口果てるまで①

おはようございます。いちかわでっす。

5月の末頃、新生活にあまり馴染めず(というか馴染もうとせず)何をしたいのか定まらないまま右往左往していた俺を見兼ねた高校の同期がとある外部サークルのようなものを紹介してくれた。
その同期(女性)とは映画を通じた思い出が沢山あり、その事を覚えていてくれたようで今回のサークルを紹介してくれたのだった。

紹介してくれたのは「ひがいけ映画祭部」なるもので東池袋四丁目にあるひがいけポンドというシェアスペースを拠点にみんなで映画を見たりその映画について語り合ったり映画内に含まれる要素を探求すると言ったような活動内容だった。

池袋周辺は中学時代から部活や掃除をサボってまでよく遊びに来ていたところで(おい)ある種とても思い出深い場所だった。
池袋東口から徒歩15分程にあるそのシェアスペースとその周辺は同じ豊島区とは思えない程落ち着いた静かな場所であり、周りにはTOHOビルでもアニメイトでもない高層ビルや大きなマンションが立ち並んでいた。
夜深くまでまるで昼間のように賑やかなサンシャイン通りの東側はこれ程までに落ち着いた街なんだなぁと感じた。そんな事をふつふつ考えながら会場である例のシェアスペースに足を踏み入れた。


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