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【PIT】2021年通信簿【RP-1】

約1週間ぶりの更新となります、今日もPittsburgh Pirates(PIT)について書いていきますよ。

最近やっていた「21-22年オフ展望」は一度お休みして、その前からやっていた「2021年通信簿」の続きをやります。

今回は中継ぎ投手編の前編です、(先発編で紹介した投手を除き)20登板以上した投手が対象となります。

並びはアルファベット順で、今回は12人のうち6人ですね。載せている成績はPIT在籍時のみです。


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まずまずです

8月にウェーバークレームでNYMから移籍すると徐々に信頼を勝ち取り、終盤は接戦でも起用され4HLDを記録しました。ただし、FIPが示す通り内容はいまひとつ。

移籍前の投球と比較するとチェンジアップの割合を大きく減らし、代わりにカーブを投げ始めていますね。

チームは既に同じ左腕のChasen ShreveをDFAしており、元トッププロスペクトの開花が期待されます。


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大変よく出来ました

昨オフにJoe Musgroveの1対5トレードで獲得したPittsburgh出身の地元っ子が、移籍初年度から主にセットアッパーとして大車輪の活躍。

平均96.7mphのファストボールとカーブ&スプリットを武器に打者を捻じ伏せ、特に球宴後は22登板でERA 1.05と支配的な投球を続けました。

今季のrWARは中継ぎ投手(5先発未満)でリーグ7位と最高級のパフォーマンスだったものの、先日発表されたROY投票では僅か1票のみ。


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ガッカリです

18年1月にAndrew McCutchenとのトレードでBryan Reynoldsと共に移籍すると、いきなりセットアッパーとして活躍したものの…

その後は3シーズン連続でBB/9が6.30超と制球難に陥り、今年の7月に遂にリリース。クラブハウスで揉め事を起こした事もありましたね。

ファストボールの平均球速は一時期より2.5mph以上落ちていますが、投球の60%を占めるスライダーは約3300回転といまだ一級品。


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よく出来ました

20年オフには一度DFAされた投手が棚ボタで開幕ロスター入りすると、持ち前のゴロを打たせる投球で7月末までに44登板とフル回転。

TDLではまさかのトレード成立でNYYへ移籍。投球内容よりもHoy ParkDiego Castilloという対価を引き出してれた事が「よく出来ました」です。

移籍後はゴロを量産していたシンカーを低めだけでなく高めにも投げ込む様になりブレーク。お互いにとって良いトレードになりそう。


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まずまずです

19年オフにウェーバークレームでCOLから加入すると60試合制の昨季に22登板、そして今季は54登板と奮闘してくれた左腕。

スライダーが投球の過半数を占めるスタイルでK/9は2年連続11.50超も、今季はBB/9やBarrel%が激増してWARはrもfもマイナスに。

好調時に勝ちパターンで投げられる事はこの2年で分かったので、来季はトレード要員に挙げられる活躍を。


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まずまずです

4月に金銭トレードでLAAから移籍すると、マイナーオプションを4度も行使されつつ32登板しました。

フォーシーム&カーブのツーピッチスタイルで33.1回を投げ36奪三振は見事も、22与四球と9被HRは多すぎ。

ERA/FIPどちらも良くない上に、Barrel% 14.1と強い打球をポンポン打たれていたので先日DFAされたのもやむ無しでしょう。

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