試飲会での違和感…。

9月に帰国してからワインの試飲会なるものに何回か行ったんですが、ふと思う事が…。あ、ちなみに多くの方にとってはどうでも良い事で、しかも正解のない事なんで、完全に僕の小言です、これ。しかも長そうです。
ワインの試飲会というのが、酒販店や飲食店向けに色々とあるんです。僕らからすると色々な種類が飲めるし(しかもタダで‼︎)、普段お店で扱っていないワインの試飲も出来るんで、良い勉強の場です。(あ、一応仕事の一環ですし、口に含んで吐き出しますよ。)じゃないとただの飲兵衛ですから。
そこで何を思うかと言うと、その雰囲気。お国柄とでも言うのでしょうか。
ハワイの場合は、ホテルのホールとかを貸し切って、ここぞとばかりに何十というワイナリーが参加して、200種類近く並びます。とてもじゃないですが全部なんて飲めません。気になるものを見繕って、どんどん試飲するんです。ワインの卸業者が主催ですが、基本飲食店で働いてれば誰でも参加出来ます。僕も店のスタッフと行って、あれが良い、これが良いとかやってました。しかもときに一本数万円するようなワインもあるんです。これは最高の勉強です。だって自分で買えないんだから。で、会場がホテルなんで、ビュッフェがついてるんですよ。ハンバーガーとかチーズ、フルーツ、ローストビーフ…。それをつまみながら試飲して、色んなレストランの人、業者の人と仲良くなって。とにかく楽しいイベントなんです。
東京の場合は、皆すごい真面目。ワインと向き合い、真剣な表情で試飲するんです。メモ取りながら、雑談する事なく、着実に淡々と。しかも食べ物はない。あってパン…。皆、黙々と試飲、書き書き、ボトルをジッと見て、次へ。こちらはどちらかと言うと図書館のような感じです。そして流作業のよう。俗にいう日本人の勤勉さを垣間見るんです。
で、僕は思うんです。ワインって眉間にシワ寄せて飲むもの?って。
僕はハワイの方がリアルに近いかなって。ワイン片手に飲んで食べて話す笑う。その中で自然にこれうまい、これイマイチってなると思うんです。
皆さんが日常でワインとかお酒飲むときってそうですよね?資料片手に黙々と飲みますか?仕事でワインのコメントを発表するソムリエの方々は別ですよ。でも飲食店に置くワインを選ぶなら、話が弾むワインの方がお客様もきっと美味しいと思うと思うんですよね。
ま、ここまでだらだらと書きましたが、要は僕は自分がうまいと思うワイン、会話の潤滑油になるワインが好きだってことです。試飲会もそのスタンスで臨みたいなっと。

お後がよろしいようで。オチもない小言にお付き合い頂きありがとうございます。

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