死んだのって気づくんですかね?

お疲れ様です。

Twitterやnoteなど色々なコンテンツから少し離れていました。たまに見てましたけどこれらは趣味なので、余裕がないのに無理しても義務や作業になるだけなので離れていました。たまたま重なったクソ現場祭りで少しばかり燃え尽きたのもあるんだけれど(自業自得)
ちなみに今回のnoteは僕の日常の話で、なんというか単なる日記みたいなもののような。
とにかく有益なことは一切ありませんので悪しからず。。。

まだ夏の暑さが残るとき、祖母の訃報が届きました。良くないことは続くと言いますがいきなりドカンと来ました。神様がいるならもっと小出しにしてほしいんだけど。
嫌なことがあったら楽しいことをして切り替えていくタイプなのですが今回ばかりは振り返り、少し落ち込んで、きちんと整理したいなと思ったんです。書くと整理できるかなって。
こういった話って身の回りの人には心配されたくないから知られたくないけど、誰かには聞いてほしい矛盾が自分の中にあって、ある意味僕のことを知らないけど、またある意味で僕を知っている人が多いこういう場所だからこそ書けるのかもしれません。
わかるかな?わっかんねぇだろうなぁ(古い)

 僕の祖母が住む家は遠く離れた他県の更に更に山奥にあり、幼いころは大自然を相手に目一杯遊んだ記憶が鮮明に残っています。
とても優しい祖母で昔から大好きでした。年寄りはみんな僕が生まれる前に亡くなってしまったのでただ1人の祖母だったんです。
叶うならもう一度会って今までの感謝を伝えたい。とんぼ返りだったけど親父と葬儀に出ました。コロナ禍じゃなければ今夏会うはずだったんで悔いしか残りません。

葬儀が終わり、自宅に帰って来て最初にやったことは嫁さんや息子に話しをしました。大好きなばあちゃんに大したことをしてあげられなくてそれを悔いていること、みんなにはそんな風になって欲しくないこと、だから親や祖父母とは以前より意識してコミュニケーションを増やさないか?と話しました。

そんな矢先、義父が病にかかりました。正確に言うとすでに病にはかかっていて、きちんと知らされた時はかなり悪化していました。最悪なケースも想定しなきゃいけない段階になったので正確に伝えられました。
義理の父と言えばなんか遠い感じがしますが懇意にしてもらってたんです。でも適度な距離をとってくださる方で人柄がすごく好きでした。自分より家族が大事で、その器の大きさを尊敬していました。

先日、その義父が亡くなりました。普通ならまだあと20年以上は生きているはずで、コロナ禍じゃなければ入院中にも面会できたのに義父は多くの時間を孤独に闘っていました。その心中を思えば言葉に表せない感情がわいてきます。
神様なんて信じていませんが昼休みも仕事帰りも休みの日もたくさんお参りしてお守り何個も買いました。自分にはこれくらいしかできないから。
これがマンガなら主人公が医者目指すんですかね?あいにく僕は普通の大工なのでモブ確定です。

どうしたらよかったのか、何かできたのだろうか、おじいちゃん大好きな息子らに何て伝えたらいいのだろうか、毎日泣いている嫁さんに何て声をかけたらいいのだろうか。目の前の人にいくつかの言葉をかけてあげるだけなのに、正解がぼやけて見えない問題と対峙する日々は、図面があって仕様書がある建築がいかに簡単なのかとさえ思いました。さんきゅー建築士。

義父の死後、僕にもいろいろやる事がありました。生前頼まれたこともあったので義理の息子って?ってくらいタスクが振り分けられました。いやまぁいいんですけど。
毎日毎日やることは山積みで、葬儀でお経詠んでた坊さんが噛みすぎだろとか、初めて見たあの親戚のおじさんスーツしわくちゃだったとか、かなり時間が経ってから話題になるくらいにその時々を忙しく過ごしてはまた次にかかります。まだまだ忙しいんすわ。

結局のところ前を向くしかなくて、いつ顔を上げられるかの差があるだけで。
日常に追われている僕には父として、夫として、一応親方としてもやることがありそれがひどく面倒だけど、何もなければ俯いているだけだったとも思います。一所懸命、一生懸命しかできないんですよね。

「パパ、死んだの気づいたかな?」
嫁さんがたびたび僕に聞きます。死ぬのって自覚あるんですかね?
まだやりたい事だらけだったのに悔しいだろうな、迷惑かけてすまんって自分を責めてるだろうな。そう思うと気づかなくていいのかな?でも息子や嫁さんのこと見守っててほしいな…。たまに枕元に出てきてもいいな。そんな事を考えてはまたタスクに忙殺されています。

あなたが育てた娘はとても情が深く優しくて良い奴ですよ。ごはんは美味しいし出会ったころより年々と美人になってます。娘をもらう時に約束した通り、愛想尽かされるまでは僕が面倒見ようと思います。ところで最後に酒を飲んだ相手が僕で良かったんですか?お互いに涙を堪えながら会話したので全然内容を覚えていません。死ぬの早すぎます。昔のことでいつだったかは忘れましたが
「あーこれウチの息子の○○」って紹介されたとき、実はいい歳して嬉しかったです。
本当クソお世話になりました。



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