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【デュエマ】オリジナル環境メタレポート【11月第3週 11/15~21】

先週はこちらから

入賞デッキ一覧

ガイアッシュ覇道 13.3%(+7.5)
青黒墓地退化 11.6%(+5.0)
ジョー星ゼロルピア 9.8%(+0.3)
5c天門ディスペクター 8.0%(-3.0)
5cネバーコントロール 4.4%(-1.4)
赤単我我我 4.4%(-0.7)
赤黒邪王門 4.4%
デッドダムド 2.6% 
赤緑RX閃 2.6%(-2.6)
シータRX 2.6%(-2.5)
入賞数 112

11月第3週

【天門ディスペクター】首位陥落。先週の入賞数や母数の増加を踏まえ、環境全体で意識されたのだろう。入賞シェア率上位3デッキが、現段階で【天門ディスペクター】に対して、微有利または有利が付くことがその証左だ。

入賞数を伸ばした【ガイアッシュ覇道】は天門を意識するようになり、赤単対策として採用していた《カクシレシピ》を不採用とし、《VAN》を採用する構築が目立った。《チェンジザ》と採用した構築も複数入賞しており、研究が進んでいるようだ。

筆者が減少すると予想した【墓地退化】は、メタられる側ではなく、メタる側としてシェアを伸ばした。

土日で母数がバラけたので、日ごとの動きは読みにくいかもしれない。


入賞デッキまとめはこちらから。


注目デッキ


☆ガイアッシュ覇道

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デュエキング発売後登場したデッキ。【シータRX閃】からの派生と捉えることもできるが、《奇天烈シャッフ》などのメタカードは少なく、戦い方はそれよりかは大味だ。

はじめは、《ガイアッシュ》の存在もあり【シータRX閃】に対して戦いやすいということで使われていた印象だが、そのシータがいなくなってからは役割対象もなく、カードパワーと人気の高さで入賞していた。

今週になってシェアを伸ばしたのは、前述したとおり《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》が採用されたことが大きい。

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(振りかぶってるのかっこいい)

ドラゴンとコマンドの召喚を制限するこのカードは、現環境で除去する手段が乏しく、出すことができれば【天門ディスペクター】やカツキングを使用する【シータ系】のデッキに対して、ゲームを決定づけるほどの力がある。

【ガイアッシュ覇道】vs【天門ディスペクター】において、両者がこの《VAN》を採用している場合、《栄光ルピア》が1枚で2ブーストできることを考えると、【ガイアッシュ覇道】側は《VAN》の「早投げ対決」をある程度有利に進められるだろう。

このマッチアップをさらに意識する場合、《竜の呼び声》も採用候補になる。

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このカードは《栄光ルピア》と同じく2ブースト札であり、採用することで速度対決をさらに有利に進められるだろう。

参考リストとしてTwitterで見かけたリストを紹介する。



派生形として、《チェンジザ》を採用したリストも紹介しておく。

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こちらは《チェンジザ》を採用し、《ガイアッシュ》と合わせて6の動きを強くした構築。2→4→6のマナカーブでその再現性を高めていると思われる。

《VAN》と《ジョニーjoe》のパッケージでミラーやコントロール対面に強くなっているようだ。

(筆者がvaultで回した感想としては、チェンジザ覇道という基盤が弱く感じてしまい、強さがあまり分からなかった。)

いずれの構築にせよ、受けが弱いのが弱点となる。ガイアッシュ&覇道のパッケージの強さは間違いないので、アプローチによって勝率が変わってくるデッキという印象がある。【赤単我我我】が少ない現在は、受けを減らして自分の動きに寄せるのが主流となっている。


☆アナカラーハンデス(ダムド系)

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個人的注目デッキ。入賞数はまだ少ないものの、先に取り上げた【ガイアッシュ覇道】やその他の上位デッキに対して相性がいい。

そもそも【ガイアッシュ覇道】は、ハンドリソースを《カツキング》で誤魔化しているようなデッキで、ハンデスに対して弱さがある。《ヒャクメ》の1ハンデスに悩まされたことがある人は多いはず。

そして、SAの少ない相手が盤面を作ってきたところに、ヴェルデダムドがよく刺さる。

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4cダムドが3つ入賞していることもあり、環境へのとおりが良くなってきているのがわかる。ハンデスを使いたくない人はそちらを検討するのもよいだよう。


メタゲーム予想

入賞数トップということもあって、【ガイアッシュ覇道】へのメタは強まるだろう。

【赤単我我我】は伸びることが予想される。【ガイアッシュ覇道】に対して有利がつき、明確な不利デッキが無いため、立ち位置が良い。
気になるのは【ジョー星ゼロルピア】に採用されている《「敬虔なる警官」》ぐらいだろう。

【デッドダムド】や【アナカラーハンデス】がどこまで入賞を伸ばせるかにも注目していきたい。








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