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銀鏡

ドキュメンタリー映画の上映会に、高千穂神社神楽殿まで行ってきた。
ご縁のある方からのお誘いがあったのと、直に拝観したことがなく、以前から見てみたい神楽ではあった。

しかも内容がドキュメンタリータッチで描かれていて、神楽に関わる人達の心が表れている良い作品に仕上がっていると感じた。

高千穂神楽の本場で、なぜ銀鏡の神楽なのか?
そこはおいといて!

神楽は宮中神楽と里神楽とに分類できるそうで、そこからすると里神楽の原点を見ることができる作品であったと思えた。


銀鏡神楽は星神楽とも言われ、星信仰が古より里人の信仰対象であり、その地域ならではの成り立ちが非常に興味深いものがあった。

ただ今後の保存継承については、全国的な少子高齢化の流れにはあらがうこともできるはずもなく、その地域でもがいてみても、神楽と言わず地域が自然淘汰されることが目前に迫っていることは容易に推測できる。

いまなにをすれば、どう舵を切るのか今後の神楽を含め、郷土芸能の在り方を考えてはいるが、解決策は出ないのが現状ではなかろうか。

#里神楽

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