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【PIT】2021年通信簿【C/IF】

Pittsburgh Pirates(PIT)の今季を振り返る「2021年通信簿」、今回からようやく野手編です。

対象は100打席以上立った打者18人…のつもりだったんですが、93打席の選手もオマケして19人です。

C/IF→IF→OFの計3回を予定しています、まずは捕手2人+内野手4人の合計6人を紹介しましょう。

ちなみに、各選手のポジションは今季最も就いたイニング数が多いところで、UZRもそのポジションのものです。 ※捕手はUZRがないのでDRS


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頑張りましょう

TBから移籍した今季は故障もなくシーズン通してMLBでプレーしました。ご覧の通り成績は良くなく、オフにはDFAされマイナー契約に切り替えられています。

いかにも打ちそうな打撃フォームで、ヒットの過半数が長打と見所はありましたが…流石にこの打率では。来季はせめて.180打って欲しいところ。

それでも控え捕手としてチームの「172試合連続パスボール無し」というMLB記録に貢献するなど破綻せず守ってくれたのはありがたかったです。


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大変よく出来ました

全ポジション最多タイのDRSを稼ぎ、初のゴールドグラブ&フィールディングバイブルをW受賞。MLB屈指の守備型捕手として認知された1年でした。

3年連続OPS.700超と最低限の打力もありますが、サヨナラ機に強かったりケースバッティングも出来たりと数字以上に印象は良いです。

遅咲きの生え抜き捕手という事でトレードは寂しいですが、良い対価も貰いましたしMIAで活躍して貰いたいですね。


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まずまずです

今季2A級から飛び級で昇格すると、MLB史上初の「キャリア1-5本のヒットが全てHR」という派手なデビューを飾った22歳の新星。

しかし、その後の約70打席は長打を2本(0HR)しか打てず。8/23にマイナー落ちすると再昇格出来ず閉幕となりました。

主に2B/3Bを守りますが、3BはKe'Bryan Hayesがおり2BはトッププロスペクトのNick Gonzalesが控えています。早めのアピールは必須ですね。


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よく出来ました

招待選手として加入した小柄な俊足スイッチヒッター、期待値はそれほど高くなかったもののベンチプレーヤーとして良い働きをしてくれました。

守っては2B/3Bを中心にSS/CF/RFでもスタメン起用され、敗戦処理で2試合に登板するなど持ち味のユーティリティ性能を存分に発揮。

打撃ではなぜか代打に滅法強く、56回起用されてAVG .286/HR 3/OPS .905を記録しました。残念ながらオフにDFAされ現在はFAに。


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ガッカリです

昨季はマイナー契約で加入するも開幕ロスター入り、11試合でAVG .359/HR 1/OPS .932と素晴らしい活躍もプレー中の大怪我で早々とシャットダウン。

今季は出場16試合の時点でAVG .293/HR 4/OPS.913と長打力が増え本格開花かと思われましたが…終わってみればご覧の様な成績に。

内外野両コーナーを無難に守れるので、19年のJose Osuna(現ヤクルト)の様になってくれれば良かったんですが。残念。


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大変よく出来ました

AVG.230 /OBP .297/SLG .364とスランプだった昨季から見事復活、ファン投票で初の球宴出場を果たしスタメン出場しました。

SD移籍後は全体的に数字を落としたものの、PITでは386打席/46三振と持ち味はそのままに打率を.100近く上げています。

ただ、2年連続でGGファイナリストに選出された2B守備はUZRだと低調。転売されたSEAで攻守共にキャリアベストの成績を残し、FA市場に出て欲しいですね。


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