推しゲー:東京クロノス

東京クロノスをプレイするためにOculus Goを買った過去があります。
実際Go本体を買っただけの価値はありました。すげー楽しめたもん。

続編はまだプレイできてないので(Steam待ち)、まずは前作の感想やすごかったポイントなどをぶつけていく怪文書をやっていきましょう。

臨場感がすごかった

渋谷の交差点にいるシーンとか、本当に俺がそこにいるんですよ。そこで立ってるんですよ。俺が。
全方向にきちんと背景がある。そしてそこにキャラクターがいる。
キャラクターは話している時にきちんと動くけど、その時にそっぽを向いていても良い(向くなよ)。
でもVR酔いをするような臨場感ではなく、「でかいスクリーンで360度映画を見ているような感覚」の臨場感でしょうか。

VRだから目線の逃げ場が無い。目をそらしてもすぐ近くで「起きている」感覚がある。
おかげで冒頭のあのシーンとか、中盤のあのシーンとかくっそ怖かった。マジであの中盤のシーンなんなの。ヘッドセット投げそうになるわ。

ADVゲームとして面白い

ゲームの面白さって色々あるじゃないですか。キャラクターがカワイイ、映像がきれい、使える(詳細は記載しない)、やりこみ要素が快感。
アドベンチャーゲームって亜種はありますが、結局「選択肢を選ぶ」しかゲームとしてプレイヤーが介入できるものってないんですよね。

物語を見せて、選択肢を出して、それに応じて物語を見せるの繰り返し。

そのADVゲームの根本がしっかりと作り込まれていました。
VR初のアドベンチャーだぜー、すげーだろー! という看板をウリにしただけのものではなかった。
VRというツールで、ADVゲームを魅力的に作るにはどうすればいいか。がしっかりと考えられていました。

プレイする前は「いうてもVRって派手な演出をするためのツールだろ?」とか思っていたのですがその認識が変わりましたね。
VRだからxxしなきゃいけない、っていうのは無い。でも無いからこそ大変。という世界で新たなVRの使い方ってのを提示してくれる凄いゲームでした。
そして面白い。ゲームとして一番大事なポイントです。面白い。
シナリオが面白いし、キャラクターも魅力的だし。ゲームとして面白い。

吉里吉里で様々な工夫をしていた、あの頃を思い出します。俺はただの消費者だったんですけど。

ちょうどよいゲームの重さ

100時間プレイできるゲームでは無いです。
図鑑は無いし、色違いも亜種も出てこない。集まってワイワイしたり、Discordつなげてガヤガヤできるゲームでもないです。この人がベントから出てくるの見ました!
というのが個人的には合いました。

最後までやったよ。と言えるゲーム。
「最後ってどこ?」ってならないゲーム。

ゲームをクリアしても、きちんと自分の中にゲームが残る。
あのシナリオは記憶してるし、あのキャラクターはちゃんと自分の中にいる。全部残るかって言われると色々うろ覚えだけど、印象に残ったシーンは覚えてる。
そういう素敵なゲームです。

何点? とかは自分で決めろ

お前の評価はお前が決めろ!
ゲームクリアして、思い返して、予算とかスケジュール大変だったんだろうなぁ、というところもあります。
このシーンとか多分しっかり予算があれば、みたいなのもありましたし。セーブ・ロード周りももうちょっと、とか。
でも減点方式じゃなくて加点方式だと100点超えますね。

途中でプレイしなくなるような俺が最後までプレイした。
面白い。続きが気になる。気になって進めてたらエンディングになってた。良かった!

その続編

え!? ついにSTEAM VRの発売日が決まったんですか!?

https://www.famitsu.com/news/202101/21213139.html

2021年2月19日!
発売直後に買って最速クリアを目指したりしない! 自分のペースでまったり進めていきますわ。

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