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読書感想文 身口意の法則

元旦から読書〜
身口意の法則 種市勝覺さん

いつも周りの人にほんとに優しくしてもらえて、守護霊的な人にもいろいろ守られています。

現世の生きている人にも、見えない世界の人にも助けてもらっていることを実感することばかりで、感謝いっぱいの日々なんですが・・・
新年だし、あいかわらず自分を内観している訳です。

胸や喉を患っているのはそれが故ではないかとも思うわけです。
言いたいことを言えない時、言いすぎている時、思っていることをうまくコントロールできない時、喉や胸が病気になったりするのではないかと思うこともあるのです。

数年前から自分の中でいろんなことが気持ち悪くて、ここ1年くらい〜

それは言っていることと、やっていることと、考えていることが違うからじゃないか・・・と思っていたら、どんぴしゃのこの本にめぐり合い、禅の秘密の教えに身口意の法則というのがあることを知りました。

日常の小さいことも含めるとけっこうこの法則を犯している私です。

例えば、痩せたいと言いながら、明日は何を食べるか考え、満腹になるまで食べる・・・これはよくよくあるんだけど😆😆😆

人の悪口を聞いてしまい、そんなことないのに・・・と自分はそう思わないのに、面倒だから反論せずに黙って聞いてしまうとか・・・

行きたくない宴会を断れずに、行きたくない行きたくないと言いながら行ってしまうとか・・・

間違っていることを間違っていると言いたいのに言えなくて、違うところで文句を言ってしまったりとか・・・

こんなことしていたら運が無くなってしまうんじゃないか・・・と恐怖が生まれてきたわけです。
だめだ!このままでは・・・と焦っているのです。昨今・・・

言葉は言霊を持っているので、自分の言ったことは本当になってしまうことがあります。
実際これまでも何回か言ったことが本当になったことを体験しています・・・ということは、行きたくないと言っておきながらその場に行っている矛盾・・・ほんまは行きたいんか、それとも行きたくないのか、なんで行きたくないのか、断ってもいいんじゃないか、もう少し自分に聞いてあげて、できたらやめる。

昨年の私の口癖ナンバー1は「しゃーない」
したいのにできないことを言い訳している訳です。

なになにだからそれは無理やねん・・・
これこれやからしかたないねん・・・

そんなんやったら、私太ってもいいねん・・・と言ってバカスカ食べて、「あ~美味しかった・・・」とスーツのボタンを腹肉で飛ばしている方が良くないか・・・

私、宴会大魔王やねん・・・全力で120分飲み放題に挑んで、声が枯れるまで盛り上げまくってくるわ・・・とへべれけで倒れた方が良くないか・・・

私はあんたの意見にはうんとは言われへん・・・そんなん言うあんたの方がごっつい気持ち悪いわ・・・今度言うたら目の前で鼻から牛乳吐くからな・・・と脅してみる方が良くないか・・・

これを今年は少しでも「しゃーある」(できる・やる)に変えないといけないわけです。大プロジェクトです。大変難しい・・・

そのためにはまずは自分がどう思っていて、何を考えているかをわからないといけない。
でも、考え方の癖や、日頃自分をだましているいるから、本当のことがわからなくなっていることもある。

本に書いてあることをすべてネタバレするわけにはいかないけど、密教には2度生まれるという考え方があるらしい・・・
1度目は母から・・・2度目は自分から・・・

家族と自分というのは切り離せなくて、大人になってからも親の悪の呪文にがんじがらめになっていたりする。

そんなことして人はどう思うか・・・
失敗したらどうするのか・・・
うちの母も年中こんなことを言っている。

私も昔はこの親の悪の呪文にがんじがらめだった。

若いころからお酒が大好きだった私は、今度みなしごに生まれ変わったら絶対新地とかでホステスしてみたい・・・と思っていた(笑)
美人で頭が良くないとホステスさんになれないけど、人と話すのが大好きだし、毎日綺麗にして華やかなのが好きな私には憧れのしてみたいことだった。

もうひとつは渡辺えりこさんの劇団三十〇とかに入りたかった。
大阪芸大の舞台芸術学科に行って演出家にもなりたかった。

けれど、就職していた上場企業を辞めて、ずっとやりたかったラジオのパーソナリティの仕事はできた。
もちろん親は反対したけど、私の人生1度しかないからと勝手に辞表をだした。サラリーマンほんとに向いてなかった・・・(笑)
仕事がちゃんともらえるまでに何年も何年もドサ回り的な日々を送った。酔っ払いいっぱいのアウェイなパーティや、1日100人越えのカラオケ大会の司会や、極寒の中での条件の悪いイベントなども。
でも、時々神様がご褒美をくださり、そこそこお仕事がもらえるようになった。

母親が私に望んでいたようにはまったく生きられなかった。
母親はノリコは自由奔放に生きていると言うけど、私は今もおとなしくしているよ・・・
実は心配性な父。
両親を悲しませたくないからね~

ふたりが天に召されたら、外国に住んで、着物着ておばばホステスでもやろうかな~(笑)

そして、恐怖から選ぶのではなく、喜びから、人生のすべてを選択できるようになんとかならないかな~

今年、夏に50歳になる。
半世紀頑張って生きてきたんだと思うと感動する。
運がいいと思う。
生きたくても生きられなかった人もいるし、毎日毎日事故や事件が起こっているのに、私は肋骨にヒビが入っているくらいで(笑)生きている。
50年も生きられてすごいな~と思う・・・
ありがとう(誰に言うてんねん・・・)

と言う訳で、どうするかと言えば、ひとぞれぞれいろんなやり方で身口意を整えていく方法があるんだけど、前から時々やってはいるけど時々ではなく、自分がどう思っているのか、感じているのか、口で言っていることを書く作業をしようと思います。

そして相変わらず、嫌なことをなるべく辞める努力・・・
できうる限り楽しいことしかしないという努力・・・

というわけで、昨年私はもうお母さんを真剣にするのを辞めました。
やっぱり、仕事をして、母をして、ノリコの活動をするのはオーバーワークだと気付きました。

もう少しよく読み込んで、この法則を少し身に付け、気持ち悪さから脱却したいと思います。

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