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【PIT】2021年通信簿【SP-1】

今回から2021年にPittsburgh Pirates(PIT)でプレーした主な選手達の評価をしていこうと思います。

長いオフ期間に出来るだけ同じネタで引っ張るため…いやいや、読んでいて飽きない程度の長さにするため何人かずつ紹介していきます。

まずは先発投手の前編です、今季PITで5先発以上した投手達が対象となります。載せている成績はPIT在籍中のものです。  ※並びはアルファベット順

また、通信簿という事で【よく出来ました】など評価をしていますが「今季開幕時or途中加入時の僕の期待に対してどうだったか」です。


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よく出来ました

2月18日に1yrs/$2.5Mで契約した左腕。BB/9が昨季の3.77から大きく改善した事で、(移籍後も含め)自身2度目の規定投球回をクリアしました。

開幕から18度の先発機会は全て5.0回以上を投げています。5失点以上は2度と試合を壊す事無くローテを守ってくれたのは投壊するチームで非常にありがたい存在に。

一度はPHIとトレード合意するも対価の1人がメディカルチェックで引っ掛かり破談というゴタゴタもありましたが、当日中にSEAと似たパッケージで成立。久々に転売要員がキッチリ売れてくれましたね。 


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ガッカリです

今季はローテの軸として期待されるも、STで背筋を痛めて長期離脱。8月5日にようやくMLB初登板を果たすも、9月11日に今度は広背筋を痛めてシーズンエンドとなりました。

キャリアワーストのBarrel%を記録するなど数少ない登板も打ち込まれてしまい、7登板のうち5.0回を投げたのは2度だけとほぼ良いところ無し。

フォーシームの球速が前年から1.6mphも落ちており体調が万全じゃなかった事は明らか。オフにしっかり調整して出直しですね。


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頑張りましょう

元々19年にデビュー見込みも故障でほぼ全休して評価を落としていた右腕。仕切り直してデビューした昨季はまずまずの結果を残し、今季は飛躍が期待されていました。

4-5月の10先発で4勝4敗(QS×4)とまずまずのスタートを切ったものの、その後の17先発で1勝9敗(QS×3)と悲惨な結果に。

とはいえ初のフルシーズンで120.0回超を消化しましたし、K/BB 3.39と見どころもありました。多すぎる被HRを減らせればミドルスターターにはなれるでしょう。


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ガッカリです

3月に入ってから1yrs/$1.5Mで加入した、スピン量がMLB屈指というカーブが武器のベテラン右腕。先発も中継ぎもこなせて良い転売要員になりそうでしたが…

左ふくらはぎの張りで2度のIL入り、しかも2回目の離脱中に(球場の階段で滑り)右足を骨折するなどほぼ投げられず。

GB/FB 2.06と持ち味のゴロを打たせる投球は出来ていましたし、FIPは悪く無かったので「故障さえ無ければ」と思ってしまいますね。


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まずまずです

昨オフにJosh Bellとのトレードで加入した若手右腕。数字はBrubakerと似ていますが当初の期待値が違うのでこの評価に。

良い意味でも悪い意味でも想像より粗い投手でした。無難なバックエンドスターターかと思いきや、投げるボールはかなり良いです。

シーズン最終登板ではCINを相手に6.0回を投げて無失点、1H/2BB/9Kと素晴らしい投球でした。来季はローテの一角として計算出来る存在になって貰いたいですね。


次回は先発投手の後編です。今のところ「先発×2回・中継ぎ×2回・野手×2-3回」で考えています。

おそらく来週には投稿出来るでしょう。オフシーズンのお供にして戴ければ幸いです。

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