VRミュージカル『人魚姫』を観ました

https://shinonomemegu.com/pages/special?p=ningyohime

東雲めぐさん主演のVRミュージカル『人魚姫』を観ました。
この存在自体を知ったのが先週くらい。コロナの影響で延期していたので運営さんは大変だったと思いますが、俺は延期のおかげで気づいて見れた感じです。

ミュージカルだった

非常に良いミュージカルだった。
舞台の作り、大道具は世界観に引き込まれるいい出来だった。音響、音楽も素敵だったし、エフェクトも派手ですごかった。ライトの使い方もしっかりと舞台でした。

いかがだったでしょうか

お金とお時間とおVR機器があればぜひ7月公演見に行ってみてください。
以下補足。

VRっていいよね

全部終わって帰りに電車でガタゴト揺られながら脳内で反芻して家のPCつけて今このテキストを打ち込んでいる。
なんてことはない。VRだもん。ゴーグルつければそこが会場。外せば帰宅。舞台が終わって席を立って混んでる電車に乗る必要も無い。
終わったらすぐに良かった、ということができる。

VRのミュージカル

どういう出来になるんだろう。と思いました。全く想像つかなかったもん。そもそも見るためのソフトを入れたのも今日だし。

https://vark.co.jp/

正直何言ってもネタバレになるんじゃねえか?

という気がする。舞台の作り、小道具、エフェクトの使い方。
初めてのVRミュージカルだから要するに既存の常識が通じないわけですよ。「舞台の背景がさー」って言うとするじゃん? そうすると「つまり舞台があって背景があったわけだな」というネタバレになるんですよ。

ということを踏まえた感想など

舞台挨拶がありました(ネタバレ)。
いました。東雲めぐさんがそこにいました。衣装着て、俺の目の前にいました。マジで? 目の前にいたんだよ。という感じでの距離感を感じた。

舞台とか全体的な流れ

本編も不思議な感じでした。現実の舞台を模倣したところに、バーチャルならではの工夫。
リアルの演劇に似た作りになってるなぁ、という基本がありつつ、バーチャルでしか表現できないものが盛り込まれている。
場面転換にかかるコストがリアルより低いので、こまめに場面を入れ替えられるのは素敵ですね。

東雲めぐさんという人魚姫

これが本当にすごかった! めぐさんの人魚姫の演技、動作、動き、表現がVRという舞台でしか出来ないものだったわ。マジで。
足ヒレの動きがすごかった。本当に泳いでいたし、浮いていた。
本当に海の中を泳いでいるように動いていたし、足ヒレで感情のようなものが表現できていたと思う。すごい。
将来、他にVRミュージカルってのを作ろうとしたときに絶対参考にされるし目標にされる演技と動きだった。

是非見たらいいと思う

チケットは確かに安くない。5480円。劇場でアベンジャーズが3つ見れる。インフィニティ・ウォーまで見れる。エンドゲームは別途払ってくれ。

でも、唯一の体験ができる。今後5年間は話にできる。
ここが良かった、すごかった。という点はあるしここはう~~ん、という点も感じると思う。
東京クロノスみたいに「予算の関係でこうなったんだろうなぁ」って表現とかも色々あった。お金と時間と人がたくさんあれば……って感じるってことはすごいんですよ。「でもこのあたりはこうした方がね~~」っていう気持ちはその作品が完成していないと出てこないんですよ。

0を1にしたってことですよ。

VRミュージカルというこれから伸びしろがある世界の第一歩を感じられる。2つ目、3つ目が出るときにこの人魚姫のいいところを踏襲していくだろうし、改善点も見つけ出していくだろう。

初音ミクさんの1stライブみたいな位置づけ。ちなみに俺は1stライブのチケット取って整理券番号2桁前半だったのに風邪ひいて行けなかった。

注意事項というか俺と同じアホを作り出さないために

OculusGOのアップデートはきちんとしておけ。アップデートが止まったら何回か再起動しとけ。俺はそこで躓いて舞台開始20分前に環境が整った。

充電は100%に近い状態にしておけ。途中で充電しながら観ていましたが、終わったときの残量は30%ありませんでした。

あとヒヤロンを2~3個用意しとけばいいと思います。
充電しながら観ていたらOculusGOが熱で止まって「熱持ってるからちょっと待て」と言われて何もできなくなりました。
舞台で 途中で 離席するはめになった。屈辱! 恥! 畜生!!

長いこと休憩無しで稼働で熱持つのでヒヤロン2~3個用意して当てながら見ればいいと思います。俺は去年の夏コミの残りのヒヤロンをこのタイミングで使いました。

次の公演は7月12日らしいです。ぜひ。

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