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デザフェス54備忘録

昨日、3回目ワクチンを受けてきた。
接種してから5時間くらいは何ともなかったんだけども、それ以降から今日にかけてまで、接種部の痛みと熱(38度台)で望まぬ布団とのランデブーが続いている。
その間、Twitterも嫌というほど見続けたため、今こうして去年の11月に出展側で参加したデザフェス54の備忘録を認めている。

そもそも、去年5月のデザフェス53にフォロワーさんと合同で出展していた。

新幹線で東京まで向かうとき
設営前の自分達のブース
設営後
終わり

このために描いた原画はありがたいことに完売、これまで出していた既グッズも手に取ってもらえた。
この時合同出展なので、一緒に出た方と出展費用(レンタル備品の総計含む)は折半にした。売上を確認すると、一応黒字にすることは出来た。

で、54出展時は一人で出ようと決めていたため、出展費用はもちろん自分一人持ち。
ブースサイズS、机とL字壁、椅子をレンタルして総計6万ほどした。

54出展時の設営

この出展費用と交通費、両日参加のための宿泊費をカバーできる売上にするのが目標だった。
過去デザフェスに参加した方が備忘録として設営方法や当日の動きを丁寧にまとめてくださっていることが多く、仕事の合間に見て自分の頭の中でイメージを膨らませていた。
気をつけたのは、人から見やすい位置に物を置くこと。
ゴールデンライン(床から120〜160cm)に原画イラストやポストカード等を陳列するため、百均で紙がくっついたスチレンボードを購入して、上手いことゴールデンラインに乗っかるように3段の組み立て可能な簡易棚を作った。
机と簡易棚に掛ける敷き布は、数年前に版権キャラのコスプレをしようと手芸屋で購入した黒の布を活用。コスプレの服を作るスキルと時間と度胸が無かったため寝かしていたが、やっと使える場が出来たため買ってて良かった。無駄に2mも購入していたため、必要なサイズに裁断。
ATCサイズの原画イラストは、L字壁を活用。こちらもゴールデンラインを意識した位置に。
壁にフックをねじ込み、絵の三角カンを引っ掛けて設営した。
53の時も同じ方法で設営したのだが、何も準備せずにベニヤの壁にスクリュー型のフックを捩じ込む地味な大変さを思い知った。
先にキリのような物でねじ込みたい部分に3ミリほどの深さの穴を開けてからやると、かなり楽にねじ込むことができた。


にしても、今改めて設営時の画像を見ると、物と物の隙間がほとんど無く、ギチギチすぎて余裕がない。この辺も今後の出展で改善する必要がある。
で、また気をつけたこととして、設営写真にもあるように、壁にクソデカポスターを貼って目立つようにしたこと。
出展数がめちゃくちゃある会場で少しでも見てもらうためにはでかい何かを掲げた方が明らかに人目につく。
実際、自分が一般参加で行った際には、何かしら目立つものが無いと、どんなブースなのかさっぱり分からない。
通りすがりで気を引くためにもこういうものは必要かもしれない。
と思ったので、自分はクソデカポスター(A1サイズ)を印刷所に依頼して刷ってもらった。A1なのは、サイズに怖気付いていたから。A0の方がもっとインパクトあるだろうし壁の虚無部分を埋められたかもしれない。
このクソデカポスターの目論みは功を制した。
ポスターのためにこの絵を描いたのだが、自分が気に入ったためとりあえずポストカードにするか、のノリでポストカードとしても印刷してもらったのだが、大成功だった。
「ポスター良いですね!」
「ありがとうございます!実はこの絵はポストカードにもしています」
「じゃあそれをください!」
に繋げることが出来た。

ポスターの絵

Twitterでは異形頭の認知度が上がっており、もしかして人気ジャンルなんじゃ…!?と錯覚するが、井の中の蛙大海を知らず。
デザフェスに出てみると、異形頭はそこまでメジャーではないことを知ることができた。
大体、「映画泥棒みたいなやつです」と言うと「ああ!」と合点が行く反応をされた。

自分のことを全く知らない通りすがりの人が、足を止めて作品をじっくり見て、購入するまでに至る経緯を目の当たりに出来たのはこの上なく幸せだった。
色眼鏡無しに、作品を購入に値すると評価してもらえたのが嬉しい。
会場早々、おそらく初見さんであろう人がミニ原画を1つ購入してくれたのだが、その数十分後にまた来てくれて、他のミニ原画も複数購入してくれた。
「すごく好きなので買っちゃいました」との事を仰っていた。
私はただひたすら「ありがとうございます」を繰り返すことしかできなかったが、なんと言ったらいいか、そんなに影響を与えられたのか、と嬉しかった。
Twitterのフォロワーさんも挨拶に来てくれたし差し入れもたくさんもらった。ありがとうございました。

ピークらしいピークは大体12時〜14時ごろだっか。一気に人が来るということはなかったが、ちょっと見てもらえる→周りが気になって集まってくる、という場面もよくあった。
落ち着いた頃を見計らって、17時ごろにフォロワーさんのブースや気になっていたブースにお邪魔した。
一人参加のため、頒布品は奥に引っ込め布で隠したりした。

隠した時

そうこうしているうちに、名刺が1日目で9割ほど捌けてしまい、2日目には会場して秒で名刺が無くなってしまった。それほどまで来てもらえるとは思ってなかったので、完全に想定外。嬉しい悲鳴を上げた。
その後は名刺が無い事を告げるとその場でTwitterかインスタのQRコードを読み取ってもらったりした。

名刺

2日目も沢山の人に見てもらい、購入してもらい、トラブルも無く無事終了した。
売上は先述した6万+諸々を余裕でクリアしていた。マジ大感謝。ありがとう。
また、2日間で来てくれた方をカウントしており、その中で購入までしてくれた方の数も数えていた。今後何かに使えるかもしれない。

1日目
2日目

ミスカウントがあったにせよ、200名以上の方が来てくれた。名刺の枚数を完全に見誤っていた…。
その中で購入してくださったのは、4割ほどだった。

54は大成功、次に参加する際はどうなるか分からないが、また出る予定はある。

撤収


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