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Hemingway Editorを試してみる

この間、Langsmithを使ってみたので、似たようなサービスはないかなと思って探したらこれを見つけたので、感想などを描いてみる。

Hemingway Editorとは?

一言でまとめると英語の文章を読みやすくなるように問題点を指摘してくれるサービス。ヘルプページにもこう書いてある。DeepL優秀。

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機能

機能はシンプルで、WriteモードとEditモードがあるだけ。Writeモードで文章を書いて、書き終わったらEditモードにすると問題点を指摘してくれる。指摘は5つの観点で行われる。

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・水色:Adberbs 副詞を使いすぎると文章が分かりにくくなるので、それをチェック。システム的にはその副詞を削除するかどうか聞いてくるだけ。
・緑色:Passive Voice 受動態は文章を萎縮させるので、それをチェック。システム的には能動態にしろと言われるだけで、代替案は示してくれない。
・紫色:簡単な言葉への代替案を提案。代替案を示してくれて、選ぶとそれに変更される。
・肌色:読みにくい文章。指摘されるだけで代替案は示されない。
・オレンジ色:とても読みにくい文章。指摘されるだけで代替案は示されない。
Hemingway Editorの良い文章の考え方が色濃く反映されたチェック項目となっている。そして指摘するだけで、代替案を示してくれるものは少ない。

使ってみた

Langsmithで使った文章を書いてみたら以下の結果。

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何も指摘されない。全く問題がないらしい。と言うことはDeepLの翻訳結果が優秀ということ。あくまでもHemingway Editor的には。
これでは面白くないのでHemingway Editorのヘルプページにある文章を使ってみた。

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こんな感じ。ちなみに肌色のところはクリックしても何も示されない。上記にはないが緑色のところはクリックするとUse active voice.というメッセージがでるだけ。
あと、著作権の問題もあると思うので載せないけど、アメリカやイギリスのニュースサイトの記事にチェックをかけてみるといろんな色で賑やかになった。

思ったこと

文章をシンプルにすることに特化したサービス。使い方次第だとは思うけど、英語が苦手な私からすると、指摘されるだけではどうしたら良いか分からないと言うのが正直な感想。あと、英語論文には使いにくいかもしれない。

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