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西野カナの歌に出てくる彼氏みたいな場所〜和光元住民インタビューVol.3とわ〜

平成最後のクリスマスが近づいてくる。

クリスマス商戦のために街にはモノが溢れ、忘年会シーズンで居酒屋は賑わう様子も、毎年見ている光景なのに、すこしだけ物珍しく思ってしまう。

年末の振り返り番組なんかを見ていると、あんなに騒いでいたニュースもいつの間にかに忘れてしまっていることに気づく。

そして、その時に考えていたことをふと思い出し、それを消化して来年の糧にする季節が今なのかもしれない。

今回インタビューする彼女は和光元住民の中では唯一のインフルエンサー・とわ。

中学生最後の春休みにプロジェクトを立ち上げ、80万円オーバーの支援を集めクラウドファンディングを成功させる。

「無名」で「か弱い」、「普通」の女子中学生が起こした奇跡は、経済的な理由で夢を叶えられずにいる多くの中高生の希望となった。

そんなティーンインフルエンサーである彼女は大手クラウドファンディング運営会社で働いている。

彼女が和光にいたのはクラウドファンディングの成功と入社するまでの6ヶ月のうちの1ヶ月。

「和光は人生の頂点と、どん底の両方のときにあった場所だった。」

4ヶ月ぶりに再会した彼女は、あの頃よりも大人になっていた。

和光住民としてはそんなに長く滞在していない気がするけど、

和光代表する住民のうちの1人は彼女だと思う。

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