シリーズ・新しい教育を雑に考える【1】
例えば数学に絞って、次世代の双方向型授業とはどういうものか、すごく浅く考えてみる。
教師がすでに知っている情報や技術を、まだそれを知らない生徒に伝える、授ける、というのが今までの授業の基本スタイルであったと思う。
わからない状態で授業をうけはじめた生徒たちが、その時間内で、あるいは宿題などを通して、とある技術を「わかる」→「出来る」となれば成功と言えるだろう。
現在の教科書で言えば、中学2年で、連立方程式や、1次関数の基礎的な技術を習得する。
中1の頃には、y=ax+b、と