に過ぎないけど、何か残せたのかな。

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こんなような言葉を下書きに置いたまま、はや一年が経っていました。
大学生活を思い返すと眩しく、もう二度と戻れないことを知りながらも折り合いを付けられずにいます。
各学生時代にコンプレックスがあるけど、それが一番少なかったのは間違いなく大学で、やりたいことを8割はできたのかなと思います。だからなのかな。
あと、新生活とのギャップが大きすぎるから。

大きく変わった生活、何より一番自分が変わったのかもしれない。寂しいような、、

また下書きにしまうと、日の目を浴びることはなさそうなので不完全かもしれませんが外に出してあげようと思います。過去の私からの手紙をやっと開封してお返事を書いたような気持ちです。

今日も1日頑張ろうね、みんな!




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