見出し画像

Writefullを試してみる1

noteを始めるきっかけとなったLangsmithだが、それにコンセプトがとても似ているサービスを見つけたので、試してみることにした。
長いので2部構成にした。

Writefullとは?

科学分野の文章を自動的に校正するサービス。
人工知能を使って、文法、句読点、単語の使い方など、研究論文に適した修正を行う。
4つのサービスがある。
・Writefull for Word:Microsoft Wordのアドイン機能として動作する。
・Writefull for Overleaf:Overleafのアドイン機能として動作する。
・Writefull Revise:Webサービス。ドキュメントをサイトにアップロードして利用する。校正を行うサービス。
・Writefull Cite:webサービス。ドキュメントをサイトにアップロードして利用する。引用漏れを指摘するサービス。法人利用のみ。

以下のような特徴がある。
Spelling
充実した科学辞書が搭載されており、科学用語も修正される。
文法
基本的な文法から高度な文法まで、間違いを見つけて修正する。
語彙力
単語は、他の単語とうまく組み合わせられないことがある。このようなエラーを検出して、代わりの表現を提案する。
スタイル
学術論文には独自のスタイルがある。使用されている言葉が不適切であったり、語弊があったりした場合、それを教える。

機能:Writefull for Word/Writefull for Overleaf

スクリーンショット 2021-06-08 20.34.46

・Check Document:対象の文章全体をチェックする。問題点があればその修正案が表示され、クリックすれば修正される。
・Check Paragraph:特定の段落のみをチェックする。問題点があればその修正案が表示され、クリックすれば修正される。
・Sentence Palette:学術論文でよく使われる例文を検索する。利用者の文章の内容との関係はなく、独立したデータベース検索。検索したものを文章に挿入する機能はある。
・Language Search:単語やフレーズが学術論文でどのように使われているか、またどのような文脈で使われているかを検索する。

機能:Writefull Revise

ドキュメントファイルをアップロードすると添削され、添削されたものをダウンロードできる。サイト上でも添削結果を見ることはできるが、そこで編集を加えることはできない。

機能:Writefull Cite

個人では利用できないので不明ではあるが、想像するに、ドキュメントファイルをアップロードすると引用が疑われる箇所と引用元が示されたドキュメントが作成され、それをダウンロードすることができるのではないかと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?