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クズでごめんね、でも生きてる

はっきり言って自分はクズだ。
いい歳ぶっこいて親の脛齧るどころか骨の髄までしゃぶりつくす勢いでたかってるし、数年前までは異性関係クソだらしなかったし、社会性は皆無、B型作業所にすら10月までの時点で1回しか行ってなかったレベルでクズだ。別に長期入院していたとか、明確な理由があるわけでもなく。まあ流石に作業所は責任逃れの大変お上手なプロ意識高い支援員に警告喰らってこの前行ってきたけど。
そんなやつはとっとと死ねって思うでしょ?
でもごめんね、今んとこ死ぬ気ない。
鬱待ちだから、猛烈に死にたくなる時はあるよ。なんなら、死ななくてはいけないって強迫観念的に思う時も少なくはないよ。だって社会の歯車にすらなれない鉄クズ、いや鉄クズにも失礼だな。塵芥、それすら塵芥に申し訳ないくらいのクズだもん。自覚してる。でも申し訳ないけど自分の中で死ねない理由があるんだよ。
ひとつ。ほんっとーにクズな理由でもうガチで刺されても文句言えないけど、やりたいことがある。しかも社会貢献には全く役立たないこと。詳しくは書かないけど、就職にはなんの役にも立たない検定資格の類受けたいとか、今更やって意味あるの? な勉強をしたいとか。ほんっとに社会に出るにはなんの役にも立たないことばかり。
昔から、といっても本当に子どもの頃よくある夢の「おはなやさん!」とか「○○戦隊のレッド!」とかの時期じゃなく、ちゃんと中学生くらいになっても作家になりたい、なんて言ってたしいわゆるサラリーマン的な社会人になりたいって思ってなかった。結婚もしないと思ってた。さっさと結婚して9年弱で離婚したけど。社不なのは高校生で初めてインターネットに触れて、まあその頃流行ってたエゴグラムやらそこらへんの心理テストで「適職は芸術方面」を連発して、それ才能なければただの社不じゃん、ってめっちゃ思わされたから自覚済み。だからまあいいとこA型事業所にワンチャンまた通えるようになるかな、気分の波が落ち着いたら。ってくらいで、もはや障害者雇用で一般企業なんて無理だわって思ってる。A型は4年近く働いてた経験があって、スタッフには度々
「仕事はできるんだから出勤して! 重要な仕事任せられないから!」
って言われてた。まあ作業は得意不得意あれど正直そこの事業所内ではできる方だったし、過剰適応でなんとかそこそこはできてたけどまあ無理くるよね。勤怠ガタガタ。就労移行にも通ってて、こちらも訓練はすごくできたけど2年の期間中1年鬱で寝込んだせいで出席率壊滅的でちょっと仕事は探せないねってなって福祉就労という形でB型に在籍することになった。単発バイトは、過集中のせいでおそらく仕事中は仕事できてるふうに見えるんだろうけどそのあと1週間寝込むだろうなって思うからそれもできない。働けるもんなら働きたいよ、親から搾り取ったわけじゃなく自分で稼いだ、自由に使えるお金ほしいもん。でもできないからもう無理に働こうって気はあまり起きない。余計メンタル壊すから、これ以上壊れたら本当にいきなり飛んでるとかありうるもん。しかも無意識に。
ふたつ。100%確実な、自ら終わらせる方法がないこと。てかそんな方法があるならもうとっくに自分はこの世にはいないね。実行してるもん。
まあ、ちょっと終わりそうになったことはあって、当時極度の不眠で今時の医者ならほぼ出したがらないジャンルの、それこそ出された分ある程度ためて一気すれば致死量の睡眠薬を出されてて。まあやったよね。15年くらい前のことかな。でも今生きてる。正直、一次救急では親がもう目を覚まさないかも宣告されたらしいよ。親当人から聞いたからガチ。でも笑っちゃいけないけど笑っちゃうことに、二次救急に運ばれてる最中の救急車であっさり目覚めた。救急隊の人もびっくりしてたよね。名前わかりますか、なんて聞かれて。まあ当の本人は何の夢だこれ、とか呑気なこと思っててこの夢ではなんて名前の設定なんだ、とか、キツい眠剤入ってるから目は覚めたとはいえ脳は覚醒してなかったんだろうけど。本名言ったら現実世界なわけだから正解で、よかったー! って安堵されたわけなんだけど。目が覚めたのは肝臓が異常に強かったか、その時の体重からして一般的に致死量といわれてる量よりもっと飲まなきゃいけなかったか、両方かなんだろうけどとにかく生き残っちゃって当時の配偶者に
「あんたは薬じゃ死ねないからもうやめときな」
って言われたもんだ。その配偶者も同じ薬で同じことやってICUいってるんだけどまあそれは別の話。
首吊ればいいだろう、って言われるだろうけどあれだって安価で手軽で確率は薬に比べたらかなり高いだろうけど、100%ではない。昔の芸能人で失敗して寝たきりになったって人もいるから。家族の顔もわからないくらいの脳障害も残ってね。そこまでいっちゃうともう本人も苦しいのかどうなのかもわからないけど、意識そこそこはっきりしたままで身体が一切動かなくなるような重篤な後遺症残るのは今の状態で生きてるより地獄だな、というのはかなり大きい。
みっつ。まあバカバカしい妄想だと思ってくれ。好きな人がいて、ブロックされてるんだけどなんかこのまま放置しとけば何事もなかったかのように戻ってくるような気がするんだよね。そもそも、理由が距離感ミスったせいで相手に警戒させちゃったからだと思うんだけど。離れて戻ってきて、は繰り返してるからなんかまたそんなふうになるんじゃないかなって。その人のメンタル具合でいきなり連絡取れなくなるなんて10年近い付き合いで何回あったかわからないし。これはおまけみたいなもん。
だいたいそんな感じ、あとはもう惰性。生きるのは面倒だけど死ぬのも面倒、だからなんかまた目覚めちゃったなーって朝思って適当に過ごしてる。たまには家事もする。ぼっちだからね。気力があれば好きなことして、数少ない友達ととりとめない通話して、時々こんな駄文を書いてみて、なんだかんだで生き延びちゃったなって夜になって寝て、また目が覚めての繰り返し。流石にB型にはもうちょっと頻繁に行かないといよいよまずいのでスタッフと相談して決めた月1,2回を目標に通所しようとは思ってる。作業自体は楽しいし。
だから申し訳ないけど、クズだけどまだ死なない。死ねない。ごめんね。
なんかラノベみたいな文体になってしまって若干の気色悪さは感じてるけどまあいいや。

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